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F&N

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F&Nは長岡研究室で発刊しているマガジンです。 Foot&Networkの略であり、半年間の活動で出会った人や活動について紹介していきます。これまでは冊子の印刷をしていましたが、… もっと読む
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#melc2021

周囲へのアンテナ[Footwork&Network vol.20 no.1]

@でんでんさんとの出会い 初めて出会った人の紹介、その出会いから気づいたことを届けるF&N。今回は、「心地よさの共存するサステナブルとは?」ということをテーマにしたワークショップで出会った方を紹介したいと思う。その方は、ワークショップの共創パートナーであるNoMaDosという会社で心地よい都市を共創するプラットフォームslowzを創業された田中さん(愛称:でんでんさん)だ。 @紹介したいポイント 私は参加したワークショップの中で取り組んだことから得た気づき以上に、でんでんさ

本をきっかけに。[F&N vol.20 no.6]

1月26日の19時ごろ、西国分寺駅に着いた。いつも出掛けるときは日中が多いから、外が薄暗い中、喫茶店に行くのは不思議な感覚だ。外観はこんな感じ。(もっと引きで撮ればよかった 店内は薄暗く、本が沢山置いてあった。本棚は、お客様が持ち寄った本で構成されており、お客様といっしょにつくりあげていく喫茶店というコンセプトだそう。 今回は胡桃堂喫茶店で"夜のもちよりブックス" というイベントに参加した。その日のテーマに合わせておすすめしたい1冊を紹介するものだ。(今回は雪☃️)大切だ

伝播する"想い" 【Footwork & Network vol.20 No.7】

去年の暮れあたりからアナログゲームを作成するプロジェクトに参加することになった。今日はそのプロジェクトのはじまりについてお話ししたい。 鶴の一声 「アナログゲームを作りたい。力を貸してほしい。」 突然の連絡。ひろぴーとは中高を同じ学校で過ごして以来あまり連絡を取っておらず、抱いた感想は「いきなりなんだ」だった。アナログゲームは好きだ。連絡をくれた彼を含め、中高から今に至るまで多くの友人と一緒にプレイしている。しかし、やることと作ることでは話は大きく変わってくる。なぜそうし

居場所づくりから始まるコラボレーション [F&N vol.19 no.2]

F&Nは越境活動で新たに出会った1人にフォーカスして文章作成をする。 私の越境活動は今年の6月から4ヶ月間続いた私にとって大きな挑戦である。 それは1800人超える観客が来場予定且つチケットが有料の舞台に挑戦することだ。 今いる環境の一段上を目指し、自分の好きな演劇などのエンターテイメントを自己満ではなく人のためになるものへと変化させたかった。 そのためにプロの大人と協働して作る舞台に勇気を出してオーディションを受けたのだ。そしてなんとかキャストを掴み取った。 しかし、練習時

「仲間」がいるということ【Footwork & Network vol.19 No.7】

オレ、大学生になって初めて「仲間」ができました。 「仲間」とは...? 大学受験期の担任が「クラスメイトはなかまです。なんでも相談しあって互いに高め合いましょう」と言っていた。そんなことできるわけがない。クラスメイトはあくまで他人で、競争相手なのだから。  じゃあ、「仲間」ってなんだ?  大学に入って、交友関係がリセットされた。大学は「仲間」を探す場所だと高校の恩師が言っていた。そのために躍起になって出会いの数を増やそうといろいろな努力をした。そのおかげか多くのナカマが

人と出会い、その出会いを大切に[Footwork & Network vol.19 no.3]

 Footwork & Network(以下F&N) とは実際に越境活動を行い、そこで感じたことや出会った人について紹介する活動のことを言います。今回の記事では11月4日までに行った越境活動について書くことになっていましたが、僕はオンラインでD&Iについて対話するイベントに参加したのみで、あまり大きな出会いをすることが出来ませんでした。そんな中でも一人、素敵な人に出会えることができたので紹介していきます。ここからは名前を仮にSさんとして話していきます。 1.出会い 出会いと

自分の生きている世界はまだ狭い[Footwork & Network vol.18 no.5]

今回のF&Nはゼミ生の一人について紹介していきます。今回僕が紹介するのは、同じ3年生のいとれいです。彼女にインタビューした内容やそこから得た気づきについて書いていきます。 ・人との違いを楽しむ長岡ゼミではいろんな場所に越境し実際に自らの目で社会に貢献している方に触れることが3年の間の一つの目標になっている。いとれいが現在興味がある分野は「街づくり」であり、既に今月からお手伝いに行くことが決まっています。 同じゼミ生としてなぜ街づくりを選んだのか気になり聞いてみたところ、様

直感に素直に [Footwork & Network vol.18 no.3]

「新しく出会った人」から得た気づきや驚きをテーマにした記事である、Footwork & Network。今回は、私と同期のゼミ生 Iさんを取り上げる。Iさんが長岡ゼミに所属した理由や、所属して感じていることなどをインタビューした際に私が再確認した「直感」のパワーについて伝えていきたいと思う。 雰囲気楽しそう、、!Iさんは新学期の4月から約1ヶ月ほど遅れて、長岡ゼミに所属した。きっかけは、長岡先生が担当している授業での一幕。先生とゼミ生が楽しそうに話している雰囲気、先生やゼミ

行動の先に学びあり【Footwork & Network vol.17 no.5】

2021年、自分にとって大きなターニングポイントとなるであろう出来事があった。長岡ゼミに参加したことだ。まだゼミに入って1カ月ほどしか経っていないが、既にそう感じるほどの学びや出会いを得ている。今回はそんな中でも特に自分にとって印象的な出会いであった”はるか”の活動について簡単にではあるが説明し、それを聞いた自分自身の気づきや変化について書こうと思う。 ・彼女の活動に興味を持ったきっかけゼミ後の帰り道。越境活動が具体的にイメージできずにいた僕は、はるかに今どんな活動を行って

それぞれの仕事観 [Footwork & Network vol.17 no.3]

あなたは「社会人」と聞いてどんなイメージをするだろうか。 すでに社会人である人、これから社会人になる人では違った捉え方をするかもしれない。また同じ社会人でも今現在歩んでいるキャリアは人によって全く異なるだろう。 気になる人今回のF&Nの記事は、新たに出会った人の1人にフォーカスして書くことになっている。私は、記事を作成するにあたりすぐに取り上げたい人物が心のうちで決まった。ここでは、Kさんとして紹介していく。 私が所属するゼミでは、創造的なコラボレーションのデザインという

Footwork & Network vol.16 no.1 常に漂う

焦りと不安去年の2月末くらい。世間ではコロナウイルスの脅威が徐々に広がっていき、安倍前首相が全国の学校に臨時休校の要請を出して緊急事態宣言が出るとか出ないとか言われていた頃。騒々しい世間とは対照的に、僕は実家で「無」の日々を送っていた。 あまり記憶がないというのが正直なところだが、未来に対する得体のしれない焦りと不安から、とにかく色んな事を頑張ろうとしすぎてしまったために自分自身をコントロールをできなくなり、何かをしようとしても身体が動かなくなった。医者からしばらく休むように