《日記》競争社会とプルスウルトラ
どうにも刺激が欲しくって。
ヒロアカにハマりすぎて3週間で5期一気見したけどそれでも足りなくて
(いつかこの話もしたい)
気晴らしに川沿いを10kmくらい一気に歩いたけどダメで
ゴルフコンペに応募した。会社の。ゴルフやったことないのに。
日曜日、上司のアキさんが打ちっぱの練習場で初心者たちに素振りを教えてくれた。
脇締めて、左腕の軸はぶらさず、体幹を捻る感じ…!!
日曜日のレクチャーでは全っ然ダメで、10回のうち9回空振り。
クラブがボールに当たらないの!!なんで!?
うんうん唸りながら頑張る私に、アキさんも一生懸命教えようとしてくれるんだけど、最終アキさんも困らせてしまう感じに。汗
我ながら、まじ不器用。。
ふと前のコーナーを見るとだな
レクチャーに一緒に参加していたトシ(同期)も素振りの練習をしてて
何となくコツ掴んでて、アキさんに褒められてた
「トシお前初心者チームの中で一番センスあるわ!」
ふふーん、と、私の負けず嫌い心に火がついてしまった。
けどやっぱり、その日は地面の芝生をクラブで殴ってばかりでレクチャーが終わった。
月曜日、コツを掴んで嬉しくなっちゃったトシは経験者のほた(同期)を連れてまた練習に行くとのことで、同行させてもらった。
男二人は楽しそうにペチャくりながらやってて、ベチャくりながらもほたはトシに色々アドバイスしており。トシはまた、まあまあ上手くなってて。
なんかよう分からんけどすっごい遠くまで飛んでた。
私はその傍で、女ひとり淡々と練習をしていた。
昨日は地面を殴っていた私が、今日は40ヤードまで飛ばすことができた!
喜びを一人で噛み締めていた。隣に同期おるのにw
なんか、
結局こうなんだよなぁ。仕事でも。ゴルフでも。
私は歩みが遅い。鈍間なカメさんなのだ。
一方としは、うさぎさんなんだ。
この二人がレースをして、最終私が勝つかは知らんけど
トシは吸収スピードがすごく速くて、
頭も良くて、同期の中で一番に昇進した。
話し方がたまにイラっとするときあるけど、それでも仕事できるやつなのは事実で。
今のとこ彼は、私なんかよりずっとずっと前を歩くうさぎさん。
速くて目立つうさぎさんは、会社の上司から高い評価を受け
その上いじりがいがあるらしく可愛がられていて。
タバコミュニケーションもできるし、飲みもできるし、人の影響を受けやすいから上司の趣味なんでもはまって共通の会話できるし。。
うさぎさんは、はるか遠く。点レベルでかろうじて見えている。
私はとにかく、前に進むのが遅いカメさんだ。
些細なことで挫折するし、要領掴むのも時間かかっちゃうし
それでも何とか食らいつくんだけど
仕事終わりにぶっ倒れそうになる程頑張って、やっと人並み。
私がぶっ倒れている間に
トシはジムへ行き、資格の勉強をし、マッチングアプリで女と会っている(多分)
人間、平等でも公平でもないなぁって思う。
私だって、頑張ればそれなりになるのは知ってる。
歌うまいのは努力の賜物やし。
ただ、競争社会を生き抜くには少し不便な頭と体だなと思う。
アキさんが言ってた「仕事の大抵は知らんがな、をいかに自分ごととして受け止めるかだ。ってTwitterに書いてあったw まじそれだわw」
そんな時に同じ年代に生まれたのに何倍も秀でている人を見ると
生まれながらの出来の違いに唖然とするというか
絶対に乗り越えられない壁を見てしまった感じがするというか
どう頑張っても、自分があっち側に行ける気がしない。
ヒロアカ観て、すんばらしい作品だなと思うんだけど、私はデクくんになれない。努力するのも、また才能なんだと思う。
頑張れてるのかなぁ。自分が思ってる以上には。どうなんだろう。
自分のことやと良く分からん。
今日、音楽好きの紳士 マツ様(同僚)がCDを貸して下さった。
「そふぃちゃん歌好きだし、こういうの好きかなぁって」
音楽は良いや。争いがない。そこにあるのは愛で世界と接するその気持ちだけ。
素敵な旋律。癒される。今日はたくさん寝て明日も頑張ろう。
雨降らなかったら、打ちっぱなし行こ。一人でも。