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ブログ「英語教育の明日はどっちだ!」などSNSでもお馴染の松井孝志です。 東京外語大卒…

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ブログ「英語教育の明日はどっちだ!」などSNSでもお馴染の松井孝志です。 東京外語大卒業後、都立高校、都内私立高校教員、地方私立高校教員を経て、フリーの英語講師に。 専門はライティングの指導と評価。英文(欧文書体)の手書き文字 (handwriting) の指導。

マガジン

  • 辞書を使いこなすには?(2024年版;暫定版です)

    これまでに公開していた「辞書を使いこなすには?」関連の記事をまとめています。 「辞書活用法ガイダンス」(アプリ辞書活用法) 「辞書活用法」(前半) 「辞書活用法」(後半) 『コウビルド』のトリセツも「物書堂」アプリ改訂第10版のリリースに合わせて、旧版の「その1〜その3」までは全て改訂更新済みです。お買い求めの方は更新後のファイルを再ダウンロードできます。

  • 「準」散歩 〜 所謂「準動詞」の地図(その1〜その3)

    これまでに公開した,所謂「準動詞」の地図 その1:不定詞 その2:動名詞 その3:分詞 をまとめました。 単体の記事を買うよりお買い得ですので、お持ちでない方はこの機会に是非。

  • 所謂「分詞」の生息域を体感する

    単体記事をまとめたお買い得なマガジンです。 特に「分詞」の使い方を精選用例と解説で学べます。 ・「進行形」の基礎基本の確認と動詞の意味特性 ・名詞を修飾する -ing形と-ed/en形 ・補語として働く -ing形と-ed/en形 ・所謂「分詞構文」 市販の学習参考書では手薄なところにも十分な用例と解説を施していますので,この機会に是非。

  • 目的語の多様な生息域の実感を目論むマガジン

    単体記事で「目的語」を扱っていたものをひとつにまとめました。 一気に眺めて、また行きつ戻りつ、掘ったり埋めたり、落ちたり落とされたりしながら「生息域」を実感してください。

  • 英作文・writing・発想・実力診断テスト・初級編

    高校生の授業傍用でかれこれ20年近く使ってきた「診断テスト」を改訂/リニューアル公開しています。 全部で100題(番外編含めて108題)あり、そのうちの初級編に当たる ##1-6までの60題に番外編の「語義8題」をまとめたマガジンです。 授業では、和文英訳形式で10問ずつ解いてもらって、シェアリングの後、解答例を配布し、解説を加えていました。 この公開版でも、一応、問題用pdfと解答解説のpdfは分けてファイルにしています。

最近の記事

名詞句の限定表現の得手・不得手 (後半・復刻版)

既に公開中の名詞句の限定表現のチャンク集の「前半」に続く「後半」になります。 2024年3月公開の「『分詞』の分相応加減を体感する」で、この「後半」の内容のうち、分詞に関わる前置修飾・後置修飾について、非常に詳しい解説をしていますので、併せてお読み下さい。(https://note.com/tmrowing/n/n21ae3da9f0a0) 学校採択用教材で『チャンクで積み上げ英作文』(三省堂)を「名詞句を中心としたチャンクで」での英語学習・指導の重要性を世に問うたわけです

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    • 所謂「準動詞」の地図・その3 (「分詞」の分相応加減を体感する)

      今回の記事(その3)では、準動詞などと呼ばれるもののうちの,所謂「分詞」のうち、さらに、名詞チャンクを構成する要素となる,形容詞の働きをするものを取り上げます。 動詞が形容詞化したもの=形容詞としての分詞(分詞形容詞) 学校内外のテストでは、とかく -ing形と -ed/en形の識別が問われるのですが、その前提となる、形容詞そのものの理解が曖昧だと、「過度の単純化」で、謎のマイルールを作り、適用することになりかねません。 既に、「名詞句の限定表現」の得手不得手の記事で取

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      • 比較の基礎基本から発展まで (2023年12月改訂版修正)

        2021年に、英語の比較表現の基礎基本(原級、比較級、最上級)と、否定と比較、慣用表現まで、英語の発想と表現形式を丁寧にすり合わせた記事をまとめて、マガジンを出していました。 今回、より根本的なところから見直し、用例を増量しただけでなく、構成・配列・解説も見直しました。 これまでに公開していた記事を全て改訂し、4つをまとめてひとつの長い記事としています。 2023年11月25日に改訂したものにあった誤記を12月31日に修正しました。。 分割して、その1〜その3、発展と旧版の

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        • 所謂「準動詞」の地図(その2): 動名詞を生き直す (2024年3月改訂版)

          ※記事後半を一部加筆修正した改訂版をアップしています。既に購入いただいた方も、お手数をおかけしますが、再ダウンロードをお願いします。 ※改訂で加筆修正したのは主として、以下写真で示した目次の朱書きの部分です。一部、オンラインコーパスの検索結果を新しいものと差し替えています。 「不定詞」編に続いて、「準動詞」などと呼ばれるものの第2弾で動名詞編です。 例によって「練習問題」は、ほぼ皆無です。 一部、問題の引用がありますが、いつものことで、その「問題の問題点」の指摘になっていま

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        名詞句の限定表現の得手・不得手 (後半・復刻版)

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        • 所謂「分詞」の生息域を体感する
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        • 英作文・writing・発想・実力診断テスト・初級編
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        • 英作文・writing・発想・実力診断テスト・中級編
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        記事

          2023年9月9日 英語コーパス学会 松井スライド (2023年10月21日修正版)

          2023年9月9日(土曜日) の英語コーパス学会のシンポジウム 「辞書編集におけるコーパス利用の現状と今後の展望」の登壇者であった、松井が話す予定だった資料をこちらで公開しておきます。(※一部スライドに不備があり、リンク先のファイルは修正版に差し替えてありますので、お手数ですが、ファイルをダウンロードされている方は、差し替えをお願いします。) 最重要項目は当日拾って話せたとは思うのですが、その背景も含めて、このくらいの準備をしていましたよ、ということは残しておきたいので、以

          2023年9月9日 英語コーパス学会 松井スライド (2023年10月21日修正版)

          所謂「準動詞」の地図(その1):不定詞を旅する

          これまでにまとめて扱うことのなかった所謂「準動詞」のうち「不定詞」にスポットライトを当て記事にまとめています。 期間限定公開で、ひとつのファイルでの公開です。 時機を見て、ファイルを分割して提供する予定ですので、この機会での購入がお買い得だと思います。 おおまかな構成は以下の通り。 精選用例は100を超え、ページ数は35ページになりました。 巷の教材では手薄なところには用例を増やし解説を加えています。 項目の7. での受け身の表現や、10.での所謂「独立不定詞」の扱い

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          所謂「準動詞」の地図(その1):不定詞を旅する

          名詞句の限定表現 得手不得手(前半)

          学校採択用教材で『チャンクで積み上げ英作文』(三省堂)を「名詞句を中心としたチャンクで」での英語学習・指導の重要性を世に問うたわけですが、いかんせん、市販教材ではないため、必要としている人の眼/手に届かないというジレンマがあります。 上述の教材作成のベースには1980年代後半から、高校生への指導でずっと使ってきた「四角化ドリル」があり、そのドリルを作るに当たっての「名詞句の限定表現」の捉え方があります。 これまでもセミナー等では示してきましたが、名詞句の限定表現の見取り図

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          名詞句の限定表現 得手不得手(前半)

          needの指導法を精査する必要性(2023年12月改訂版)

          これまでに公開している「助動詞」の記事の内容と一部被っていますが、「必要性」の文脈でのneedの指導/評価に関して、思うところがあったので、少し調べてまとめています。 既に、助動詞のneed/本動詞のneed to 原形を取り上げていましたが、今回、改訂版として、need + -ing形の用法とその関連表現に関する記事を追加しました。 辞書も含めて、日本で使われている教材の多くで、助動詞としての need 原形と本動詞としての need to 原形を併せて示して、使用域など

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          needの指導法を精査する必要性(2023年12月改訂版)

          指導者限定「英作文」から「ライティング」へ:教材研究の楽屋裏 サポートページ

          高等学校段階での所謂「英作文」の指導は「体系的な文法指導」という名目で行われたり、「入試過去問演習」をするだけで、実際に「英文ライティング」の観点でどのような知識やスキルが育ち、鍛えられているかがあまりよくわからない、という悩みを耳にすることが増えました。「英文ライティング」につながる教材研究の勘所、学校採択テキストの指導書、所謂「赤本」や予備校が提供する入試解答例の「英文」のバラつきをどのように処理して生徒に伝えるか、テキストに収録されている「入試問題」そのものの問題点など

          指導者限定「英作文」から「ライティング」へ:教材研究の楽屋裏 サポートページ

          目的語感覚を身に付けよう (2023年4月版)

          小学校の英語が教科化されたけれども、活動に慣れ親しむ中で英語を身に付けることが推奨され、中学校でも所謂「明示的」な文法指導は文科省的には薦められていない状況で、私が主として指導している「高校生レベル」の学習者の「文法知識」は相当に温度差があります。 高校段階の文法教材の多くが「文型」という名の「動詞型」の指導に重点を置いて、分析・分類を求めることが多いのですが、その反面、そもそもの動詞の分類で「自動詞」「他動詞」とは?「目的語」とは?というところでは、多くの学習者を置き去りに

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          目的語感覚を身に付けよう (2023年4月版)

          ESAT-J 不受験者の仮結果推定での対象者確定段階の問題点

          英語講師の松井孝志です。 東京都がベネッセコーポレーションと共同で実施しているスピーキングテスト、ESAT-Jで不受験者に仮結果を与えることによる「逆転現象」が問題となっていますが、その「逆転」が起きる前の段階、つまり、「対象者を確定する」時点で、全ての都立高校で、同一の原理原則で適切に行われ得るのか?という懸念があります。 この不受験者に仮結果を与える議論の当初から、デタラメな推定方法が提案されては修正され、今に至っています。 pdfの資料で、推定の対象者を確定する方法と

          ESAT-J 不受験者の仮結果推定での対象者確定段階の問題点

          2022 英作文・writing・発想実力診断テスト :語義8題

          高校生の授業傍用でかれこれ20年近く使ってきた「診断テスト」を改訂/リニューアル公開しています。 全部で100題で完結の診断テストに加え、煩悩の数と同じで「108題」になるように「語義」を中心とした「8題」をプラスして公開します。「番外編」といいつつも、101番から108番まで番号は振っています。 この「8題」は、20世紀末のオリジナルの「診断テスト」では扱われていなかったもので、日本語と英語の間のズレや隙間など、これまで私が英語の学習をしてきて、英語の授業をしてきて、学

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          2022 英作文・writing・発想実力診断テスト :語義8題

          2022 英作文・writing・発想実力診断テスト #10

          高校生の授業傍用でかれこれ20年近く使ってきた「診断テスト」を改訂/リニューアル公開しています。 全部で100題(または煩悩の数と同じで108題)になる予定です。 授業では、和文英訳形式で10問ずつ解いてもらって、シェアリングの後、解答例を配布し、解説を加えていました。 この公開版でも、一応、問題用pdfと解答解説のpdfは分けてファイルにしています。 第6弾は#10のみの10題(91番から100番)で、診断テストとしてはひとまず完結です。 問題は全て公開、解答解説は一部

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          2022 英作文・writing・発想実力診断テスト #10

          2022 英作文・writing・発想実力診断テスト #9

          高校生の授業傍用でかれこれ20年近く使ってきた「診断テスト」を改訂/リニューアル公開です。 全部で100題(または煩悩の数と同じで108題)になる予定です。 授業では、和文英訳形式で10問ずつ解いてもらって、シェアリングの後、解答例を配布し、解説を加えていました。 この公開版でも、一応、問題用pdfと解答解説のpdfは分けてファイルにしています。 第5弾は#9のみの10題(81番から90番)です。 問題は全て公開、解答解説は一部のみご紹介しておきます。 今回の主な「ねら

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          2022 英作文・writing・発想実力診断テスト #9

          2022 英作文・writing・発想実力診断テスト ##7-8

          高校生の授業傍用でかれこれ20年近く使ってきた「診断テスト」を改訂/リニューアル公開です。 全部で100題(または煩悩の数と同じで108題)になる予定です。 授業では、和文英訳形式で10問ずつ解いてもらって、シェアリングの後、解答例を配布し、解説を加えていました。 この公開版でも、一応、問題用pdfと解答解説のpdfは分けてファイルにしています。 第4弾は、引き続き「ことがら」のさばき方に加えて、副詞句・副詞節の活用・習熟に重点を置いています。 例えば「付帯状況」といえば

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          2022 英作文・writing・発想実力診断テスト ##7-8

          2022 英作文・writing・発想実力診断テスト ##5-6

          高校生の授業傍用でかれこれ20年近く使ってきた「診断テスト」を改訂/リニューアル公開です。 全部で100題(または煩悩の数と同じで108題)になる予定です。 授業では、和文英訳形式で10問ずつ解いてもらって、シェアリングの後、解答例を配布し、解説を加えていました。 この公開版でも、一応、問題用pdfと解答解説のpdfは分けてファイルにしています。 第3弾は、第2弾に続いて、「ある/いる/なる」といった「存在」に関わる表現を掘り下げ、新たに「句」と「節」というものを取り上げ

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          2022 英作文・writing・発想実力診断テスト ##5-6