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タイルと坂の街 リスボン(タイル偏愛)

今回はリスボンの「タイル偏愛」編です!
相方の「まだ撮るんかい」という視線を無視して撮り溜めたリスボンのタイル達をお披露目したく。
最後まで読んで(見て)いただけると嬉しいです!

と、その前に。

アズレージョ

ポルトガルのタイルはポルトガル語で「アズレージョ」と言います。
タイル文化は15世紀にムーア人から伝わり、オリエンタルやアールデコと交わりながら、アラビアの伝統的な模様だけではない模様や色使いに昇華していったそう。
今ではポルトガル文化になくてはならないものとなり、教会、レストラン、家や駅など、どこでも見ることの出来る芸術に。
ムーア人の皆さんありがとう。。(涙)

ひたすらタイルの写真(笑)

では早速お気に入りのタイルを紹介させてください!
宿泊したホテルを出てすぐの通りで見つけたタイルがこちら。

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「Travessa da Quimada」という通りの標識なんですが、素敵すぎませんか。。
こんなに凝ってて素敵な道路標識、日本でというか世界のどこでも(偏見)見たことない。
複雑な模様に青と白のパッキリしたコントラストが目を惹きます。
窓辺のおばあちゃんも含めてお気に入りの一枚です。


続いて外壁タイル8連続をどうぞ!!(笑)

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深いグリーンとクリーム色のタイルに合わせて、窓枠も深いグリーンのお家。完璧。
どことなくレトロな模様がお家の雰囲気にぴったりで可愛いです。
これはタイルと家の雰囲気もそうなんですが、右のお家のちょっとくすんだピンクと白の窓枠と、底抜けに鮮やかな青空と全部セットで最高でした。
ふと上を見るとこんな景色が見えるリスボン。あー旅行行きたい。

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圧巻です。
この密集感とアール・デコ風のバルコニーのフェンスの相性と言ったら。。
ちなみにこのタイルは前回の記事で紹介した「サン・ジョルジェ城」へ行く途中のエスカレーターに乗ると左手に見えます。
エスカレーターに乗っている時でさえタイルに興奮してました。(笑)

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これも圧倒的な密集感。
赤を貴重とした珍しいタイプです。もちろん窓枠は赤だし、バルコニーのフェンスも赤。
夕日が当たってほんのりピンク色に染まっています。

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一枚目の写真は緑とピンクでコントラストが強いお家が並んでいましたが、こちらはブルーグリーンで統一されてお家が並んでいます。
外壁が素敵だと家に伸びている変な格好の電線も模様に見える(気もする)から不思議です。

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白とグリーンを貴重としたタイルが魅力的。
窓枠はとバルコニーフェンスはもちろんですが、パイプまでグリーンで統一されています、、!
この美的センスとこだわりに涙が出る。。

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全部素敵。。ため息がでます。

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バルコニーの配置と一番上のお家の洗濯物が可愛らしくてパシャリ。
全体的にシックな色合いと、少しデコラティブなフェンスとのバランスが抜群です。

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ブルーとグリーン系のタイルが多い中で、ちょっと珍しい薄いパープル。
リスボンの日差しが反射したオフホワイトの壁と木枠のドアにマッチしてる。
模様も万華鏡のようにも見えてなんだか情緒的です。
これもお気に入りの一枚です。

Pastelaria Pasteis de Belem  
パステラリア パステイス デ ベレン


タイルばかりで飽きてないですか?(笑)
この記事を書いているところを横から見ている相方から、「え、タイルのことだけ書くの?」という鋭いコメントが飛んできたのでパティスリーもご紹介します。
ポルトガルのお菓子と言えば「Nata ナタ」(エッグタルト)!
ポルトガル人が愛してやまない国民的スイーツです。
その名店「Pastelaria Pasteis de Belem  パステラリア パステイス デ ベレン」に行ってきました。

1837年創業で、創業以来「秘密のレシピ」を守り続け、支店も出していないためリスボンでしかここのナタは食べられません。
国民スイーツなだけあり、街中いたるところでナタを売っているのを見かけるのですが、老舗中の老舗だけありこのお店の人気はすごかった。。

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日本のタピオカ並の行列です。
ただ皆さんお目当てはナタのみなことが多いので回転が早く、15分〜20分程で店内に入ることができました。

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ここでもしっかりタイルの写真を撮ってきました。(結局タイル 笑)
青を貴重としたお店なので、もちろんタイルも青がメイン。
黄色と黄緑が入って可愛らしい色合いです。

お店の外だけではなく中のタイルも可愛かったので、しつこいですがこちらも見てください・・!

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一枚一枚違う絵が書いてあり、ところどころ欠けてしまっているところに年代を感じます。
そしてこのヘタウマな感じ(犬と鹿の足の異様な細さ)が愛おしい。。

で、肝心のナタですが、、
めちゃくちゃ美味しかったです。

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サクサクのパイ生地にトロトロのカスタードが甘すぎず、何個でもいけそうでした。
すべてお店で一からほぼ機械を使わず手作りで焼いているそうです。
一個からでもテイクアウトできて、お店の中でもコーヒーと一緒にいただけます!

ちなみに、街中で食べたナタの写真(とタイル)がこちら。

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これもとっても美味しかったのですが、カスタードのトロトロ具合がパステラリア パステイス デ ベレンのナタとは全然違いました。
なのでスイーツ好きさん達は是非、「パステラリア パステイス デ ベレン」に行ってみてください!
色々なナタを食べ比べてみるのも楽しいかも。

はみ出し編

気づいている方もいるかもしれませんが、タイルだけではなくリスボンはとにかく壁が可愛いんです。
という事で、タイルじゃないけど素敵だった壁の写真も紹介させてください。(笑)

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スーツのお兄さんが奇跡的なタイミングで通ってくれました。
ローズレッドの壁と黒・グレーのコントラストがツボです。

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青空とセットで素敵な2枚。
海外のお家の窓って本当に素敵ですよね。アジアであんまりこういうデザイン見ませんが、日本の住宅事情には合わないのかな?憧れます。

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木の陰がペールピンクの壁に落ちてロマンチックな情景に。
あー旅行行きたい(2回目)





リスボン タイル偏愛編、最後まで読んでくださりありがとうございました!
かなり偏った記事になってしまいました、、
が、コレクションをお披露目できて個人的には大満足!
リスボンに行かれた際には、皆さんもお気に入りのタイルや壁を見つけてみてくださいね。(写真を撮る時は周りにお気をつけください。笑)



また海外旅行に行きたい。。。!




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