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モチベーション低下の綻びを見逃してはいけない

働いていれば必ず出てくる言葉がある。
その中にモチベーションだったり、やりがいがある。

今回はタイトルにある通りの内容であるが、それをなぜ見逃してはいけないけということである。

私が働いていた中で、社員のモチベーションが下がる時は時給が下がっている時だと思う。

時給が下がるとは具体的にどういうことか?
月給が下がることや、最低賃金が下がることは日本社会において起きにくい。

これが起きる原因は仕事量の増加である。
1時間における仕事量が増えているのに、賃金が上がらないということは分かりにくいが、時給が下がっているということである。

これが起きることでまず起こる綻びが愚痴や不満の吐露です。

その次に起きるのが行動量、行動力の低下。
そして、だんだんと仕事が雑になります。

最後には事故やクレームに繋がっていきます。

モチベーションが賃金や仕事内容で下がるようなことがあるならば、上司、責任者はきちんと対話をするべきです。

この対話がサラッと終わらせてはいけません。
腑に落ちない社員が生まれて何かの損失につながります。

対話の中ではこのようなことをせっかくすべきです。

・なぜその仕事をやるのか、
・その仕事をなぜ自分たちに任されているのか、
・それによる効果はどのように見込んでいるのか
・業務量が増えることで賃金改正はあるのか

これに納得できない社員は辞めていきます。
しかし、それで納得できる、耐えられる社員は残ります。

賃金のことを聞くなんて野暮と思う人もいるかもしれません。

確かに仕事の目的、目標を説明して終わりでも問題ありません。

しかし、賃金は1番わかりやすく、引っかかる要因となるのです。

むしろ、ここをしっかり説明し、スッキリと仕事をしてもらうのがベストと言えます。

意外とこういうコミュニケーションを疎かにして、「この事業を始めるからよろしく」みたいなノリで終わらせる場合があります。

これはかなりの確率で綻びにつながります。

何か変化が起きる時こそコミュニケーションのチャンスだと思います。

以上です。

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