散歩をして植物を買いに
パリへの引っ越しのためにほとんどの物を処分した。最初はためらっていたものも進めていくうちに、まあいっかという気持ちになり(また向こうで新たに見つけていけばいいやと)最後には服と少しのレコードだけになった。
東京で住んでいた部屋には観葉植物がたくさんあり、これは友人が引き取ってくれることになり、早々に部屋からなくなっていった。
植物に囲まれて10年以上も生活していたもので、パリの生活も慣れてきたところだし植物でも買いにいこうということになった。家から歩いて30分程のバスティーユという地域に、観葉植物の専門店があったのでさっそく天気のいい日に散歩と昼食を兼ねて出かけた。
バスティーユはパリの2つ目のオペラ座があることで、知られている地域で、街を歩くと洋服店や雑貨店、カフェが多く、街行く人も洒落た装いで、家から歩いていけることもあり好きなエリアだ。中でも、"Pause Cafe"の雰囲気が好みで料理もいつも美味しく、日替わりでメニューが違うのも通う楽しみである。
ということで、ひとまず昼食をとカフェに入り、ワインを飲み、タラにソースが掛かったものに、茄子にチーズを挟んでオーブンでじっくりと焼かれた野菜が添えられたプレートを食べた。そしてデザートにタルトを食べて、エスプレッソを飲んだ。
天気もよく心地良い気分の中で、観葉植物店まで歩いた。着くと、店先にはたくさんの植物とクリスマスツリーがならび、それを見てから店内に入りまた植物を見て回った。東京で育てていた種類もあったので、それと、他に4種類ほどを選んだ。キッチンに朝食用のテーブルがあり、そこの上の棚用にと小さいのも買った。
しばらくは寒いパリで、部屋にいる時間も長いので緑がみえるのが嬉しい。
♤10年育てた観葉植物はとても大きくなりました
今回の散歩の様子です↓🌲