見出し画像

フリーランスのマーケターになって気づいた、いち早く信頼を貯める方法。

私達マーケッターは結果を出してナンボ。全く言い訳は通用せず、人情でどうにかなるものではなく、めちゃくちゃシビアな世界。


一方でそれが成果として数字で図れるので凄く分かりやすい。極端な話、どんなことをしていても結果さえ出せればどこでも許されるんじゃないかと思う。


そういう実力社会の世界なのだが、フリーランスになってみて大変だなと思ったことがある。


それは、いきなりは信頼してもらえないということだ。


それは自分の若さであったり、世間一般で言うビジネスマンの感じが出ていなかったり(茶髪、スニーカーで勤務)、フリーランスのマーケターという選択肢が少ないという事が影響している事もあると思う。


フリーランスとしてその会社で仕事を始めて一番始めに感じる印象が、
"どんなものなのか見てやろうじゃないか。できるものなら、やってみんしゃい"
という、評価されている感。


いや、気持ちは分かる。

しかし、この状態で結果を出すことは結構大変である。

それは何故か。


"圧倒的にデータが不足している"のだ。


マーケターにとって、分析に必要なデータは命。データの精度、定義、量が大事で、これがないと誤った判断をし兼ねない。つまり会社にとっても損失を生むリスクがある。

しかし、
"信頼していない人には、重要なデータは渡せない"

と、言われてしまう。会社の重要、機密情報だからということだ。
リスティングのアカウントさえ触らせてもらえない時には驚いた。一々欲しいデータを依頼して、工数かけて非効率的にしても、データは見せたくないらしい。

その上、
"信用していない人の提案で、直感に反するものは受け入れられない"
というバイアスもかかっている。だから最初からダイナミックに変える提案を持っていっても嫌な顔をされてしまう。

ではどうしたらいいか?


私の辿り着いた結論は、

"相手が腹落ちしやすいと想定される改善ポイントに対し、
ロジックを順序立てて、細かく伝える"ということだ。

つまり、私の脳みそはこうなってますよーと、見せて上げるのだ。
これをやると何が起きるか。

"一つのことをどのくらい深く考えられる人間かどうか"が、伝わる。

これで相手も、
"このくらいしっかり考えてくれる人であれば提案も受け入れても良さそうだな"
と、提案受け入れモードになる。
実際このモードに入ると、明らかに承認プロセスが楽になる。
これやっていいですか? →ミーティングで検討しましょう。
から、
これやっていいですか? →あ、いいですよー。
と、変わる。

そうしたら次のステップ。過去の経験を活かしてダイナミックに変化を起こす。
ここで大事なのは、
数を打つこと。1/1で施策が成功することなんてまずない。悪くなったらすぐ辞めればいいので、とにかくたくさん施策を打って、大きく改善できる成果をあげ、"数字で"、示す。

この数字が示せれば、何が起きるか。

"このマーケターは、本当に力がある人だ"

こうなったらこっちの勝ちだ。成果を積めば積むほど、改善に必要なデータが出てきて、それをもとにさらに改善が出来る。

と、得られる成果とリスクのバランスで考えてもらえる。

こうなったらこっちの勝ちだ。成果を積めば積むほど、改善に必要なデータが出てきて、それをもとにさらに改善が出来る。

これでお互いにwin-winな関係が出来るということだ。
信頼関係をなんとか作って進めるより、ずっと早く成果が出る。

そして、マーケターは、力が全て。
マーケターのみなさんが読まれていたら、一緒に頑張りましょう。


また、フリーランスの方向けにメディアを作っています。

フリーランス向けメディア | freelancejob


ぜひご意見等頂けると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?