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鬼滅の刃で中学英語を学ぼう

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人気マンガ『鬼滅の刃』を通じ、中学生レベルの英語を学んでいきます!これから英語を勉強する中学生、英語が苦手な中学生・高校生にもわかりやすい解説をしていきます。翻訳版が教材です!
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2020年7月の記事一覧

鬼滅の刃で中学英語#51~「he=彼は」「she=彼女は」じゃない?

鬼滅の刃で中学英語#51~「he=彼は」「she=彼女は」じゃない?

日本語と英語は、生まれも育ちも全然違う言語です。

しかし、学校英語では、そんな英語を「日本語で」理解できるようにしようとしています。

たとえば、

He is a basketball player.

という英文であれば、

彼はバスケットの選手です。

と訳さないと○がもらえません。

「he」の訳は「彼は」だからですね。

でも、ハッキリ言ってしまうと、これこそが日本人に英語を話せなくし

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鬼滅の刃で中学英語#50~人気マンガの英語版は英語の勉強になるか?

鬼滅の刃で中学英語#50~人気マンガの英語版は英語の勉強になるか?

こんばんは、小中学生に勉強を教えているタナカキヨトです。

note「鬼滅の刃で中学英語」、始めてからついに、というかやっと50記事(正確には「はじめに」も入れて51記事)になりました。

「毎日1記事で100記事」を目標にしておりましたが、いざ始めてみると、これが結構難しく・・・というか、『鬼滅の刃』原作と、英語版『Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba』を対訳を載せるだけ

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鬼滅の刃で中学英語#49~「それ」じゃ訳せない「it」たち③~結局「it」って何?

鬼滅の刃で中学英語#49~「それ」じゃ訳せない「it」たち③~結局「it」って何?

これまで、連続して「it」を取り上げてきましたが、なんでそこまで「itごとき」にこだわっているか知りたいですか?

それは、我々日本人が思っている以上に英語では「it」が使われていて、日本人の「it=それ」という感覚では理解できないことがたくさんあるからです。

そこで、「それ」じゃ訳せない「it」たち第3弾として、第1弾、第2弾では説明しきれなかった、日本人にはなじみのない「it」を、例によって

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鬼滅の刃で中学英語#48~「それ」じゃ訳せない「it」たち② 主語じゃない「it」~

鬼滅の刃で中学英語#48~「それ」じゃ訳せない「it」たち② 主語じゃない「it」~

前回#47で、「It=それは」ではない「天気の主語It」の話をしました。

しかし、「it」の使い方は他にも(山ほど)あり、それをバーッと紹介してくれているサイトも多々あります。

しかし、TOEICで900点以上取るとか、英検2級を取るとか、高い目標があれば別ですが、細かい解説を読んで・・・というのはなかなか難しい物。

なので、いつものごとく、『鬼滅の刃』の英語ネイティブによる翻訳版を通じて、

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鬼滅の刃で中学英語#47~「それ」じゃ訳せない「it」たち① 天気の「it」~

鬼滅の刃で中学英語#47~「それ」じゃ訳せない「it」たち① 天気の「it」~

「it」と「this」と「that」の違いを解説した#46の中で、「it=それは」とされる理由をご紹介しましたが、実は「It=それ」ではない使い方はかなり多く、丁寧にすべての意味を紹介している所もあります。

TOEICで高得点を取りたいとか、大学受験で成功したいというならまだわかりますが、ハッキリ言って、初学者、中学生が読むにはハードルが高いですり、残念ながら覚えきれません。

なのでここでは、

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