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1度だけであきらめるのは早いかも!

東南アジアで仕事をする中で、身に着けたことは、1度目の「NO」であきらめないということです。

相手から「できません!」といわれても、「なんとかならないか」を”丁寧”に相談すると、何とかしてくれることが多いのです。
(※決して相手にご迷惑をかけるとか横柄にするということではありません)

タイの航空会社とのやり取りでこんなことがありました。

シンガポールで仕事をしていた時、月曜のフライトを日曜(前日)のフライトに急に変更しなければならなくなりました。

当時(といってもコロナ直前くらいですが)、その航空会社の変更手続きは、電話かメールのみの受付でした。

シンガポール発のチケットだったので、その航空会社のシンガポールオフィスにメールをしてみましたが、自動返答メールが届き、そこには「シンガポールオフィスの営業時間は、月~金9時から17時。それ以外の時間帯は、タイの24時間カスタマーサービスへ」と書いてありました。

タイのサービスセンター宛てに電話してみたものの、「シンガポール発のチケットはタイでは変更できません」とのことでした。

今までの経験から、 上記のことは知っていたのですが、それでもチケット変更を何とかしないと困る状況でしたので、

「どうしても日曜に出張しなければならず、月曜まで待つことができないため、なんとかできる方法はないでしょうか?」と説明したら、タイオフィスで変更してくれました。

私は東南アジアでの仕事がメインでしたが、経験上、とりあえず「できません」という反応が来ることも多いです。

日本的な考えだと、「できないといわれるのは、本当にできる方法がないという意味だ」と考えると思いますが、地域や国によっても「できません」という意味の度合いが異なるように思います。

東南アジアですと、1度目の「できません」であれば、事情と理由を丁寧に説明して何とかお願いできないか(もしくは別に方法はないだろうか)と聞いてみると、案外何とかしてくれることが多いです。

もちろん、それでもできないこともありますけどね。

横柄な態度で何とかならか聞くのはどの国でもご法度ですが、丁寧に礼儀正しくお願いしてみるのは、それとは別物で、とても重要なことだと思います。

(そして、東南アジアは意外と何とかしてあげようと思ってくれる人も多く、あたたかな人の多いところだと思います。)

この考え方は、仕事をする上でも応用できると思います。

「できない」と言われることは社内外でも多々あります。

相手方にも「できない事情」があるのだと推察しますが、

「こちらの背景」も丁寧に説明した「上」で、「他に何か方法ないか相談できないか」と聞いてみることはできます。
(自分はなぜ困っているのかの「前提」をしっかり伝えることも大事です)

そして、案外「他の方法」で対応してもらえることもあるので、
1度の「できない」であきらめずに、他に良い方法はないかを一緒に考えていけるといいと思っています。

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