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【おてつたびの移動中🚙】愛媛県今治市大三島町⇒熊本県宇城市三角町 往路編

 今回の投稿は【おてつたびの移動中】シリーズになります!
さらに、今回は<往路編>と<復路編>の2本立てで紹介します!
 遡ること2ヵ月前。GWと同時に出発の準備です。始まりの舞台は愛媛県今治市の大三島町。9回目の受入先だった「旅館 さわき」さんを出発して、10回目の受入先となる「宮川洋蘭」さんがある熊本県宇城市の三角町を目指します!そして、11回目の受入先は同じく「旅館 さわき」さんへ帰ってくるので、要は愛媛県と熊本県を往路は1泊2日で、復路は1日間で帰還するという、なかなか大変な往復旅の様子をお楽しみください!🙌


(※別投稿では「おてつたび体験記」として「旅館 さわき」さんと「宮川洋蘭」さんでの様子を下記にまとめてあるので、そちらもご覧ください。)



・朝の日差しを受けて、大山祇神社前を出発

 朝6:00出発。天気快晴。日中はバスツアーの観光客で賑わう神社前も、この時間は鳥のさえずりしか聞こえないほど静かな出発です。これから大山祇神社前から来島海峡大橋などのしまなみ海道を通る路線バスに乗車して、松山市駅に向かいます。

大山祇神社 出発

・「松山~伊予大洲~八幡浜」この辺りによく出没します。

 松山市駅前に到着しました。ここで少し朝ごはんを調達します。実は松山市駅のすぐ横に、愛媛名物の「じゃこ天」をテイクアウトできるお店があったので急いで購入してバスへ乗車しました。
 乗車したバスは「三崎港口行き」。松山市駅から伊予大洲、八幡浜を通って、愛媛の尻尾にあたる佐多岬半島にあるフェリー乗り場まで向かいます。また、路線の途中にある伊予大洲や八幡浜は過去の一人旅などで嫌という程、何度も訪れたことがあります!

松山市駅前で急いで買ったじゃこ天

・往路はマイナールートで豊後水道を渡る

 三崎港に到着しました。この四国(愛媛)と九州(大分)を結ぶ航路は2パターンあります。1つ目は往路で使っている「国道九四フェリー」という三崎港(愛媛県伊方町)~佐賀関港(大分市)と、2つ目は次編で利用する「宇和島運輸フェリー」という別府港・臼杵港~八幡浜港です。どちらも2等席はカーペットで寝っ転がれる場所もあるので、乗船時間はゆっくり仮眠をとることができました!

☆国道九四フェリー:大人一般(徒歩) 1,200円 乗船時間:約70分
☆宇和島運輸フェリー:大人一般(徒歩) 3,200~4,200円 乗船時間:約180分

2320.8月 時点

【国道九四フェリーHP 🚢】
 https://www.koku94.jp/

【宇和島運輸フェリーHP 🚢】
宇和島運輸フェリー (uwajimaunyu.co.jp)

フェリーから眺めた愛媛県の先っぽ「佐多岬」

・九州に上陸!お腹が空いた🍚

 佐賀関港に到着!一人旅では何度か九州に行ったことはありますが、おてつたびとしては初上陸です。一人旅ではよく、福岡空港や博多バスターミナルから九州上陸をしていたのですが、まさかこんな大分の外れから上陸したのは初めてです。ここ佐賀関は大分の「関アジや関サバ」が名産で、「関アジ関サバ館」では新鮮な海鮮丼を食べることができます。また、これは惜しくも後日気づいたことなのですが、大分の有名インスタ映えスポット「海に続く鉄路」はこの辺りにあるそうです!そうとも知らず、佐賀関港からは路線バスに乗車して、幸崎駅前や大分駅前まで向かうことができて、今回は幸崎駅でJRに乗り換えて大分駅に向かいました。

佐賀関港 到着

・この日は豊後竹田まで<1日目 終了>

 大分から豊後竹田という県内陸の郊外まで向かいます。ここには古民家をリノベーションをして開業したゲストハウスがあるようなので、この日はそこの宿に1泊しました。夜にゲストハウスではウェルカムドリンクが提供されており、九州・大分の物を集めてnoteを書いたり、宿の周辺を探検したりしました。豊後竹田駅の裏手には「落門の滝」という滝があり、夜に見に行くとライトアップされて幻想的です。またゲストハウスを運営している方の中で、私と同い年の方がいて驚きました!それに加えて、ここのゲストハウスの朝食がとてもおいしく、スクランブルエッグにベーコン、サラダ、焼き立てのパンが美味しかったです!

【今回宿泊した たけた駅前ホステルCue HP】

豊後竹田駅裏の「落門の滝」
夜の豊後竹田駅前
ゲストハウスの朝ごはん

・「荒城の月」のモデルとなった岡城址へ朝さんぽ <2日目>

 2日目になりました。この日は以前から行ってみたかった「岡城址」というところへ散歩しに行きました。ここは小学校とかの音楽の教科書に掲載されている「滝廉太郎 作曲 荒城の月」の舞台となった場所です。本丸跡からはきれいな朝日と、九重連山の山々が見えました。

岡城址 本丸跡

・阿蘇神社門前町水基巡りと念願の阿蘇あか牛丼

 宿を後にして、九州横断特急 熊本行きに乗車します。途中下車したのは「宮地駅」。大学の時の一人旅でも訪れたことがあって2回目です。本来は、阿蘇山の中岳を見学するツアーに参加したかったのですが、時間の都合で今回も難しかったです。大きなキャリーケースを引きながら歩くのは大変でしたが、阿蘇神社前の門前町に到着しました。阿蘇は「いろはす」などの市販の天然水にも使われているほど、水がきれいなことが有名で、門前町のいたるところに湧水が汲めるところがあります
 そして今回の旅のメインディッシュとなる「阿蘇あか牛丼」を食べに行きました。以前食べたときに本当に美味しかったので、阿蘇に来たときは毎回食べてます。「あか牛」という程なので赤身が多く、肉々しくて絶品です!

宮地駅 到着
絶品!✨ 阿蘇あか牛丼

・熊本地震から復旧した区間を初乗車

 「宮地駅」に戻って熊本方面に進みます。この先、阿蘇~熊本間は熊本地震の影響で長期間不通が続いていたのですが、つい最近、全線開通を果たしました。そのため阿蘇~熊本までは初乗車の区間になります。どんな景色が待っているのかとワクワクしていたら、いつの間にか寝ていました。
最悪です…。💦

・JR三角線 三角駅 到着!

 もうまもなく、Nextおてつたび先の集合場所となる三角駅に到着します。熊本での乗り換えに時間があったので、近くのスーパーで買い出しして、三角線に乗り換えます。過去に駅前だけ訪れたことはあるのですが、時間の都合で特に観光する余裕がなく「コンナトコナンダ~」で終わってしまっているので、おてつたびを機に再訪と滞在ができることはいいですね。

三角駅 到着

・最後に

 以上で無事、熊本県の三角に到着して往路が完了しました。愛媛の大三島を朝6:00に出発して、バス⇒バス⇒フェリー⇒鉄道、時々、徒歩という公共交通機関をフル活用して九州上陸を果たしました。やはり「おてつたび」をしていると、今までの旅ではありえなかった場所がスタートとゴール地点になるので、それだけ足を運ぶことが可能な観光地が増えるので楽しいです!
 次編は復路編になります。今回のルートとほぼ似ているのですが、2日間で来た道を1日間で移動します。超ハードです…。


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ご精読ありがとうございました。
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サムネイル:大分県豊後竹田市 岡城址

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