【雑記】ChatGPTにミステリ小説の梗概を考えてもらった
ChatGPTに
「将棋の棋士が主人公のミステリー小説の梗概を書いてください」
という依頼をしてみた。
いろいろとツッコミどころはあるが、なかなかに興味をそそる内容だ。
中でも面白かったのが、これ。
これは斬新だ!(笑)
将棋の技術を駆使して足跡を辿ることなどできるものだろうか?
うーん、すぐには思いつかない。
ただ、ここで再考する。
「こんなことできるわけない」から「いや、なにかあるはず」と、とことん考えてみると、アイデアが湧いてくるかもしれない。
例えばショボイ思いつきだが、将棋には「待ち駒」という言葉がある。
相手玉の逃げそうなところに駒を打って退路を断つという方法だ。
「坊っちゃん」では主人公が「待ち駒」されてキレまくり、飛車を兄の眉間に叩きつけたという、あの「待ち駒」である。
退路を断つという意味で「待ち駒」の技術を使って山田さんを待ち伏せする、とか。
思いつきのアイデアなのでショボいが、深く考えたら、使えそうな「将棋の技術」はありそうだ。
「桂馬の高跳び歩の餌食」とか、「玉の腹から銀を打て 」とか、「玉は包むように寄せよ」とか。
または足跡を辿るので、「山田さんの性格を考えた足跡」を考えるとか。
「彼は棒銀が好きなので真っ直ぐに攻めてくる」みたいな基準で足取りを分析する、みたいな。
2,3日くらい頭をひねったら洗練されたアイデアが出てきそうだ。
面白そうなので、真面目にストーリーを考えてみた。
どういう陰謀にするかで話の筋が変わりそうだが、金銭絡みや不正に関する陰謀であれば、陳腐なミステリー小説になってしまう。ここはぶっ飛んだ陰謀が欲しい。
研究会などをやっているプロ棋士3人くらいかな。
山田さんはすでに亡くなっていて、「親友」の中に犯人がいる。
その人物は、山田さんの足取りを追う際に、「陰謀」を隠したいがために、ミスリードして邪魔をする、みたいな。
彼らの中にも「隠された陰謀」に関わっている人間がいて、それが犯人。
ほかの2人は善良な棋士で、犯人に翻弄される。
将棋界全体が変わるような改革。例えば、駒に「酔象」が加わるなどのぶっ飛んだ改革。本当にあれば、面白すぎる。
これらをもとに梗概を考えてみた。
とまあ、こういう思考遊びが意外に面白いのであったw
※この小説での一番の重要部分「ある法則に従って指せば勝つ」が論理的に説明がつけば、すごい!!!……のだが(≧▽≦)
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