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姿勢の“HFP”ってなんのこと? 首こり・猫背・巻き肩改善の一手

こんにちは! 
今回はお客様のお悩みでも多い猫背や巻き肩について掘り下げます。


あなたは“HFP”というキーワードを聞いたことはありますか?
知っている方はそれだけでハナタカです👍

HFPとは【head forward posture】の略で頭部前方位を意味します。
頭が体よりも前にある状態のことですね。

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こんなのや
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こんなのです

あ…自分のことかも…

そう思われた方は、このまま読み進めていただけると嬉しいです。


頭部前方位で起こる問題① 首の筋肉の緊張

まずはこのイラストをご覧ください。

左:通常 右:頭部前方位

どこに目が行きますか??

ここで一番着目して欲しいのは首の骨(頸椎)の傾きです。
本来であれば頭は頸椎の上の乗っかっていますが、頭部前方位ではその機能が破綻していることが分かります。

この状態が続くとまず首の後ろにある筋肉(肩甲挙筋・僧帽筋・板状筋など)が硬くなります。
これ以上前に行かないよう、後ろから引っ張っているイメージです。

イメージはこう

首の筋肉が硬くなる理由も想像つきますよね😱

この状態を放っておくと首こりを感じるためケアが必要です。
ケアは主にストレッチで、筋肉の滑らかさと血流量のアップを狙います。



頭部前方位で起こる問題② 猫背・巻き肩


猫背は背中が丸まった状態
巻き肩は肩が内側に巻いている状態

どちらか片方というよりも、同時に起こることが自然です。

左:巻き肩・猫背   右:通常

デスクワークやスマホ操作でこのような状態にある方は、肩甲骨の裏側にある筋肉(肩甲下筋)がギュギュッと縮んでいることが多い。

なにせこの筋肉、腕を下ろしている状態だと上腕骨を内に捻る作用が強い。そのやめ巻き肩や猫背に関与が大きいというわけです。

縮んでいる筋肉を動かしてあげましょう✋
というのがこれです↓


肩甲下筋、動画では2つ目に出てきます。

じゃ、1つ目に出てきた広背筋は…??


広背筋は背骨、肩甲骨、骨盤、上腕などにつく、薄い筋肉です。
これだけの場所につくので体への作用も様々ですが、猫背や巻き肩など姿勢に着目するときは、広背筋のねじれが非常に重要となります。

人って大昔は4足歩行でしたよね。

手を地面についていると広背筋は綺麗な走行をとりますが、
そうでない場合(二足歩行)では基本的に捻れています。
昔の名残が、現代の“ヒト”にも多少影響を及ぼしているという訳です🧐

シンプルに、捻れて肩が内に巻きやすいから都度ケアをしましょうね😊
ということ◯

やべぇ、いま姿勢崩れてるかも…
そんな時はほぐしてみてください💡


あ、今可能な人は
読みながら一緒に上記のケアをしてみてください!


では最後に、頭部前方位の修正方法です

2つ目の「リトラクション」という動きを繰り返しましょう。
冒頭出てきた頸椎の傾きを修正できます。


首こりや猫背・巻き肩でお悩みの方は、今回ご紹介した3つのケアをぜひ!!

最後までお読みいただきありがとうございました!



ライタープロフィール
垣尾 太我

保有資格
▪️柔道整復師
▪️PHIピラティスインストラクター

得意分野
▪️スポーツマッサージ
▪️運動療法・ピラティス
▪️整体


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