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高橋ユキ。北九州市出身のフリーライター。『つけびの村』文庫版2023/03/07発売 …

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高橋ユキ。北九州市出身のフリーライター。『つけびの村』文庫版2023/03/07発売 https://amzn.asia/d/54QBT0P ニュースレター https://tk84yuki.theletter.jp/ mailto:info@kasumikko.com

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最近の記事

2023年の仕事

ウェブに配信された記事は多くがYahoo!ニュース等、外部にも配信されています。 【記事】はだいたいが取材執筆したものですが、インタビューを受けたものなどもあり、その旨記載しております 12月 【イベント】12/29 非週刊女性ポパイ 第11号@阿佐ヶ谷ロフトA 【記事】12/29公開 文春オンライン 「一見あり得そうもない内容に思えるが…」尿から反応→覚醒剤取締法違反で逮捕→無罪判決の“顛末” 【連載記事】12/28公開 webゲンロン 2023年 変わったもの 変

    • 2022年の仕事

      ウェブに配信された記事は多くがYahoo!ニュース等、外部にも配信されています。 (11月以降の仕事も追記しました) 【記事】はだいたいが取材執筆したものですが、インタビューを受けたものなどもあり、その旨記載しております 12月 【記事】12月31日公開 弁護士ドットコムニュース 【イベント】12月29日開催 阿佐ヶ谷ロフト『非週刊女性ポパイ 第8号』 【記事】12月28日公開 文春オンライン 【記事】12月28日公開 弁護士ドットコムニュース 【記事】12月24

      • 『逃げるが勝ち 脱走犯たちの告白』一部公開

        逃げるが勝ち 脱走犯たちの告白 目次 (全文公開パートを太字にしています) 序 章 ● 暗がりに目を向ける── 小説家・道尾秀介との対話 7 メディアは「物語」を欲する/リアルとリアリティ 緑色のうさぎ/事実は、小説より奇なり 第1章 ● 丁寧すぎる犯行手記── 松山刑務所逃走犯 21 すいませんでした/刑務所ってこと忘れてるな/14枚の便箋/16頭の警察犬 潜伏先に警察が入って来た/脱出/月に一度訪れる特別な時間 第2章 ● めっちゃ似とる──松山刑務所逃走犯 49 なぜ

        • 2021年の仕事

          適宜追記してゆきます。ウェブに配信された記事は多くがYahoo!ニュースにも配信されています。 【記事】連載・悪女の履歴書(サイゾーウーマン・12月24日公開) 【記事】ロイヤルホストから違和感をこめて…03 12月号「本音の言い訳」(12月24日あたり公開 テレビブロス) 【イベント】非週刊女性ポパイ 第5号(12月30日 阿佐ヶ谷ロフト) 今回は会場もあけます。配信もいつも通り、やります。 【記事】28歳女性がボーガンで男性を撃ち殺そうとした「不可解な動機」(12

        2023年の仕事

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        • 仕事のお知らせ
          10本
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          0本
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          11本
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          6本

        記事

          特別カバーを作りました

           こんにちは。毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。私は顔に汗をかくタイプなのでマスクが辛い時期です。  こちらのnoteに記した通り、Yahoo!ニュース・本屋大賞による『2020年ノンフィクション賞』において、全国書店員さんの投票の結果、『つけびの村』がベスト6位内に入り、最終選考に残りました。これから書店員さんたちが、今回ノミネートされた全6作を読んだ上で、二次投票が行われ、最も得票の多かった作品が大賞として11月上旬に発表されるのだそうです。  周南市へ

          特別カバーを作りました

          ぬか喜び、ふたたび

           お久しぶりです。今年に入った頃は、頻繁な手洗い、手指の消毒、マスク越しの会話が“スタンダード”になるとは想像もしていませんでしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。  遠方への取材が思うように進まない状況となり、歯がゆい思いをしているのはきっと、私だけではないでしょう。失ってみて初めて気付くことは色々あるなと感じる今日この頃です。  そんななか、びっくりな知らせが舞い込みました。  Yahoo!ニュース・本屋大賞による『2020年ノンフィクション賞』において、全国書店員

          ぬか喜び、ふたたび

          2020/05/07 配信イベント「ノンフィクションひそひそ話」

          お久しぶりです。 突然ですが、連休明けの5月7日に配信型イベントをおこないます。 高橋ユキのノンフィクションひそひそ話 第1回 05.07 (木) 19:00 ~21:00 ライブ配信 <出演者>  ゲスト:水谷竹秀(ノンフィクション作家)      :広野真嗣(ノンフィクション作家)  ホスト:高橋ユキ(フリーライター)  構成:藤野眞功 昨秋の刊行以来、じわじわと読者を増やし続けている異色の事件ルポ『つけびの村』(晶文社)の高橋ユキが、フェイク・ニュースとは無縁のゲス

          2020/05/07 配信イベント「ノンフィクションひそひそ話」

          2020年の仕事(2021/01/01更新)

          適宜追記してゆきます。ウェブに配信された記事は多くがYahoo!ニュースにも転載されています。 ・12月31日公開 wezzy 取材+原稿 2020年振り返り記事02/02 法廷で暴れ続けた男、愛した男を二度殺害した女…2020年、強い印象を残した裁判 ・12月30日 配信イベント『別冊・非週刊女性ポパイ 年末!自粛警察24時』  能町みね子さんと結成した謎ユニット「YM0」による配信イベントを行いました。https://www.loft-prj.co.jp/schedu

          2020年の仕事(2021/01/01更新)

          『つけびの村』刊行イベント 「ノンフィクション万歳!」後編

          『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(晶文社) 刊行記念 「ノンフィクション万歳!」 高橋ユキ × 水谷竹秀 × 広野真嗣 × 江坂祐輔 × 藤野眞功 トークイベント が、2019年10月15日、青山ブックセンターにて開催されました。 この日の模様を、前後編に分け、公開いたします。http://www.aoyamabc.jp/event/nonfiction/ 上記イベントページのリンクにもあります通り、 ーー本イベントでは、新世代〈調査ノンフィクション〉としても話題の本書

          『つけびの村』刊行イベント 「ノンフィクション万歳!」後編

          『つけびの村』刊行イベント 「ノンフィクション万歳!」前編

          『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(晶文社) 刊行記念 「ノンフィクション万歳!」 高橋ユキ × 水谷竹秀 × 広野真嗣 × 江坂祐輔 × 藤野眞功 トークイベント が、2019年10月15日、青山ブックセンターにて開催されました。 この日の模様を、前後編に分け、公開いたします。 http://www.aoyamabc.jp/event/nonfiction/ 上記イベントページのリンクにもあります通り、 ーー本イベントでは、新世代〈調査ノンフィクション〉としても話題の

          『つけびの村』刊行イベント 「ノンフィクション万歳!」前編

          境界線に置くことば

          「証言」だけでは心を知るのに弱すぎる 高橋ユキ 初出『yom yom vol.59 2019年12月号』(新潮社) 情報は2019年10月当時のもの 『一般傍聴人』と書かれたドアを開け、法廷の中へ。ときに一番前、またときには後ろの傍聴席に腰掛け、ノートを開き、ペンを持つ。最前列の少し前には、法廷の左右いっぱいに、木でできた柵が立っている。これを法曹関係者は『バー』と呼ぶ。  開廷時刻の数分前。バーの向こうの奥のドアが開く。手錠をかけられ、そこから伸びる縄を腰にぐるりと巻か

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          境界線に置くことば

          『ノンフィクション』はオワコンなのか?

           お久しぶりです。  9月25日に書籍『つけびの村』が発売となってから、1ヵ月が経ちました。これまで、書店さんにご挨拶にうかがったり、イベントをしたり、インタビューを受けたり、という日々が続いており、ようやく落ち着いてきたところです。インタビューは、普段は『する』側ですが『される』側になってみると、色々と勉強になるところが多いです。  この本が出てすぐにwebサイト『好書好日』でインタビューしてくださった音楽ライターの宮崎敬太さん。しょっぱなから台風直撃でリスケするなど、

          『ノンフィクション』はオワコンなのか?

          作品のかたち、本と電子書籍

           2019年9月25日に書籍『つけびの村』が発売となりました。noteからお読みいただいた方々をはじめ、書店で見かけた方が購入してくださり、さらにSNSでも購入のご報告をしてくださるのを毎日のように目にして、とても嬉しく思っております。本当にありがとうございます。  本の中でもすこしだけ触れましたが、私はもともとプログラマーとして働いていました。大学を卒業した後は、ゲームやメディアアートの開発に携わり、その後、趣味で傍聴ブログを始めたところ、そのブログが書籍化され、以降、刑

          作品のかたち、本と電子書籍

          メチャのこと

           私には、ドアを10センチほど開けておく癖があります。  我が家には、生きていれば19歳になるはずの猫がいました。名前は「メチャ」。漫画『まことちゃん』で、まことちゃん一家が飼っている猫の名前からとりました。私は楳図かずお先生の大ファンなのです。  実家にいる頃から、ずっと猫と一緒に暮らしてきました。小学生の頃に飼っていたトムは真っ黒で10キロ近い、めちゃくちゃ凶暴なオス猫でした。たまにふらっと外に出かけていっては、3日後ぐらいに悠然と帰宅するトム。  いつも猫の図鑑を読

          メチャのこと

          マニア・プロ・異才――9月22日「映画と事件と村と虫」ロフトプラスワン

           前回のnoteに、たくさんのご感想をお寄せいただきありがとうございました。  これまでnoteをご覧くださった皆さま、『つけびの村』を予約してくださった皆さま、温かく背中を押してくださった皆さまにあらためてお礼を申し上げます。  ツイッターでは一足先にお知らせしましたが、お問い合わせの多かった電子書籍も10月1日にリリースできることになりました。こちらもどうぞ、よろしくお願いいたします。  そして9月25日の発売直前、三連休の真ん中の22日(日曜)、第一弾の刊行記念イ

          マニア・プロ・異才――9月22日「映画と事件と村と虫」ロフトプラスワン

          もうやめろよ。取材続けてどうするの?――『つけびの村』完成のご報告

           つけびして 煙り喜ぶ 田舎者  2019年7月11日、最高裁判所が上告を棄却し、保見光成の死刑が確定しました。  note版『ルポ つけびの村』読者の皆様はよくご存知と思いますが、保見光成は、2013年夏に山口県周南市の山奥、わずか12人が暮らす金峰[みたけ]地区の郷集落で5人が殺害され、2軒に火がつけられた〈山口連続殺人放火事件〉の犯人でした。  私が取材を始めたのは事件直後どころか、容疑者として逮捕された保見が、山口地方裁判所で死刑を宣告され(2015年)、控訴し

          もうやめろよ。取材続けてどうするの?――『つけびの村』完成のご報告