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高校の同級生との再会



私の故郷は、現在住地の隣の県です。
実家は車で片道1時間半くらいの所です。


同郷で、高校時代からの友人が、偶然にも今、同じ市内に住んでいます。小学5年生の女児の母です。宗教関係の繋がりはありません。
私の父親と、その友人の父親も、同じ高校の同級生でした。少し不思議なご縁を感じる友人です。


その友人は、私の父親が熱心に宗教を信仰していて、私はその父親の影響下で進路を決めたという、当時の事を知っています。高校3年生当時、私が、進路選択をした後、自分で話したと思います。
高校卒業後、彼女は県外の大学へ進学し、卒業後地元に戻り就職したので、その後、時々出会うという交流が持てていました。

お互い結婚後、仕事や家事育児で忙しくなり、近年はコロナ禍も重なり、なかなか会えませんでしたが、
久しぶりに会おうという事になり、今月になってから計画していて、昨日、約6年ぶりに会って一緒に食事をしました。


久しぶりの再会を新鮮に感じ、素直に喜べている私でした。お互い改めて近況報告をしたり、いろいろ話しが弾みました。
私は、このタイミングで、彼女に会う事になった事に、やはり不思議なご縁を感じていましたので、
時間的にも可能で、雰囲気的にも、もしも話せそうだったら、この数か月、自分がしてきた向き合いの事も、今の宗教2世の子供達について思う気持ちも、聞いてもらいたいと思っていました。


私の向き合いの詳細までは、時間的にも、内容的にも語れませんでしたが、今の気持ち、思っている事を、ある程度話す事が出来て、親身に聞いてもらえました。聞いてもらえた事で少しホッとして、落ち着きました。
そして、たぶん、向き合いをする以前や、途中なら、こんなふうに出会って、心を緩めて話す事は出来なかっただろうと思いました。
こうして現実に、自分の事を友人に話す事が出来たという事は、私が自分の人生に向き合って、自分に起きた現実をようやくきちんと受け止められて、受け入れて、気持ちを整理して、乗り越える事が出来つつある、今だからかなと思いました。



お読み頂き、ありがとうございました。



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