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錦 多希子 | Takiko Nishiki ● ことば(執筆) と 本(選書)/…

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錦 多希子 | Takiko Nishiki ● ことば(執筆) と 本(選書)/かたちないものの輪郭をたどる ● こちらは「書く」という行為を続けるための筋力を養う場所 日々感じることをつらつらと

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来歴

錦 多希子|Takiko Nishiki 1984年 東京生まれ ことば と 本 を相棒に かたちないものの輪郭をたどる 執筆とアートブックの選書を軸とした活動を繰り広げる ことばによる表現の場としてnoteにて日記を公開するほか、ときに展覧会で発表することもある 
あらゆる分野の表現者と手を結び、展覧会や作品集への寄稿、活動の意思表明にまつわる執筆をする 主にアートブックの選書や企画立案を担う みずからが読み手となる朗読会をひらくほか、音声配信やフィジカルな場

    • 20240925

      涼しさも板についてきたので、一時預かり前の森遊びを再開する 道中、小学生たちの一群とすれ違う どうやら森で校外学習のようだ ひと足お先に着いて、ひととおり遊ぶ すべり台も登る遊具も、たっぷり遊べたころに、例の一群が到着 おおきなお兄ちゃんお姉ちゃんの遊ぶようすはさぞかし興味深いようだ 近くに寄っていってはしげしげと眺めて、なんならおなじように遊ぼうと試みる けれど、まだまだ思うようにはならなそう それでも充分におもしろかったようで、危ないからと促してもなかなか離れようと

      • 20240924

        連休明け 坊やがぐっすり眠ってるのをいいことに、忍足でベランダに出る 清らかな朝のひかり 黄金色の朝陽があまりにもうつくしくって、ずっと眺めていた これだけで充分、澄み渡っていく きょうから、本格的にあたらしい日常がはじまる 坊やの週2登園がスタート 行きしな抱っこをせがむのでそのまま出動 そのなかで「行きたくない」と漏らしたので、不安もよぎったけれど、いざ園に到着すると、自らゲートの向こう側に足を踏み入れ、手を洗っていたので安心する ぎゅー!タッチ! 涙をみせずにい

        • 20240923

          夜分から降っていたらしい雨も止み、陽が差し込むようになった朝 じきにおひさまが姿をあらわしたのを合図に、お散歩に出ることにした 今季はじめて20℃くらいまで下がり、じっとしていたら肌寒さを覚えるほどの気温になった ”暑さ寒さも彼岸まで”とは、よく言ったものだ この涼しさとカラっとした陽気なら、お外遊びも快適だろう ばばもいるのでベビーカーで 緑道を通って森へ行こう 道中、何度も立ち止まり、気を惹かれるところでは度々足をとめて、ときに抱っこモードにもなりながらも、なんとか

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        記事

          20240922

          2ヶ月ぶりに、友人が間借り営業するサンデーへ わたしたち家族は、どれほどまでにこの日を心待ちにしていたか…! 坊やも日がな彼女の名を声にして、ワクワクして待ち構えていた ようやく当日になり、よろこび勇んで向かった 雨仕様も備えたけれど、出番はなさそう 傘やビニールカバーなしで 久しぶりに会えた友人は、ひと皮むけたようなすがすがしさを放ち、これまたよく似合うすてきなお召し物をまとって出迎えてくれた ここ最近は毎月会っていただけに、2ヶ月も開くとずいぶんとごぶさたな気がして

          20240921

          やはり週末や連休になると、なかなかお昼寝に入りづらい いつもとは違う流れ、うれしさに刺激を受けるのだろうか 先ほども暗くしてみんなで横になったけど、やはり眠らなかった ベビーカーや車という奥の手を使うと、それなしで眠れなくなるときいてから、できる限り用いらないように努めてきた けれどきょうに関しては、致し方ない 眠たそうなのは明らかで、振り切ってめちゃくちゃに動き回っていたから、さすがに眠らせてやりたくてこの手を使うことにした ベビーカーで連れ出してわずか数分、やはり目

          20240920

          具合の悪いひとをみるときに、どうしたってこちら側の心身もズタズタになる 風邪をもらって身体に支障は出るし、そのせいで思うように動けなくて心がすさむ メンタル強くなりたいなぁ タフというより、柳のような竹のようなしなやかさに憧れる そう願ってるだけではどうにもならないのもわかっているけれど… いつもいつも、”しっかりしなきゃ、ちゃんとしたい”って思っちゃう 落ちてくのがわかったら、片付けの手を止めて横になる 物理的に身体を横たえると、すこしずつ回復してくるものだね 苦しく

          20240919

          久しぶりに夜泣きの子 二度ほど泣き声をあげるも、お水も抱っこも要らないという ほどなくして収まり眠ってくれたからよかったものの、心配は残る 朝もまた、泣きながら起きたのでですっ飛んで行ったら 『かか、じゃま』 と言われてしまった ちいさく傷つくわたし でも、きっとわたしもそう 坊やに限らず、知らないうちに相手を傷つけてしまうことあるよね これはもう、去るのを待つしかない 静かに眺めることにした ほどなくして正気になったようで、いつもどおりバナナを食べたいとやってきた

          20240918

          ここ数日、熱が出たり下がったりを繰り返していた坊や 至ってごきげんで、なんなら『(お外に)いこーね!』なんて言うものだから、買い出しなど最低限の行動に留めつつ、いつもどおり暮らしていた 今朝はさすがに1週間ぶりの一時預かりにお願いするか迷ったけれど、行きたがっているし連れて行くことに 到着時の検温も規定値を下回りった ふだんの元気はつらつをmaxだとしたら、それよりはいくぶんかおとなしい点は留意しつつも、先生方の判断でもだいじょうぶそうだろうとのお見立てで、お預けすることに

          20240917

          電動ママチャリ暦も早半年ほど 生活が激変した なにより行動範囲が広くなり、機動力が増したね 今朝は買い出し4軒はしご ちょこまかボーイを連れて、1時間以内でコンプリートできた 前輪のうえに備わるカゴはパンパンで、リュックに詰め込んだら、後部に腰掛ける坊やから『痛いー』とのクレームが届いた ごめんよぉ かさばるものが多いとはいえ、ちょっとよくばりすぎたね 暑さもおさまるようになったら、ちょっと遠くの公園にもお弁当持って行かれそうだね 秋を存分にたのしもう

          20240916

          自分が自分であること 我を押し通すこととはちょっと違う ほんのわずかな違和感も見過ごさずに掬いとり、よりしっくりくるほうへと軌道修正する こうしたことって、劇的な変化を伴うものでもないし、明確な切り替えがあるわけでもない たとえば、とれかけたボタンをつけなおすような感覚と重なる ささいな兆しや変化、ほころびが目が留まったとしたら、それをなかったことにはせずきちんと応じる そのあたりにひとの本質があらわれるように思う あるいは、手がけていた掃除をどのあたりでおしまいにする

          20240915

          旅の道連れによって、その中身が大いに変化することはよくあること さらには、その動機さえもがらっと変わることがあるのね 坊やのすきなのりもの ばばのすきなムーミン(主にミィ) わたしのすきな山や森の携えるみどり そのすべてを要件に添えて、さらに満ち足りたものになったのは、必然といえば必然なのだろうけれど、やっぱり奇跡でもあるのかもしれないとみんながみんなお出かけずきで、好奇心と機動力が備わっていてよかった 水も空気も澄んでいて、ひとびとはおだやかであたたかく、おいしくてう

          20240914

          誰よりも ぐんぐん歩く ずんずん走る ちょこまか駆け回る 眠いの極限になったときがいちばん猛獣めく 全身全霊でいやだ!をあらわし、ピークを超えたところですとんと眠りの世界へ 眠っていてもお布団のうえを転がっている じっとなどしていない 体力気力がありあまっているからね いつだって一所懸命だ 無垢で無邪気な坊や キラリと光っているよ

          20240913

          うちのなかでもリュックをしょいたがる子 手近な袋にありったけのミニカーを詰め込んで、引きずるように歩く 『ただいま〜!』と登場するその姿は、まさに旅行帰りそのものだ そんな坊やと児童館で遊んだのち、お昼どきにふた駅隣の街へ 移住した高校時代からの親友が帰省してるとわかり、すかさず連絡したのはおとといのこと 運よくお互いのタイミングが重なり、会えることになった 彼女の実家がある街に住む、おなじく高校時代をともにした子とも会う話をしていたようで、およそ1年ぶりに3人揃っての再

          20240912

          眠れていないというだけで、すべての機能が低下ないし停滞する 卒乳を契機に自律神経に影響が出るひとがいるらしい たぶんこれだな ホルモンバランスが乱れに乱れております 心のコップをすこやかに保つために、ここから脱したい やさしい気持ちで過ごしたい メラトニン(サプリ) 肋骨を意識した深呼吸 上を向く おひさまのしたで運動 カフェインや甘いものを控えめに マグネシウムの経皮摂取 鍼治療 音楽を聴く いろんなひとから、いろんなアドバイスをもらう ひとつずつ実践して、自分にフ

          20240911

          9月になり、まだまだ暑いとはいえ、峠は超えたようで、久しぶりに森で遊んでから一時預かりの園に向かうことにした これまでは看過していたトンボやアリの存在が目に留まるようになったらしく、こわがったりもして 眠るときに暗くすると泣いていやがるようになって数日 この頃は”こわい”の感受性が鋭くなってきているのかも しばらくぶりに坊やのお気に入りの木にもハグでごあいさつ 至るところに落ちていた枝にも気づき、まるを描いてみたのち、長めで立派なのを度々拾い集めて、抱えるようにして歩いて