tinytacco

錦 多希子 | Takiko Nishiki ● ことば(執筆) と 本(選書)/…

tinytacco

錦 多希子 | Takiko Nishiki ● ことば(執筆) と 本(選書)/かたちないものの輪郭をたどる ● こちらは「書く」という行為を続けるための筋力を養う場所 日々感じることをつらつらと

最近の記事

  • 固定された記事

来歴

錦 多希子|Takiko Nishiki 1984年 東京生まれ ことば と 本 を相棒に かたちないものの輪郭をたどる 執筆とアートブックの選書を軸とした活動を繰り広げる ことばによる表現の場としてnoteにて日記を公開するほか、ときに展覧会で発表することもある 
あらゆる分野の表現者と手を結び、展覧会や作品集への寄稿、活動の意思表明にまつわる執筆をする 主にアートブックの選書や企画立案を担う みずからが読み手となる朗読会をひらくほか、音声配信やフィジカルな場

    • 20240824

      きのうの坊やは結局、お昼寝なしの22時前就寝 さすがにしんどかった…! そのときの大変さ(主に怒り)が収まらなかったのか、その後インソムニアになってしまったわたし お布団のなかで目を瞑ったり、起き上がってできる手立てを打ってもなお入眠にこぎつけず、4時過ぎまでまともに眠れなかった これもこれで堪えたのなんのって 偶然、前々から友人の鍼灸を軸とした施術を予約していたのがせめてもの救いだった 名の通り駆け込み寺を担っていただき、朝イチでじっくり手あてしてもらう 終わると目の

      • 20240823

        昼も夜も、ほんとうに寝ない子 さすがに限界です… 睡眠障害なのかな どこに、誰に相談したらわからない 朝からアートセラピーのイベントに参加して、児童センターでお昼食べて帰ってきても、一向に眠ろうとしない あまりに寝ないから、夕方ベビーカーに乗せ込んでお散歩した わたしの精神衛生のために 風を感じ、外の世界とつながっているために 雲をみつけて 『きれいな雲だねぇ』と坊や 『あそこに行きたい』 『かかと、ばばと、くんくん(最近自分のことをこう呼ぶ)と』 だって しんどすぎる

        • 20240822

          雷がこわいらしい ゴロゴロくると、一旦すべてのしぐさが止まる お腹のあたりに手を当て、そそくさと寄ってきては離れない いつもは繋がない手を、ここぞとばかり握りしめたりしてね こんなに果敢な子でも、こわいものがあるんだなぁ なんて感心したりもするけれど、考えてみればまだ2歳 すっかりおとなのように、ひとりのにんげんとして接していることばかりだけれど、まだまだ幼いんだよね こういったことが起こると、そんなことを思い返す

        • 固定された記事

        マガジン

        • 映画感想文
          3本
        • tiny episodes
          10本

        記事

          20240821

          ひとりで動く自由な身軽さ おとなと話すひとときを 久しぶりに享受する 即効性があるものではないけれど、徐々に感覚を戻していく最中にいるのはわかる のちのち、傷んでいたところにじわじわと効いてきそうな予感はする きのうのベランダで過ごしたわずかな時間のように ビルの合間からぽっかりとひろがる空を見上げる きのうよりは白っぽい青さ、ゆるやかに動いていく雲をながめている 風が抜けていくのを肌で感じる 頭の、心のなかにも、新鮮な空気がやってくるかな 目を瞑ると、周りの音がよく

          20240820

          坊やが昼寝をしているところをそうっと通り抜け、ベランダに出た きょうも残暑は厳しく、まだまだ真夏といっても差し支えないほど 彩度の高い青空に、うっすらと雲がたなびいている 暦のみならず、空模様のうえでも秋なのだなぁ なにをしても回復しないときは、とことんその気持ちを味わい尽くすしかない 哀しい 悔しい 情けない 怒りが止まらない やり場のない想い ぐっちゃぐちゃになってるものを、混沌のまま受け止める すうっとした雲のように、軽やかに抜けていってくれるといいのになぁ

          20240819

          備忘録も兼ねて、いまの坊や語録(本日時点) ●おっしょ(一緒) ●ティープ(テープ/ばんそうこう) ●オビ(郵便車) ●マテ(山手線) ●マチューメ(なつめ) ●みみ(緑色) ●パジュ(パズル) ●カクバ(パトカー) 独特の語感がある、その豊かな感性に感銘を受けるほどには親バカなわたしであります また興味深いものを見聞きしたら書き留めておこうっと

          20240818

          このまま下がるかと思いきや、ふたたび上がったり そんなものなのか…と心得ようとしても、感情までは追いつかない 本人が機嫌よくいてくれるのは、暗闇のなかに見出すひかりのごとく救いになる “のんびりしようか” と、天に仕向けられているかのようなお盆だった いつもは貪欲に動き回るわたしでも、さすがに天候や体調、心模様が否応なく押し寄せてきて、無理を効かせようにもできなかったなぁ 休息が必要なのは潜在的には明白で、そうはいっても顕在意識としては精力的に活動したい そんな矛盾を孕ん

          20240817

          台風一過を目前にした深夜 次は坊やが発熱 苦しまずに寝入ったり、朝になってからはごきげんに遊んでいるから感心してしまう わたしの浄化しきれなかったぶんを受け持ってくれたのかな 情けないけれどもありがたい 今回はどんなところでこんがらがったんだろう なにがよくなかったんだろう 己を責めて周りに当たり散らす悪い癖が出てしんどい ネガティブがネガティブを呼び、おおきな渦になるのを止められない いたわる心でもって接したい相手にこそ辛辣になってしまって、抑制が効かず消えてしまいたく

          20240816

          熱はおさまるも、引き続き背中や腰が痛い 身体の至るところが熱を持って、感覚が鈍い きょうもおとなしく過ごそう 雨が強まる前にベビーカーで買い出しへ スーパーのカートに乗るのがたのしいお年頃らしく、嬉々として乗り換えてくれる 高い位置に腰掛けられるからか、視界が広がっておもしろいのかな 台風でいろんなことが浄化の一途をたどりますように 内側も、外の世界も

          20240815

          断腸の想いで予定変更したら、なんと発熱 結果オーライということか 夏に熱が出るって、個人的にはあまり経験のないことで、ある種新鮮な体験 ばばのおやすみのときでよかったよ 身体のなかに備わる治癒力がいかんなく発揮されますように

          2024814

          午前中よりも真昼間よりも、実は西陽の強い夕方前がいちばん暑さ極まってる気がする 猛暑に加えて地震に台風と、すさまじい昨今だなぁ 自然の摂理ばかりはどうしようもないから、どうやって折り合いをつけていくかを見出すほうが賢明なんだろうな そうわかっていながら、翻弄されてしまう

          20240813

          免許の更新 ペーパードライバーゆえ、優良ゴールドのわたし おかげでサクサクと進めていただきました よかった! これでひと安心 ひと駅手前で、坊やとばばと待ち合わせ ずっと後手になっていた役所仕事をもうひとつ、取り掛かることができて助かった お盆時期でも稼働されている各所に、頭があがりません 久しぶりに森へ足を伸ばす かめさんがみたいというリクエストにお応えして池のほうに向かうと、歓迎してくれているかのように何匹も寄ってきてくれた 木陰だと体感温度がいくぶんか下がるので、ほ

          20240812

          きのうのおなじ時間帯よりずっと暑いな…と感じた、今朝のベランダ時間 支度しているうちに、とうに気温はうなぎ昇りで、とてもじゃないけれど森散歩に行けそうにもないほどに熱せられていた こういう日はそうだな、掃除をしよう エアコンのフィルター掃除にはじまり、その後ばばと坊やは掃除機、わたしはトイレ掃除と分担して進める やることを先にかたつける(片付ける)と、あとのつかえがなくなるからか、すがすがしくなるものだね きのうの疲れ、温泉の好転反応なのかな 気だるかったのはわたしだけで

          20240811

          山の日 齢40を迎えました 大台突入、あまり実感ないな 30になるときのほうが身構えていた気がする あたらしく迎えた朝はまばゆいひかりに包まれていて、これから進む先をあかるく照らしてくれているような吉兆の気がした なんとなく、いい日々になりそうな予感 山に行きたくなり、日帰りで箱根へ 赤いロマンスカーからの登山鉄道に乗り継ぎ、電車好きボーイはたいそうたのしまれておりました 窓のおおきな席はいいね こもれびも溪谷もよくみえる 中腹あたりにあるカフェへ 木のおもちゃもた

          20240810

          早朝、わたしの掛け布団を手繰り寄せて、みずから掛けていた子 半分眠っているかのようなトーンで、音も立てず声を発することなく、ごくごく静かに為されていった じき起き上がったわたしは、まずベランダに出る 涼しい、と感じられるほどの気温 湿度もなく、まるで高原の朝のようだった すでに秋の気配だなぁ、そんなふうに感じた 綿をすうっと引きちぎったかのような、やわらかい雲がたなびいている あまりにうつくしくて、写真を撮った 坊やがふたたび眠りの世界にいる横で、レースカーテン越しに朝