20240911

9月になり、まだまだ暑いとはいえ、峠は超えたようで、久しぶりに森で遊んでから一時預かりの園に向かうことにした

これまでは看過していたトンボやアリの存在が目に留まるようになったらしく、こわがったりもして
眠るときに暗くすると泣いていやがるようになって数日
この頃は”こわい”の感受性が鋭くなってきているのかも

しばらくぶりに坊やのお気に入りの木にもハグでごあいさつ
至るところに落ちていた枝にも気づき、まるを描いてみたのち、長めで立派なのを度々拾い集めて、抱えるようにして歩いていた

おととい洗ったばかりの白いスニーカーも、気づけば土まみれになっていたよ
水筒のコップでお水を飲もうとしたら盛大にこぼしてびしょぬれに
はやめに園に向かい、お着替えさせてもらった

いつもより前倒しで預かってくれるとご提案にありがたくお願いする
無事にバトンタッチして、子の乗らないママチャリで駅へ

道中にパンの移動販売車がやってきていたので、坊やとばばの分もあわせていただく
ふと奥を見やると、何人かのひとたちが集まっている
そのうちひとりと目が合い、ごあいさつしてくださった

『よかったらコーヒー飲んでいきませんか？』
突如できたひとり時間、こんなかたちでなにかが舞い込んでくるとは…！
せっかくなので混ざらせてもらう

先ほど買ったパンにアイスコーヒーを添えて、しばし歓談のときを過ごした
なんでも、みなさんは毎週この時間に集まり、体操をしているのだとか
先生も週替わりでいらっしゃるらしい

さっと食べ終え、お礼とともにその場をあとにする
思いがけない展開だったけれど、なかなかいい時間だったな

さぁ、次は美容院へ
残暑をしのぎながらも、気分としては秋の気配を取り入れたいところ
ミニマルなフォルムに、いくぶんか厚みを持たせていい具合にととのえてもらった

ほんの数センチの違いで、こんなにも変わるものだなぁ
毎度のことながら感心する

さっぱりしたところで、ランチと休息
お腹を満たして、ひと息ついて
次なる目的地へ

友人のお店に足を運ぶと、遠方からやってきていた共通の友人がすでに到着していた
その並びには、しばらく会えずにいた友人もいる
うれしくなり、飛び入るように席についた

それからも常連の友人たちが続々とやってきて、まどろみのような心地よさの午後を過ごすことになった

たわいもない話、近況報告、直近でみた展示のこと、子どもにまつわるエピソード
どの話題もおんなじような温度感で、等価に展開されてゆく
その入り混じる感覚もまた心地よい

いい時間になったなぁ
おだやかなやすらぎのときをありがとう！

はやくお預けした分、はやくお迎えに向かう
さて、坊やはどんな日を送ったんだろう
たのしみ、たのしみ