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『天気の子』は梅雨が明かないうちに


秒読みだった関東の梅雨明けが延期になった。
本篇のタイトルを梅雨がらみにするかしないかで悩んでいるうちに、こんなニュースを見かけた。

#COMEMO #NIKKEI

昨年の猛暑と比べると、今年の梅雨は本当に長かった。自転車通勤の同僚が毎日、空の機嫌をうかがってから出かけるのを繰り返し、大丈夫と思ったら雨に降られたとか、急な天気の変化も多くなったように感じだ。

洗濯ものが乾かずにジメジメする。
気分もどんよりになりがち。
誕生日の夜は満月のはずだったが、月なんて一ヶ月以上見てない。

昨日のnoteの最後では、このように書いた。

梅雨のうちに『天気の子』を見る方が良いよ!と、友人に勧められたので、今日は『天気の子』を観に行く。

レディースデーというのもあり。
急遽一人映画で参戦した。
しかもIMAXで。

一人映画は好き。同行者の好みを気にせずに済むので、楽。それはさておき、映画館は満席、中国語も多く聞こえた。さすが新海誠監督、『君の名は。』のヒットだけあって、新作は期待されている。

評判通りの綺麗な絵と音楽、主人公のナレーションと共にストーリーが進むことは『君の名は。』と同じ。『君の名は。』が好きだった人はきっと『天気の子』も好みであろう。

予告編を目にしたことのある人なら分かるが、祈れば雨天を晴天にできる主人公の陽菜(ひな)だが、その不思議な力が物語の軸となり、予告編じゃ想像つかない展開になる。

個人的に好きなポイントはたくさんある。例えば、途中で登場するチャーハンはおいしそうとか、陽菜の弟の凪(なぎ)に萌えるとか。(そこ違うか…)

これから観る人へのアドバイスは一つだけ:

気持ちのチャンネルは雨に合わせておくこと。

「雨」を「晴れ」に変える映画だから、こんなの当たり前かもしれないが、今年は特に梅雨が続いたから、『天気の子』という映画は今年のこの時期上映で良かったのだ!

昨年のように6月末に梅雨が明けてしまったら、そこまで映画に入り込めなかったかもしれない。

今回急いで観にいたのも、友人がその弟さんに「梅雨のうちに観に行く方が良いよ」と勧められ、その結果友人が「騙されると思って、梅雨がまだ明かない今週に観に行く方がいい」とFacebookに投稿したからだ。

映画館でアニメ映画を観るのは日本に来てからだ。映画館で観るからこそ得るものがあるし、日本のアニメは本当にすごいと感じた。京アニの事件で亡くなった方の事を考えると心痛むが、アニメ界元気になって欲しい。

もう1000文字ちょい超えなので、今日はここまでにしておくね。梅雨明けたらとてつもなく暑くなるらしい。暑くなったら、雨の日に『天気の子』観るのもいいかもしれない。

Q

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