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テモテ牧師のエッセイ

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2020年9月の記事一覧

Step by Step 9月30日      ■□私の中にキリストが生きている□■

Step by Step 9月30日 ■□私の中にキリストが生きている□■

わたしたちは、この宝を土の器の中に持っている。その測り知れない力は神のものであって、わたしたちから出たものでないことが、あらわれるためである。わたしたちは、四方から患難を受けても窮しない。途方にくれても行き詰まらない。迫害に会っても見捨てられない。倒されても滅びない。いつもイエスの死をこの身に負うている。それはまた、イエスのいのちが、この身に現れるためである。わたしたち生きている者は、イエスのため

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Step by Step 9月29日       ■□人間関係が大事□■

Step by Step 9月29日 ■□人間関係が大事□■

 与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう。人々はおし入れ、ゆすり入れ、あふれ出るまでに量をよくして、あなたがたのふところに入れてくれるであろう。あなたがたの量るその量りで、自分にも量りかえされるであろうから。ルカ6章38節


 完全な人など誰もおりません。ですから人には協力し合うことが必要なのです。人に欠点があることは恥ずかしいことでなく、愚かなことでもなく、ただ謙遜になって協力し

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Step by Step 9月28日      ■□痛みを通して成長する□■

Step by Step 9月28日 ■□痛みを通して成長する□■

 それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。ロマ5章3-5節


 真珠は痛みから生み出されます。先ずアコヤ貝の中に人の手によって小さな石のようなものを入れます。

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Step by Step 9月27日      ■□神に望まれた命□■

Step by Step 9月27日 ■□神に望まれた命□■

 主のことばが、あなたがたのところから出てマケドニヤとアカヤに響き渡っただけでなく、神に対するあなたがたの信仰はあらゆる所に伝わっているので、私たちは何も言わなくてよいほどです。1テサロニケ1章8節


 私達一人ひとりの命は、神が指揮する地球交響楽の唯一無二の命です。交響楽はどんなに目立たない楽器で短い出番であったとしても、その楽器が無ければ交響楽として成立しません。世界75億分の1の命で

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Step by Step 9月26日 ■□人生の主導権を握る□■

 兄弟たちよ。あなたがたが召されたのは、実に、自由を得るためである。ただ、その自由を、肉の働く機会としないで、愛をもって互に仕えなさい。ガラテヤ5章13節


 身体が傷つくと叫び声をあげます。それは痛みに耐えるためにエネルギーを発散させるためです。叫ばないとエネルギーが内にこもってしまい命を危険にさらすことになるんじゃないでしょうか。

 同じように心が傷つくと叫び声を上げます。それは

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Step by Step 9月25日      ■□人間力を養うお手伝い□■

Step by Step 9月25日 ■□人間力を養うお手伝い□■

  何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。ピリピ4章6-7節


 悩んでいる人の答えは「その人の中にある」と言っていいでしょう。ただそれに気づかないだけ。もしくは気づいていても見よ

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Step by Step 9月24日      ■□仕事に喜びを感じるために□■

Step by Step 9月24日 ■□仕事に喜びを感じるために□■

 心に楽しみがあれば顔色も喜ばしい、心に憂いがあれば気はふさぐ。箴言15章13節


 生きていて最も充実感を感じる時って、体と心と頭が調和して一つの目的に向かって進んでいる時間ではないでしょうか。この姿を最もよく現しているのが、趣味を楽しんでいる状態かもしれません。大好きな趣味に熱中している人は、趣味に集中し、時間を忘れ、体も生き生きして疲れを知りません。正に体と心と頭が調和して一つの目的

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Step by Step 9月23日 ■□神と共に人生を楽しむ□■

主を喜ぶことはあなたがたの力です。ネヘミヤ8章10節


 私たちが生きていく上で本当に必要なものだけを手元に残すとなると、相当持ち物が減るんじゃないかなぁと思います。そして、もし人間が本当に必要なものだけで生きてきたなら、人類の歴史に何の文化文明(文学、音楽、おしゃれ、料理、趣味、芸術など)も興らなかったかも知れません。

 ところが人間は動物ではありません。人間には文化文明が必要であ

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Step by Step 9月22日        ■□命と形□■

Step by Step 9月22日 ■□命と形□■

 だれも新しいぶどう酒を古い皮袋に入れるようなことはしません。そんなことをすれば、ぶどう酒は皮袋を張り裂き、ぶどう酒も皮袋もだめになってしまいます。新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるのです。マルコ2章22節


 私たちの課題の一つは、命と形(かた)のバランスではないでしょうか。

 例えば…仲間意識を強めるために始めた年に一度のバザー。最初は楽しく仲間意識が強くなって良い流れだったけど

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Step by Step 9月21日       ■□正しすぎるな□■

Step by Step 9月21日 ■□正しすぎるな□■

あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてはならない。なぜあなたは自分を滅ぼそうとするのか。伝道の書7章16節


 小さなお友達は、見たままズバリを言います。時々ドキッとすることがあります。お友達ですから何の悪意もなく、ただ見たままを口に出しただけのことです。しかし、これが意外に心に深く突き刺さるのです。そういう意味で小さいお友達は怖いところがあります。無邪気な邪気です。

 それ

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Step by Step 9月20日      ■□人間力を養う□■

Step by Step 9月20日 ■□人間力を養う□■

愛は隣り人に害を加えることはない。だから、愛は律法を完成するものである。ロマ13章10節


 数年前、スポーツ界のパワハラ事件がマスコミによく取り上げられました。これまでの日本の感覚で言えば、スポーツ界のパワハラは、いわゆる“体育会系”という言葉で理解され、当たり前のこととして受け止められていました。

 熱い指導者であればあるほど、なかなか言う通りに出来ない相手に対して、暴言を吐いて

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Step by Step 9月19日      ■□困難に立ち向かう□■

Step by Step 9月19日 ■□困難に立ち向かう□■

 わたしの兄弟たちよ。あなたがたが、いろいろな試錬に会った場合、それをむしろ非常に喜ばしいことと思いなさい。あなたがたの知っているとおり、信仰がためされることによって、忍耐が生み出されるからである。だから、なんら欠点のない、完全な、でき上がった人となるように、その忍耐力を十分に働かせるがよい。ヤコブ1章2-4節

 大人になってしまったので、蟻の行列を見ることが無くなりました。子どもの頃は時を

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Step by Step 9月18日      ■□美しい生き方□■

Step by Step 9月18日 ■□美しい生き方□■

 同じように、妻たる者よ。夫に仕えなさい。そうすれば、たとい御言に従わない夫であっても、あなたがたのうやうやしく清い行いを見て、その妻の無言の行いによって、救に入れられるようになるであろう。あなたがたは、髪を編み、金の飾りをつけ、服装をととのえるような外面の飾りではなく、かくれた内なる人、柔和で、しとやかな霊という朽ちることのない飾りを、身につけるべきである。これこそ、神のみまえに、きわめて尊いも

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Step by Step 9月17日 ■□内的アドバイス□■

 イエスはその人が横になっているのを見、また長い間わずらっていたのを知って、その人に「なおりたいのか」と言われた。ヨハネ5章6節


 人にアドバイスをする時に、忘れてはならないことは「答えは相手の中にある」という大前提です。その大前提に立ってアドバイスをする必要があります。

 これまで日本の多くの場面でなされてきたアドバイスは、この前提を無視したものが殆どだったのではないでしょうか。

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