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ひまで、手持ち無沙汰で、ボーッとする時間

中1長男の中学受験で、塾なしを選んだ理由の1つは、
もう何度も書いていますが、自由時間を確保するためでした。

同じ理由で、小6長女と小2次男の家庭学習も最低限の量にしています。その日の問題の難易度によっても変わりますが、全部やっても10~20分くらいで終わる量。長女は中学受験をしないし、次男は中学受験をするにしても、まだ小2なので、最低限、これくらいの量でいいかなと思っています。


「自由時間」というのは、文字通り、自由な時間。

本を読む
ゲームをする
鬼ごっこをする
虫を眺める
ボーッとする

・・・いろいろです。

大切だなと思うのは、ゲームを30分して、漫画を読んで、きょうだいで遊んで…それでも時間があまって「暇だなぁ」と思う時間。「何しよう」とボーッとする時間。

こういう時間こそ、小学生の醍醐味じゃないかと思います。

SNS、メディア、本をみるとプログラミング、英語、自然、実験…いろいろな体験型のプログラムや習い事が紹介されています。「小学生の今こそ!今だから!今だけ!早いうちに!」。

小学生時代ってたくさんの可能性があって、なんでもどんどん吸収できて、キラキラ輝いている時期。なのに、あっという間にすぎていきます。

何を与えて、どこに連れて行って、何をしてあげれば、ベストな形でこの子を伸ばしてあげられるんだろう?って、私を含め、日々考え続けている親は多いはず。だから、いろいろたくさんしてあげたくなるし、可能なかぎりしてあげます。それぞれの時間的・物理的・経済的制限の中で。

私が子供達にしてあげたいことの1つが、小学生時代のボーッとできる自由な時間の確保です。

ある人は、英語の習い事かもしれないし、
ある人は、親子留学かもしれないし、
ある人は、キャンプかもしれないし、
ある人は、塾かもしれないし、
親子との数だけ違いますよね。


私が子供にボーッとできる、手持無沙汰な時間が大切だと思う理由は、その時間に、自分の好きや興味を見つけるヒントがたくさんあると思うからです。

わがやには子供が3人いますが、自由時間の過ごし方はそれぞれ違います。なぜなら、みんな好きなことが違うから。

中1長男は、小学生の頃は、スクラッチでゲームを作っていました。
小6長女は、ひたすらイラスト・漫画(時々小説)を書いています。
小2次男は、読書に飽きたら、私をさそってボードゲームをしたり、ドリルやパズルを解いています。

暇な時間についついやってしまうこと。それが好きのヒントです。


最近は、オンライン環境も充実し、選択肢がたくさんあって、なにかしていないと損をした気になってしまいます。もともと持っていないものを、失った気がしていまいます。

でも、もともと持っている時間には、既に自由という価値がある。

受験という時間のリミットがあると、ついつい「あれも」「これも」となってしまう。それで得る物もあれば、失うものもある。それを意識して、子供の時間を考えたいなと思います。


なんてことを書いたのは、GWにほぼ自宅にいた言い訳でもありますね。
(;^_^A

ほとんど自宅で過ごしました。
GWのことはまた明日。

インドアなわがやは、みんなおうち時間を充実させるのが上手です。これもこれからの時代、生きていくスキルの1つかな?


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