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どうしてもどうしてもできないことってありますよね?

私にとっては、「将棋」。

どうしてもどうしても、私の中の何かが拒否して、駒の動きを覚えられない…。いや、決して記憶力の衰えでは断じてない、と思う、たぶん、おそらく。

6歳児の将棋ブーム再来!

ここ2週間くらい、断続的に次男をおそう将棋ブームが再来。「ママ!将棋やろう!」と誘われます。

わがやには、数年前に夫の実家から持ってきた、ごく普通の将棋セットがあります。駒の動きを知っている夫と長男が使っていて、次男もそれを使って遊んでいたんですが、駒の動きをまだ完全に覚えていなかったので、毎回調べるのも手間かなと思い、子供用将棋を買いました。たしか、去年。

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子供用将棋だと、駒の動きが全部書いてあるので、私でも将棋がさせます。うまいかどうかは別ですが。とりあえず。

しかし、困ったことに(嬉しいことに?)、子供用将棋を買ってほどなくしてから、次男がすぐに駒の動きを覚え、しかも、今回の将棋ブームでは、普通の何も書いていない将棋でさしたがります。

そうなると、困るのが私。なぜなら駒の動きを覚えていないから(うぅ…)

「ママだけ、子供将棋を使っていい?」と聞くと、

「えー、僕が教えるから、何も書いてないのでやりたい!」だって。

あぁ、ついに6歳児に将棋を教えてもらうときがきたかぁ。子供の成長が感慨深い。つらい。いや、嬉しいか。

しかし、教えてくれると言っても、教えてもらってもすぐ忘れるし、そうかと言って毎回聞くのも面倒だし…となって、なんだか次男と将棋をさすのがだんだん面倒になり、

「よくないかなぁ」と思いつつ、リアルの将棋ではなく、パソコンの将棋をするようになりました。インターネットの子供向けの将棋ゲームのサイトで、相手の強さや駒落ちが自由に選べる対戦ゲーム。

これが思いの外、楽しかったらしく、ここ最近は次男はパソコンの将棋を毎日するようになりました。

私が将棋をさせたらいいんですが、いかんせん、駒の動きが覚えられないんですよね。どうしてもどうしても。

たぶん、絶望的に将棋への興味がないことが原因だと思うのですが、こればかりはどうしようもない。なにをどうがんばっても、好きでないものを好きになるのはもうできないんですよね。

学童でも・・・

思えば、数年前、学童で働いていたときも、たまーに「先生!将棋やろう!」って誘ってくる男子がいたなぁ。学童だと、大勢の子供をみないといけないので、なかなか1対1の遊びってできないんですが、子供が徐々に帰り始めて人数が減る閉所前の時刻になると、その子が誘いにくることがありました。

その時も、「駒の動きを覚えてたら、もっと楽しく相手ができるんだけどなぁ」と思って、覚えようとしたんですが断念。当時、幼稚園児の長男長女がいたので、毎日忙しく、興味がない将棋を覚えることってなかなかできませんでした。

壁の高さをきめるもの

結局、時間のあるなしではなく、興味なんですよね。好きかどうか。それによって、あることがある人には高い壁になり、ある人には低い壁になる。

私にとっては、将棋の駒の動きを覚えるのは、ものすごく高い壁。おそらく超えられないし、超えたいという気力もない。これからもずっと、下から眺めるだけだろうと思います。超えれば、その先に、楽しい世界があるんだろうなぁとは、次男と長男を見ていて思うんですが。

その代わり、私にとっては低い壁もある。これからの人生は、無理せずに、そっちの壁にチャレンジしていこうと思います。


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