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なくなりつつある(かもしれない)日本で成長していく子供たちに、自分ができること

いずれ存在しなくなる?

ここ最近…というか、もう何年もだけど、少子高齢化が問題視されています。先日は、アメリカの有名人のこの発言が話題になりましたね。

「出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう」

https://news.yahoo.co.jp/articles/a7ae8cd0271aa84c56851166799a3f40b3663e5a

この発言の内容自体はかんたんな算数の問題なので、もちろんそうだろうなという印象。そして、日本が徐々に弱く、小さくなっていること、今後もそうなっていくだろうことは、多くの人が感じているのだろうと思います。私のように、子供を持つ親は特に。

自分の将来(老後)についても考えなければいけないけど、子供の将来についても、考えなければいけません。なにをどうする、というのは家庭によって異なりますが、私の場合は、子供が1人で、(できるだけ楽しく)生きていく力をつけることです。多少の違いはあれども、これはどの親も望むことの1つではないでしょうか?


そのために、私が心がけているのは、3つです。

1)興味の種をまく

人は、既に知っていること、好きなこと、興味のあることには関心をもちますが、そうでないものは見えていないことがよくあります。その傾向は、歳を重ねるほど強くなっていくように思います。でも、そんなものの中にも、自分にとって特別なものが隠れている可能性がありますよね。

新聞やニュースで社会について触れること、事実を確認して、それについての意見や感想をシェアすること、いろんなジャンルの本を置いておくこと、子供が興味を持たなくても目のまえで自分がやってみること、いろんな場所に連れ出すこと、アニメやバラエティだけじゃなくて海外ドラマや映画、ドキュメンタリーを一緒にみること。

幼児期に限らず、小学校になっても中学校になっても、一緒に住み続ける限り続けようと思っています。

2)子供がのぞんだことを適度にサポート

まいた種のうち、子供が興味を持って「こうしたい」「やりたい」と言ったことをサポートします。

このとき、大切にしているのは「適度に」すること。

たとえば、長男は現在、スクラッチでゲームをつくることにはまっています。興味を持って始めたのは小4くらいだったと思います。はじめは私や夫が簡単なゲームをつくって、遊ばせていたら、「自分でもつくりたい」と言って、徐々にやり始めました。

ずっと横について教えることはしませんでした。基本的な使い方だけ教えて、あとは本を1冊買いました。「分からないときは聞いてね」「googleで調べても分かるよ」とも伝えました。

それ以降、今までずっと、長男は1人でつくっています。他の人が公開しているゲームのプログラムをみて、「こんなふうに作るのか」と言って真似したり、参考にしたりもしています。

3)必要な知識を自分でつける力

遠い未来、ほんとに日本はなくなるかもしれません。国土は残ると思いますが、国民の構成は、現在とは確実に異なるのではないかと思います。日本人の年齢構成もそうだけど、そもそも日本人と外国人の比率も大きく変わってくるかもしれません。

今の政治家が選挙のために、高齢者向けの政策を続ける限り、どこかでもう手のほどこしようがない状態になってしまい、そこから少子化対策に本腰をいれても、間に合わないという事態になるかもしれません。

そうなると、日本にいても、外国人と仕事をすることが一般的になるだろうし、日本を出て海外で働く可能性もあります。

そのために、やはりツールとしての外国語は欠かせないだろうと思います。英語でなくても、中国語でもフランス語でもいいけど、将来どこで暮らすか分からないのであれば、一番便利な言語ではあるのはたしかかなとは思います。英語が好きでも嫌いでもいいから、ツールとして身に着けておく必要があるだろうと、私は思っています。

ただ、今、将来に備えてできるだろうと思うことの1つが「英語」ですが、実際、そのときになってなにが必要になるか分かりません。「あ、これ必要だな」「知っておいたほうがいいな」「できたほうがいいな」と思った時、それができる力をつけておいてほしいと思っています。

求められる知識や技術は、場所や時代によって異なります。その中でも自分が一番できそうなものを、その都度、自分にあったやり方でとりいれて、生きていくことが必要になるかと思います。子供達には、それができる人になってほしいと思います。


子供に求めるばかりじゃなく、自分自身も、そうでなければと思います。子供にしてほしいと思うことは、口で言うよりもまず、私自身がすることが大切ですね。

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