見出し画像

子供におすすめ児童書「メガネをかけたら」

児童書、というよりは絵本に近いボリュームなんですが、メガネをかけはじめた(かけるかもしれない)小学生に読んでもらいたいなという気持ちで、児童書というカテゴリーにいれました。

視力が落ちて、メガネをかけることになった女の子。「メガネなんていやだ」という女の子の心の葛藤が描かれています。そんな女の子の気持ちを受け止める、担任の先生がとっても素敵!

うまれつき左目の視力が弱い長男に、小1くらいのときに読んだ本です。長男は年少~年長くらいまでメガネをかけていて、いったんやめた後、小4~再びメガネをかけ始めたので、ちょうどメガネをかけてない時期に、この本を読んだことになります。

その時から、なんとなく将来的にまたメガネをかけることになるだろうという気持ちが私の中にぼんやりあり、その時に、それを長男がどう受け止めるか、そのヒントになればいいなと思って読みました。

内容はそんなに深刻ではなく、小学生の女の子ならではのおもしろい空想も入っている、軽いタッチの本です。

今の小学生はだいぶメガネの子が増えたけど、それでも、はじめてメガネをかけるということは、子供にとって世界がガラッとかわってしまうくらい、大きな出来事だと思います。いくら「大丈夫だよ」「気にしないで」と言っても、「みんなにからかわれる!『メガネ』っていわれる!」って思うこともあるかもしれません。

そんなときに、この本がなにかのきっかけになればいいなと思います。

メガネだけではなく、髪の色や肌の色、言葉、行動、いろんなものが、人と違っていいんだということも、本を読みながら親子で話し合えるといいですよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?