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小学生におすすめ漫画「数字であそぼ。」


久しぶりの漫画の紹介。

「小6の夏なのにまだ漫画読んでるんかい」というツッコミはおいといて、この夏休み、私の中でかなりハマっている漫画です。

舞台は吉田大学理学部。場所が京都、ノーベル賞受賞者を多く輩出する、ということから、おそらくモデルは京都大学かなぁと思います。

主人公は大学に入学したばかりで、これから始まるキラキラしたキャンパスライフに胸を輝かせている横辺くん。彼は一度見たものは忘れない驚異的な記憶力の持ち主で、そのため、小さい頃から成績優秀、大学試験もパスして吉田大学に入ってきました。

しかし、入学早々、人生初の挫折を味わいます。それが…大学の数学!それまで、ずばぬけた記憶力を持つがゆえに、数学も暗記でのりきってきた横辺くんでしたが、大学の数学は暗記ではなく理解が必須。あまりのわけわからなさにショックを受け、いったんは休学するものの、数学に挑んでいく…というストーリーです。

私はものすごい記憶力もなく、中学で早々に数学は苦手だったので、レベルはちがえど、横辺くんの混乱や挫折感にはかなり共感。とはいえ、かなりコメディ色が強く描かれているので、暗くならずに明るく笑える場面ばかりです。その一方、きちんとした数学の話も随所に登場するので、算数(数学)好きにも楽しめます。

実際、数学が苦手な私や長女も、算数が得意な長男も、みんなでハマっています。

小学生ではまだ数学は難しいけど、算数の延長に、数字のおもしろさことできる数学という世界があるということを知り、それに楽しく触れることができる、おすすめの漫画です。さらに、大学の理学部数学科というところが、どんな勉強をするのか、まだ遠い先のことですが、大学の学部の様子を知ることができるのも大きな魅力。

この漫画を読んでいると、「大学生に戻りたいなぁ」となつかしい気持ちがこみあげてきます。大学生、いいですね。今までの人生で、一番自由で楽しかった時間だったなぁと思います。若いってそれだけで尊い…!輝いてる!

おすすめは小学校高学年から。勉強の息抜きにぜひ~。

ちなみに、同じように大学生が主人公のキャンパスライフを描いた「決してマネしないでください。」もオススメ。こちらは以前、紹介したことがありますね。舞台は物理学部です。

こちらも笑えて楽しく物理について学べます。ちょっと恋愛要素が入っていますが、性的描写はないので小学生もOK。逆に理系が苦手でも、恋愛が入っている分、読みやすいかも。NHKでドラマ化もされました。私は観ていませんが、ドラマから入るのもいいかも。


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