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塾なしの限界かもしれない~小6・塾なし中学受験~

ここ最近思うのは、

そろそろ今の偏差値・得点が、我が家の勉強スタイルの限界ではなかろうか?

ということだ。

おそらく、ここから得点力を上げていくには(特に算数と理科)、もっと演習量を積まなければならないだろう。今の長男の演習量は通塾生の2分の1、あるいはもっと少ないかもしれない。

しかし、わがやの勉強スタイルでは、それは難しいと感じている。

理由は、分からない問題がでてきたときに、それを解くのにかける時間が長いため、結果的に解ける問題の量が少なくなってしまうから。

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分からない問題、もうちょっとで分かりそうな問題にぶつかったとき、長男は自分で考える。私が「解説見る?」と聞くと、たいてい、「うーーん、もうちょっと待って」「あとちょっとでできそう」と返ってくる。それでも分からないと解説を見て、また自分で考える。こんなことをしていると、あっという間に1問に20~30分くらいかかってしまう。

私が算数と理科がさっぱりできないために、長男はこの2科目については、小4で中学受験を始めた頃から、自分で考える習慣になっている。考えて考えて、分からなければ付箋を貼って、後日夫と解くというスタイルをとってきた。

そもそも、興味を持って学ぶということを経験してほしいと思って始めた中学受験。その意味では、長男は本来の学びの姿勢が十分身についていると思う。分からないことを考え続ける思考力と我慢強さがある。それはとってもすばらしいことだ。

しかし、入試という点取りゲームの場では、長男のこの姿勢が逆に短所にもなりうる。入試で求められるのは、限られた時間内で、より早く正確に解くという技術だからだ。

通塾生は、大量の演習をこなしてこの技術を身につけているのだろう。この点が、長男には圧倒的に足りない。

私が算数と理科がさっぱり分からなかったため、また、納得いくまで考える姿勢を大事にしたいと考えていたため、長男は自分の頭で考える習慣はついているものの、スピーディに正確に解く技術が不十分だ。

この技術を身につけるためには、より多くの演習量を積み、経験値を上げる必要がある。しかし、今の勉強スタイルでは、それができない。自分で考えている時間が多いため、量をこなせないからだ。

これが、私が今の勉強スタイルでは、もう限界なのではと感じた理由。

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より高い偏差値・得点という目標のために、演習量を積む必要がある。

そのためには、今の勉強スタイルを変える必要がある。

では、どう変えるか?

①勉強時間を増やす
時間を増やせば演習量は増える。あたりまえだ。でも、無理だと感じている。通塾生に比べれば、全然少ないというのは百も承知だが、長男なりに誘惑が多い中で、精一杯やっていると、そばで見ていて思う。「やって」と言えば、やるだろうけど、そんなことはしたくない。

②内容を変える
勉強時間はそのままに、やり方を変える。時間を増やせない以上、こちらの選択肢しかないだろう。

そう思って改めて日々の学習内容を見てみると、改善できそうな点がいくつか見つかった。新しい進め方を、ちょうど今日考えてみたので、帰宅した長男と話し合ってみようと思う。うまくいけば、今までの1.5倍くらいの量ができそうな気もするがどうだろうか。

「いや、おれは今のままでいい」と、本人が言えば、もうそれでいいと思う。勉強するのも、受験するのも、中学校に通うのも長男。今のままのスタイルで、受かったところ、あるいはダメだった場合は公立に進学する。それも立派な選択肢の1つだ。

しばらく続けてみたら、具体的な内容を、この続きの記事で書いてみようと思う。やっぱりダメかもしれないし、もっといい方法があるかもしれない。塾なしでも、もう少し先へいけるだろうか。

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