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ネコとの年月が私の歴史 〜 黄昏メモワール

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傍らにどこで何をやっていようと、猫の存在が時計の代わりとなって年表となりました。現在まで14匹のネコとどのように出会って、引き取って、育ててきたかの記録です。
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記事一覧

ネコとの年月が私の歴史 (8)

ネコとの年月が私の歴史 (8)

Chapter 8 最終章 
ネコ#13 & 14  ジセラ と ミニヨン

こうしてこの2匹が今現在最後の(そしてこれ以上はもうできない)新入りとなる。
 その時我が犬猫家屋は、米国東海岸沿いにあるマサチューセッツ州から、大陸を尽きるまで走ると辿り着く西海岸へ引越しすることが決まっていた。またこの時も寒い2月のある晩、裏口のドアを叩く音があった。裏から来る人間は決まっていた。または夜間は表玄関

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ネコとの年月が私の歴史 (7)

ネコとの年月が私の歴史 (7)

Chapter 7: 
ネコ#12  ルビー

何度もこの note でも登場させ、そのグーフィぶりを読んで頂いているルビーは、久々にソロでやってきたコだった。それ迄は2匹、5匹、2匹と複数で新しい家にやって来た事で、子猫達は新入りとして、動物がうじゃうじゃいる家庭でも幾分居場所を作りやすかったように思う。
 
ルビーがやって来た日は忘れもしない2005年の12月1日。その日は犬のしろみが急性腎炎

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ネコとの年月が私の歴史 (6)

ネコとの年月が私の歴史 (6)

Chapter 6 
No. 10&11:Tiger-Belle と Daisy

私は60年代に米国に出生し殆どを日本で育ち、再度渡米した時は単身で、その次に渡米した時は2匹の犬と8匹のネコが一緒だった。この大移動はこれまでの人生の中で窮地を逃れた経験の中でも最も大変だった。経済的に、精神的に、肉体的に、今でも笑い飛ばすことができない苦境の記憶だ。

さてニューヨークシティで数年を過ごした後、ニ

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ネコとの年月が私の歴史 (5)

ネコとの年月が私の歴史 (5)

Chapter 5
2+8=民族大移動

いつも読んで下さっている皆さま、スキ、フォロー、マガジン追加をして下さった方々、本当にありがとうございます。大勢のネコの話なんて、聞く耳を持った人はいませんでした、何年もの間。ですのでこれは note で、ここで読んで下さっている人のために書いています。それと自分が忘れないように、いつまでも其々の命と繋がっているために....

5匹の子猫達は無事に成長し

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ネコとの年月が私の歴史 (4)

ネコとの年月が私の歴史 (4)


Chapter 4
ミケティン
と、ネコ#3,4,5,6,7,8,9

この辺りは「多頭飼い家族の記録」という記事でも簡単に書いたが、ある晩ノラ猫一族の中で最も懐いていたミケティンが、子猫を口に咥えて家の中にダッシュで入って来たのであった。そして真っしぐらに人間の手が届きそうにないテレビセットの裏へ隠れてしまった。

彼女は初めから撫でさせてもくれるおっとり穏やかな、稀にみるタイプのノラちゃん

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ネコとの年月が私の歴史 (3)

ネコとの年月が私の歴史 (3)

Chapter 3
ノラ猫一族との出会い

当時私達は八ヶ岳の山の中で田舎暮らしという冒険を始めていた。そこで最初に落ち着いた賃貸物件の周りにはノラ猫の一族が棲んでいた。同じような外観の小さなプレハブのような家々の中で、一族は私の家ともう一軒の家だけを往き来していたことから、前の住人がゴハンをあげていたことはほぼ明らかだった。もう一軒の家に住むおじさんは、おそらく飲食店関係のお仕事だったろうと思う

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ネコとの年月が私の歴史 (2)

ネコとの年月が私の歴史 (2)

Chapter 2
ネコ#2 : アンヘルとの短かすぎた日々

「そんな名前つけるからだよ。」
と兄は言った。昔から口の悪い人だが、悔しいことに的を得ている場合もある。

ニューヨークから日本へピートを連れて帰り、都内のマンションに落ち着いた頃だ。フルタイムで働いていたため、一日中彼をアパートに閉じ込めておくのことの罪悪感から、遊び相手としてネコの弟をもらうことを決めた。

産まれて行き場のない子

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ネコとの年月が私の歴史 (1)

ネコとの年月が私の歴史 (1)

これは備忘録です。昨今人生いつ終わりが来るかわからないので書いておくことにしました。ただ起きたことを脚色せずに書いただけですので、私を知っている人はまだしも、全く知らない人が読んで面白いものかどうか、、というか読む気になるかどうか。
 以前知人で雑誌の編集長をされていた方から、
「あなたの書くものはお友達として読むには面白いけど。。。」
と言われたことがあるので(;'∀')、今回は最初からひとこと

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