見出し画像

秋は風が〜!ポイントです。

今年の夏は、暑かったり寒かったり、全国でいろんなお天気な夏でしたね。
西日本はいまだに夏のような気温だったり。
そんなときは、秋、荒れますね〜(笑)健康面。

昨年から続く、ライフスタイルの変化で、対処しつつもストレスもいつのまにか溜まっていて。体が本調子じゃない方、多いかもしれません。

先日メルマガ登録いただいてる方には、お送りしたのですが、東洋医学、アーユルヴェーダ的にこの季節の特徴、健康に関わること、書いてみたいと思います。

参考になれば嬉しいです!

秋って、みんなどう?

秋は、暑さがやっとおさまって涼しくなり、良く眠れて、食欲の倍増!体力が回復する時期。動物たちは、実りの秋にたくさん食べて、冬眠に備え、蓄えるタイミングに入ります。

豊かな季節の移り変わりを感じ、ふとした瞬間に感じる季節の感じ。
体感的には、涼しくて過ごしやす〜い!という方もいれば、急に冷えたり、物悲しくてザワザワしていやだ〜という方もいます。

この違いって何だろう、とか、季節と体調がどんな関係あるの?など、ふと、思うことってないでしょうか?

この状態、実は伝統的な健康法、自然哲学では、はっきり解明されてるんです!

東洋医学の概念からみると・・・

東洋医学的には、陰陽説・五行論という概念があります。
この自然哲学は、古代中国から生まれ、森羅万象全てが仕組みの中で、成り立っていると唱えられています。人間もその一つ。
(ここでは、細かく触れませんが、興味ある人は調べてみてくださいね。)

秋は、陽から陰に転じるタイミングで「金」のエレメントに属します。
「金」に属する、五臓は「肺」六腑は「大腸」感情は「悲」色は「白」

影響を受けやすく、注目しておきたいキーワードです。
皮膚もポイントです。

朝晩の寒暖差によって、呼吸器系にトラブルがでたり、毛穴の開閉がうまくいかず、冷えが体に入り、冷えからくる体調不良や皮膚トラブルもでやすくなります。
風邪や鼻炎、咳、喘息、筋肉痛や関節痛など、神経系のバランスも崩れやすい。

これらはみな、自然のうつろい、宇宙の動きにとともに変化している症状だと考えられています。

心の状態も、体の状態も、五行説に照らし合わせると「ほんとだ!その通り!」ということも、とても多いです。

アーユルヴェーダ的には・・・

アーユルヴェーダでは、夏のピッタ(火のエレメント)が収まり、ヴァータ(風のエレメント)が悪化する時期。

ヴァータは「空・風」のエレメントから成り立っているので、乾燥・冷え・動きなどがキーワード。空や風をイメージしてみるとわかりやすいです。

秋を観察してみると、夏の蒸し暑さから解放されて、涼しい風が吹きはじめ、空はどんどん移り変わり、空気が乾燥して・・という感じですよね。

この現象、ヴァータが増加しているからなのです。

体も自然と一緒です。

体の循環は全て「動」なので、ヴァーユという風のエレメントの働きによるものと考えられているし、ヴァータが増加している季節なので、乾燥と冷え、この季節に影響を受けやすうくなります。

ヴァータのバランスが崩れると、神経痛・不眠・関節痛・呼吸器系の不具合となることが多く、神経系のアンバランスから起こる体調不良が現れてきます。

また、ヴァータはにも座しています。
「骨盤周りを冷やさないように」は、腸を冷やさないように、ということでもあります。腸は免疫器官とも言われていて、冷やしても良いことはないですから。

感情面では、ヴァータが高じると「悲」が増えて、不安や恐怖が生まれます。

これ、やっかい。。。
秋の物悲しさや憂いは、ここからきます。


こうやって、伝統医学は、森羅万象・想像の世界に顕現しているもの全てを、性質の組み合わせ、エレメントにより成り立っていると考えています。

総合的に、秋って・・・

東洋医学では「肺=呼吸」そして、腸や皮膚もポイント。
アーユルヴェーダでは「乾燥・冷え」がキーワード。

一つ一つが確立しているものなので、ミックスするのはよくないですが、こうやってみると共通点がいっぱい。
自然療法ってすごいなぁ、って思います。(そりゃそうです、元が一緒ですから!(笑))

肺は、気・血・水を全身に巡らせる働きをしています。

体の働きでイメージすると、運動して汗をかいたり、呼吸を巡らせたり、代謝を司っているイメージです。ヨガでいうところの、ヴァーユの働きにあたります。これは神経の働きも含みます。

六腑は大腸なので、肺が弱っていると排泄もうまくいかず、便秘がちに。ヴァータも腸に座するので、ここも同じ。

ヴァータは触覚と聴覚を司っているので、皮膚と関係が深くもあります。また、皮膚も「金」のエレメント。

さて、対策しよう。

このようなことから、肺、腸や皮膚のケアが大切ということがわかりますよね。

これらに共通することは・・・「乾燥」です!
女子はいつでも気にしている「乾燥」が大敵なのです!

五行で良いとされる食べ物は「白」 
セルフケアは「セサミオイル」

上記の2つがポイントです。

白い食べ物は、水分が多く潤す効果が高く、五行で良いとされています。(食べ物というのは、加工品ではなく素材としての色)

蓮根、大根、白菜、ネギ、梨など、
季節の野菜や果物

このようなこの季節が旬の食べ物を食べるといいです。
(どの季節も一緒ですね!旬はエネルギー高いですから。)

特に蓮根や梨は、喉や鼻の粘膜の炎症の緩和、咳止めとしても効果が高いので、とても良いとされています。
「辛」も「金」のエレメントなので、体を温める効果のある生姜やネギも少しずつ、取り入れていきましょう。

このあたりは、アーユルヴェーダと東洋医学とは違ってきます。日本は、四季がはっきりしていて、食材も似ている東洋医学的な方がピン!とくるかと思います。


オイルケアも色々ありますが、ヴァータが増加する秋は、オイル全般いいので、ご自身が気持ち良いと感じるオイルを塗るだけでもGOOD!

油の性質が心の落ち着きを促し、思考がスムーズになり、不安な気持ちが和らぎます。
肌(特に関節!)に塗ることで、ヴァータが抑制されるし、皮膚も守られるので、神経も落ち着いてきます。

オイルケアは、体質にもよりますが、ザワザワするときや悲しい気分のとき、ご自分が好きなオイルを塗るだけでも効果は抜群です!
これは私は何度も体験済み。(私、ヴァータ質が多いので・・)

ぜひ、いろんな方に試して欲しい。
(ただし、成分が100%ナチュラルなものを選んでくださいね。詳しく知りたい方は、メッセージ、コメントいつでもくださいませ(^^))


おうち時間いっぱいあるし、楽しくケアできたらいいですよね。これらのポイントを抑えて、塗り塗りしたり、新しい!を、とりいれるのも楽しい。
食べ物やケアも気にしながら、肺に潤いを与え、しっかり呼吸することが、秋は特に大事です。

セルフケアでできるところ、コツコツと整えて、楽しくケアしてくださいね。


**********

9,10月はオンラインクラス、キャンペーン中!
お互いのスケジュールがあえば、いつでも開催します。

オンラインクラスのいいところは、マスクをしなくていいところ!
ぜひ、この機会にお試しくださいね。

詳しくはこちらから
https://tiede33.wixsite.com/event


この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?