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【映画感想文】映画『東京MER』(ネタバレあり)

鈴木亮平氏が好きである。
彼の演技の幅の広さにはいつも感心させられる。

今回は、ドラマ版で大号泣した『東京MER』の劇場版を観た。
ドラマ版の感想としては、キャストに杏さんを迎え、豪華なメンバーが揃っていたことが印象的だった。

劇場版『東京MER』の感想を述べると、今回も大いに涙を誘われた。
作品の作りが非常に良く、泣けるタイミングにぴったりと泣けるシーンを配置してくれている。

鈴木亮平氏の熱演はもちろんのこと、対照的に静かな情熱を見せる賀来賢人氏の演技も見どころである。

また、東京と横浜の対立構造も魅力的であった。

ドラマ的な要素が強いと言われるかもしれないが、それはブルース・ウィリスが一人でテロリストと戦い、トム・クルーズが走行中の飛行機に飛び乗る映画と同様に、フィクションの醍醐味である。

水戸黄門的な安心感のある構図も見受けられ、最後には全員が助かるだろうという予感があるものの、それを一瞬吹き飛ばすようなキャストの演技力には感服する。
緊張感が漂うシーンを巧みに演じていた。

ストーリーも安定しており、『東京MER』らしさが存分に出ていた。
だからこそ見たかったという気持ちもあり、最後の「死者は・・・0です!」というコールを聞くために観ていたのだ。

ドラマ版では犠牲者が出たため、そのことを念頭に置くとハラハラする場面もあったが、全体としては安定したストーリー展開で非常に良かった。
泣かされる映画であり、続編もぜひ観たいと思った。

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