LifeLogとFacebook
フェイスブック(Facebook)は皆さんご存知のことだろうと思う。
ではライフログ(LifeLog)をご存知の方はどれほどいるだろうか?
ライフログは、米国国防高等研究計画局(DARPA)のプロジェクトである。
DARPA案件ということは完全に軍事レベルということ。
2003年の入札公募パンフレットによると、このシステムは「……一人の人間の世界での経験や世界との相互作用の流れを捕らえ、保存し、アクセス可能にする……」となっている。
ライフログのコンセプトの目的は、「個人の人生の『糸』を、出来事、状態、関係性の観点からたどることができるようにすること」であり、
「ダイヤルした電話番号や閲覧した電子メールメッセージから、呼吸をした回数、歩いた歩数、行った場所に至るまで、被験者の経験のすべてを取り込む」能力を備えている。
「ライフログ」プロジェクトの概要を知っただけでも既に気味が悪いし恐ろしい。
ライフログは、人のあらゆる活動や人間関係を膨大な電子データベース化することを目指していた。
これには、クレジットカードによる購入、訪問したウェブサイト、送受信した電話や電子メールの内容、送受信したファックスや郵便物のスキャン、送受信したインスタントメッセージ、読んだ本や雑誌、テレビやラジオの選局、ウェアラブルGPSセンサーによって記録された身体的位置、ウェアラブルセンサーによって取得された生体データなどが含まれる。 このデータロギングの高レベルの目標は、「嗜好、計画、目標、その他の意図性の指標」を特定することであった。
2003年の話だけど確実に数十年先を見越したプロジェクト。
DARPAがLifeLogに課したもうひとつの目標には、予測機能があった。
タイムラインから意味のあるパターンを見つけ、ユーザーのルーティン、習慣、他の人々、組織、場所、モノとの関係を推測し、タスクを容易にするためにこれらのパターンを利用する」ことを追求した。
一般的に、ライフログという用語は、オブジェクトまたはユーザの人生経験の情報次元を、特定のデータカテゴリーに自動的かつ永続的に記録・保存できるストレージシステムを表すのに使用される。
メタバースの世界への移行は計画されていて緻密に設計されているということ。時代は偶然に変わらない。
メディアのニュース報道では、ライフログは「すべての日記を終わらせる日記 どこに行っても、見るもの、聞くもの、読むもの、言うもの、触るものすべてを記録するマルチメディアのデジタル記録」と評されていた。
DARPAはライフログプロジェクトにて研究者たちの入札を募っていたが当然のごとくプライバシー保護に関しての危機感から相当批判された。
批判を受けDARPAはライフログプロジェクト企画案の募集要項を変更した。
「ライフログの研究者は、明確な事前同意を得ていない人物の映像や音声を記録してはならない。たとえ事前承認を得た場合でも、ライフログ・システム使用者以外の人物の映像や音声を記録することは避けるのが望ましい」
何を言おうが結局、軍事レベルなので怪しい。
ライフログプロジェクトの真の目的はAI構築の為という話は当時から出ていた。事実、人工知能研究のリーダー的存在がライフログへ参加している。
とにかく、批判は止まなかった・・・
「ライフログ」は、システムのプライバシーへの影響に関する批判を受け、2004年1月末に中止された。
具体的な中止の理由は不明のままである。
ライフログプロジェクト中止を受け、当時マサチューセッツ工科大学:コンピューター科学・人工知能研究所に所属していたデビッド・カーガー氏は「DARPAがこれほど重要な研究領域から『手を引く』とは、とても考えられない」と言っていた。
その通りだと思う、批判が多すぎたので裏で進める方向に切り替えたのではないかと誰でも勘繰るだろう。
ここまで読んでくれた方はお分かりだろうが、ライフログってフェイスブックそのものでしょう・・・ということ。
ライフログは2004年1月末に密かに打ち切られたわけだ。
では、フェイスブックが始まったのはいつだ?
2004年2月4日!!!
ライフログが打ち切られた数日後ではないか・・・
これが偶然だと思いますか???
世界中の人々が約20年間、莫大な情報を捧げ続けている。
どれほどの事が起きているのか。
フェイスブックだけではない、
GAFAの裏にはDARPA有り。
GAFAのサービス使ってる時点で情報が・・・
いやいや、よく考えたら、
インターネットの裏にはDARPA有り。
インターネットって元を辿ればアーパネット(ARPANET)だった…
ARPAは今のDARPAのこと。
まぁこれは考え過ぎだけども、ライフログとフェイスブックの関係については一考に値するだろう。
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