山根 洋平

群馬県前橋市のIT✗福祉企業サンダーバード株式会社代表取締役/一般社団法人東日本ドローン協会代表理事 テクノロジーの進化で世界は、価値観はどう変わるのか。 障がいや病気のある子どもたちのためにテクノロジーをどう活用できるのか。 noteではそんな未来を綴っていきます。

山根 洋平

群馬県前橋市のIT✗福祉企業サンダーバード株式会社代表取締役/一般社団法人東日本ドローン協会代表理事 テクノロジーの進化で世界は、価値観はどう変わるのか。 障がいや病気のある子どもたちのためにテクノロジーをどう活用できるのか。 noteではそんな未来を綴っていきます。

マガジン

  • ロボットじゃない君たちへ

    講演でも好評いただいている高校生、大学生へ向けたメッセージ。悩んだり、迷ったりしているなら、読んでほしい。

  • 未来の話

    これからの日本が、世界がどうなっていくのか。最新技術の紹介とともに、新しい価値観の創造について綴っています。

最近の記事

自己目標を達成しない人たち

2024年もあっという間に3週間。 年初に目標を立てた方、順調に進んでますか? 今日は、自己目標を達成しない人たちについて書いてみます。 最近、自分で立てた目標を達成しない人に立て続けに会って、 それは何故なのか?と考えてみました。 ①本気になっていないもうこれが根本にあったらどうしようもないよね、という話ですが、 もしかしたら人生のターニングポイントになるかもしれないのに、 自分自身のことなのに、 もう全然やる気がない。 生活があるから仕方がないとか、他にもやることあ

    • NTTドコモのMRグラス「Magic Leap1」使用感レビュー

      当社が所属するXRコンソーシアムの粋な計らいで、 NTTドコモさんから話題のMRグラス「Magic Leap1」をお借りすることができたのでnoteにまとめておきたいと思います。 VRとかARが好きな方は必見です。 開封の儀 MRとは「Mixed reality」の略で、日本語では「複合現実」と呼ばれます。 現実世界に投影(AR)しながらもその世界に干渉できる(VR)というような技術です。 さっそく開封の儀、からの充電です。 起動から初期設定など スクショでも撮って

      • 恐ろしく濃い6ヶ月

        前回noteを更新してから半年が過ぎました。 目まぐるしい日々を少しだけ振り返る余裕ができたので、 書き残しておこうと思います。 おそらく初めての始動ともいえる再始動細かい出来事は割愛するとして、 昨年、2020年夏頃に気がかりだったものが1つフッと消えました。 よし、これでようやくーーーというときに、別の波がやってきました。 それも、過去最大級の大波が。 その波に呑まれて、何の準備運動も心構えもしてこなかった私は、 そのまま溺れて、一度死になりました。 一度死んで怖いも

        • 打ち上げ花火×ドローン空撮

          長い梅雨がようやく明けたにも関わらず、 自粛続きの夏らしさのない夏となるはずだった今夏、思わぬところで夏の思い出ができました。 前橋JC様からの電話7月某日、公益社団法人前橋青年会議所の方から一本の電話が入りました。 「街を元気にしたい、医療従事者に感謝を伝える無観客のゲリラ花火を予定していますが、ドローンで撮影できますか?」 その相談に対し、”国交省(現在は東京航空局)の許可が下りれば”という条件でお引き受けしました。 年間の飛行許可(包括申請)は取得しているものの、

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        • ロボットじゃない君たちへ
          4本
        • 未来の話
          2本

        記事

          失敗は積み重ねるものであると言い切れるたった1つの理由

          「失敗しないように」「失敗したら困る」 そんな風に考える人が多いです。 それはもちろん、誰だって失敗したくないから当然です。 でも、それを若者にまで伝えてはいけません。 「失敗=ダメ」は平成に置いてこよう今までの価値観でいえば、失敗とは嫌なもので、人はなるべく失敗を避けて通ったり、確実に成功できる自信がつくまで準備(練習、研究など)したりすることがあります。 そのこと自体は良くも悪くもなく、個人の価値観なのでいいと思います。 ですが、それを他人、それも若者にまで強要しては

          失敗は積み重ねるものであると言い切れるたった1つの理由

          映画「アナと雪の女王」に見る教育論

          ディズニー映画を観ることが少ない私ですが、 「アナと雪の女王」はもう10回くらい観てまして、 きっと色々な人が書いているであろうことを私も書いてみます。 ※あくまで映画 + 吹替ベースで書いてます この映画に込められたメッセージ映画はアナとエルサの幼少期から始まります。 遊んでいる最中、エルサは誤って魔法で妹のアナを怪我?させてしまいます。 駆けつけた両親は、急いで治療ができるトロールの元へ馬を走らせます。 「生まれつき備わった力で、どんどん強くなっている」という父(国王

          映画「アナと雪の女王」に見る教育論

          サンダーバード株式会社は創業6年目を迎えました。

          サンダーバード株式会社は、2020年6月1日をもって創業6年目に突入しました。 これにひとえに日頃応援くださる皆様とスタッフが頑張ってくれているお陰だと感じています。いつもありがとうございます! サンダーバード株式会社ってどんな会社?いわゆる「IT業」として、 ・ホームページ制作、保守 ・システム開発、保守 ・アプリ開発、保守 などをやっていますが、それ以外にも ・ドローンを活用した空撮や動画撮影、編集 ・子ども向けプログラミング教育の講師 を請け負っています。 ドローンに

          サンダーバード株式会社は創業6年目を迎えました。

          総務省「テレワーク先駆者百選」に認定された話。

          総務省は平成27年度から、テレワークの導入・活用を進めている企業・団体を「テレワーク先駆者」とし、その中から十分な実績を持つ企業等を「テレワーク先駆者百選」として公表しています。 当社も、平成30年度と令和元年度に2度応募しており、ありがたいことに2年連続で認定をいただいているのですが… 初年度は、「テレワーク先駆者」初めて応募した平成30年度は、 「テレワーク先駆者」として認定されました。 これは”テレワークを進めている企業”というような認定で、まだまだこれからテレワーク

          総務省「テレワーク先駆者百選」に認定された話。

          孤独死部屋をVRで再現。ステイホームだからこそ必要な"密"な連絡。

          「VR孤独死部屋」を作ろうと思ったきっかけや、そのことについて書いてみます。 遺品整理人というお仕事bouncyさんのTwitterで何気なく見たこちらの記事に衝撃を受けました。 遺品整理人というお仕事があること。 それをミニチュアで再現し、孤独死の現実を伝えようとしていること。 孤独死という呼び方を変えようとしていること。 これをVRで作ったらどうなるだろう、と思ったことがきっかけでした。 VRで再現するにあたって孤独死部屋をVRで制作するにあたり、 考えたことは以

          孤独死部屋をVRで再現。ステイホームだからこそ必要な"密"な連絡。

          触(ふ)れないテクノロジーに触(ふ)れる

          今日は未来の話。 センシング技術が進歩して、トリリオンセンサーなんて言葉もあって、 色々と研究開発が進むなか、興味深いものを発見。 記事が消えてもいいようにYouTubeも。 私は文系なので詳しいことは正直分かりませんが、 次にくるスマートデバイスは指輪(リング)なのかなーと思います。 本記事で紹介しているもの以外にもリングタイプのIoT製品があるので。 あ、メガネタイプもありますね。 ホログラム(ホログラフィー)も少しずつ進歩しているし、 機械やパネルに触らないのが

          触(ふ)れないテクノロジーに触(ふ)れる

          人出会い主義

          たまーに「ホームページに採用情報(求人)載せないんですか?」と聞かれることがあります。 今のところ、私の変なこだわりで載せる予定はないので今日はそのことについて。 自社HPに採用情報ページをつくらない理由 この事自体にあまり深い意味はなくて、 ・募集したところで応募があるとはあまり考えてない ・やっている事が少し特殊なので書くのが難しい ・面接や選考に時間を割く余裕がない なんて理由が主です。 当社に興味を持っていただけるのはすごく光栄ですし、 それもひとつの縁だと思うの

          人出会い主義

          ホラールーム開発秘話。

          つい先日、当社のKinectコンテンツ「HORROR ROOM(ホラールーム)」のPVをYouTubeに公開しました。 人の体を検知するセンサーを使って、手をかざして遊ぶホラーです。 お化け屋敷の一角に設置したり、イベントに単体展示できます。 このコンテンツを作るきっかけになった流れを記録のためにも書き残しておこうと思います。 前身となるコンテンツホラールームを作る前に「フルーツゲット」というゲームを作っています。 通常パターン、ハロウィンver、クリスマスverなど。

          ホラールーム開発秘話。

          未来は待ってくれない。

          35歳になりました🎉 アングラ2年、会社員プログラマー10年、創業して5年。 そんな少しだけ変わった人生の真ん中で。 約4年の長すぎた準備運動30歳で脱サラして、IT企業をつくってもうすぐ5年です。 今にして思えば、漠然とした夢や目標を掲げていたなと思います。 ”シニアも、障がい者も妊婦も新米ママも救う会社に” 創業当時はそういうテーマでした。 ですが、進みたい方向が多すぎるとかえって舵を切れないもの、 色々と悩み迷った末に、 まずは「障がいのある子ども、若者」にターゲッ

          未来は待ってくれない。

          バリアフリーポータル「UNIQUS」ができるまで。

          今日は、当社が運営するWebサイトについてお話してみたいと思います。 UNIQUSという名前群馬のバリアフリーポータルサイト「UNIQUS(ウニクス)」が 前職時代に生まれたことは前回の記事で触れました。 この「UNIQUS(ウニクス)」という単語は造語です。 本来は「UNICUS」が正しい表記で、これはラテン語で”オンリーワン”という意味です。 しかし、群馬には同名の施設があることから、 また、CをQに変えることで「I」と「Q」が車いすとそれを押す人のようにも見えて良い

          バリアフリーポータル「UNIQUS」ができるまで。

          「SOSカード」を知っていますか。

          「創業のきっかけは何ですか?」 講演や取材で必ず受ける質問です。 今日は、創業のきっかけについて書いてみたいと思います。 まだ会社員のシステムエンジニアだった2014年。 自社サービスのネタ探しに色々と検索していてたどり着いたのが 「SOSカード」です。 私が見かけたのは、ある医師会が作成した聴覚障がい者が病院にかかるときに使用するSOSカードでした。 自分の症状を、声ではなくイラストを指出しして医師に伝えるものでした。 発達障がいの人向け、自閉症の人向けなども作成されて

          「SOSカード」を知っていますか。

          未来に生きる僕たちは、

          2020年、noteを書き始めます。 昔の人からすれば、2020年はきっと未来なんだろうと思います。 そんな未来に生きる僕たちの更にその先の未来はどうなっていくんだろう。 記事を読んでくれた方がワクワクしたりドキドキしたりするような話をしていきたいと思います。 思うままに、無防備に。 サンダーバード株式会社の理念”障がいも、病気も、テクノロジーで超えていく。” 当社のコーポレートポリシーです。 システムエンジニアとして企業勤め12年、起業して5年目の今、 改めて創業当時から

          未来に生きる僕たちは、