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自己目標を達成しない人たち

2024年もあっという間に3週間。
年初に目標を立てた方、順調に進んでますか?
今日は、自己目標を達成しない人たちについて書いてみます。

最近、自分で立てた目標を達成しない人に立て続けに会って、
それは何故なのか?と考えてみました。


①本気になっていない

もうこれが根本にあったらどうしようもないよね、という話ですが、
もしかしたら人生のターニングポイントになるかもしれないのに、
自分自身のことなのに、
もう全然やる気がない。

生活があるから仕方がないとか、他にもやることあるし、という感じ。
そうなると雇う側・教える側もどんどん熱が冷めていく…


②目標までのステップが描けていない

もう少しちゃんと掘り下げると、ほとんどがこれです。
『手に職をつけたい(動画編集とかできるようになりたい)』
『頼まれたロゴを完成させたい』
というざっくりとした最終目標はあるのですが、
そこに至るまでのプロセスを描けていないことが多いです。

たとえば前者なら、
動画編集ソフトの使い方を覚える
 → 実際に動画を編集して練習する(ここも実際にはステップがある)
  → YouTubeにアップする
みたいな流れがあります。


後者なら、
ロゴのもとになる情報収集をする
 → ラフを描いて方針を確認する
  → 提案ロゴを3つに絞る
とか。

これができないのは、このプロセスが分かっていないからではありません。
ここで大事なのは、
”自分のスキル(実力)がどの位置にあるか分かっていない”ことです。

何の練習もしていない人が
フルマラソン(42.195km)を完走することは不可能です。

ではどうするかというと、
まず自分がどれくらいの距離を走れるのか測り、
そこから日々の練習で少しずつ距離を伸ばしながら走り方などを改造していきます。
最初から42.195kmしか見てない人はきっとすぐにイヤになるでしょう。

あなたのスタート地点はどこ?


人を育てるとき、目標設定も当然重要なのですが、
そこに至るまでの小目標もしっかりと見据え、
確実なステップアップ(小目標の達成)と、
それによる自己肯定感や自信に繋げることが大事
だと思います。

いわゆるPDCAサイクルは小さく細かく回してこそ、ということですね。


自分の人生、ちゃんと生きてますか。

最初の話に戻りますが、
自己目標から逃げてしまった場合、自己嫌悪や嫌な記憶としてそれは長く残ります。
もっと言えば、業界内でマイナスな噂が広まる可能性だってあります(私はそんなことしませんが)。

踏ん張るときに踏ん張らないと、
踏ん張り方を忘れてしまって、
転がるしかできなくなります。
そうなると、目標達成のための努力より辛く苦しい努力をしなければならなくなります。

痛いと分かっていて、
その避け方も知っているのに
あえて痛みを受ける覚悟は相当難しいものです。
でも、そうでないと。


目標を立てるときは、自分の言動が誰かに影響を及ぼすと分かっているときは、
自分の力量を見誤ることなく達成に向けて邁進することです。
そうすれば、できないときは素直に「できない」と言えるかもしれませんからね。

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