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気が落ちた。

こんばんは。豪雪地帯に住んでいます。

いつもより1時間くらい早く起きて、車を掘り起こして、中途半端に凍った雪のせいでガタガタだったり、つるつるだったりする道路を最高速度30キロで、いつもより30分長く運転してやっと会社に着く。

そして会社の雪かきをして、疲労困憊のまま仕事して、8時間後。仕事が終わっても帰れない。車に積もった雪をおろして、車を掘り起こして、のんびり運転。家についたら今度は駐車場を掘りおこして、整地して、やっと家に入れる。

帰っても疲れているので好きなことをする時間を確保できず、夕飯食べてぼーっとして、早く起きないといけないから早く寝る。

これが雪国のルーティーン。まじでしんどい。

今日も全国的な寒波様のおかげでこのルーティーンを行いまして、やっとこさかえってきた。平常時でも安全運転とはいいがたいドライビングテクニックを駆使して、なんとか無事帰ってきた。心身が壊れる。雪国は自殺率が高いらしい。そりゃそうだ、と理解できる。東京行くと空気悪くてつらいけど、快晴ってだけで元気になるもの。雪国はね、まず曇りが晴れなのよ。

ということで気が滅入っている。

そこにさらに追い打ちをかけるできごとがあった。

私を心配した親からの連絡である。

前述のとおり運転下手なので、あまりにも雪がひどいときは、親が送迎をか提案してくる。この連絡もそう、明日の送迎をしようかというものだった。

アラサーにもなって甘えすぎては生きる力が身につかない。

と一人暮らしをする前は思っていた。鬱で環境を変えたかった以外にも、大人になりたいと一人暮らしをはじめた。そして今も大人になりたいと思っている。

なのでこの誘いを断りたい。なんとかして大人になるために。

でも、私はアラサーにもなって親に逆らうのが何よりも苦手なのだ。なので断ること自体が苦しい。

そして確かに通勤ごときでしにたくないし、素晴らしい運転技術のせいで事故などの無駄な出費はしたくない。

だから気がどん底まで落ちてしまった。

大人になり切れない私。だから出てくる子供の私。自己嫌悪。

この気持ちの8割くらいは雪のせいだ。雪がこんなに降らなければ送迎されることも、身体的に疲れることもないのだから。

ああ、憂鬱である。でも書きなぐったおかげで少し楽になった。

せっかく消雪パイプが溶かしてくれた雪がまた積もったら、絶対に私はまた気を落とす。

その時はまた、noteに助けてもらおう。


読んでいただきありがとうございました。

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