頂いたサポートで寄付をしました
昨日もちょろっとお伝えしていたんですが、
頂いたサポートが千円を超えましたので、日本財団の子ども支援事業に寄付をさせて頂きました。…これで四回目かな?本当にありがとうございます。
今回はその支援事業の中から、日本財団夢の奨学金という、給付型奨学金制度についての寄付に決めました。ホームページ内でちゃんと、奨学生がどんな生活を送っているか、知ることができます。寄付がちゃんと活用されているか確認できるって、ありがたいですね。
貧困家庭の幼い子の暮らしとかも勿論心配なのですが、今回に関しては、サポートを頂く直前に、とある女性の声についてネットで知ることとなったのも、「夢の奨学金」への寄付への決め手となりました。
もう別の暮らしをしている方なので詳細は伏せますが、彼女は家族の元で育つ事が叶わず、大人になってとある性産業に就き、しかしその環境がご自身には合わなかった事で、とても苦しまれたご様子でした。
彼女は「学ぶ事によって将来、自分にできる仕事を増やす事ができるのだ」という趣旨の言葉を残し、やっとの事でその職業からご卒業されたそうです。ネットで垣間見ただけなので、私も彼女について、それ以上の事はよくわからないのですが…。
私自身、学歴なんてどうでもいい事だとずっと考えてきましたが、最近になってふと思う様になりました。本当に、そう言い切れるのだろうか?と。
例えば、相次ぐ虐待やネグレクトのニュースでも、もしも被害を受けた子どもの親に「世の中にはどの様な支援があるか」という知識がもう少し伴っていたならば、違う結末があったかも知れない―という意見も挙がります。
高学歴であればある程いい、とまでは言えませんが、ある程度勉強ができる環境というものは、どの子どもにも用意すべきなのだなあと感じています。
それが今の時代、義務教育だけでは足りないのかも知れません。
…的な事(というか、先述の女性のお言葉の方に近いかな、)を偶然にも私は、ポプラ社さんの「ポプラズッコケ文学新人賞」に応募した作品の中でも書いていたので、件の女性の言葉は尚更、私の心を痛くしました。今の時代の大人が、特に自分の世代がこの問題をどうにかしないとなあ、そう思います。
給付型奨学金というのは大きな安心を与えてくれます。今の時代、奨学金を返せなくなって途方に暮れる人たちも多いのが実情です。実際、私が私学の二部を辞めた理由の内「将来的に膨れ上がる奨学金を返せる自信が無い」というのもかなりありました。
せめて、学びたい子ども達に何の不安も無く学べる環境を与えてやりたいものですね。
いつも私のnoteを読んでくださる皆様、スキをくださる皆様、そしてサポートをくださった皆様、本当に本当にありがとうございます。
皆様のお気持ちが、これから日本を支えていく子ども達の未来に光を与えてくれるのだと思います。
税金を支払っている以上、私達はたとえ独り身であったとしても、誰かと繋がっています。税金、えらい高くて支払うのしんどいですが…その税金がどこかの子どもの支援に役立っているのなら、我々は誰もが「あしながおじさん」なのだと思うんです。
実際、放置子だとか道路族だとかいろんな問題があるのも重々承知であって(私も以前のアパートではえらい目に遭ってるし)、一般常識ではどうにもならないご家庭もホントあるんですけどね。だから「子どもは皆の宝、地域で育てるもの」的な事、手放しでは言い切れないのもよーく解っているつもりです。
なのでせめて、今日もどこかの子どもがニコニコ笑って暮らせていればいいな、と思いを馳せる事ができれば、それで充分なのかなあと思います。…と言っても「そうしなさい」と誰かに強いるつもりは無くて、あくまで自分の中の考えでしか無いのですが。
そういう生活の中で、私の書いたものにサポートを頂くことができたなら、私はありがたくそれを寄付したいと思います。
一人でも多くの子どもが、何の心配もせずに暮らしていける事を夢見て。
頂いたサポートはしばらくの間、 能登半島での震災支援に募金したいと思っております。 寄付のご報告は記事にしますので、ご確認いただけましたら幸いです。 そしてもしよろしければ、私の作っている音楽にも触れていただけると幸甚です。