coco mariko

お手紙を綴るように

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マガジン

  • Dear Diary

    日々の備忘録

  • Truly Yours

  • Dear Lady Birds

    フェミニズムを考えるきっかけになるようなドキュメンタリー、本などを国内外問わず紹介していきます。雑多にフェミニズムについての気づきなども

最近の記事

12/3 When You Wish Upon A Star

ここ最近、一つずつ課題をこなしていた。 来年から留学する際の奨学金応募が終わったと思うと、仕事で企画に応募することになり、企画を二つ書いた。どちらも今私が興味を持っていることを形に落とし込め、アウトプットの大切さを感じた。 そして、留学への準備を進めつつも、私のピアノ熱がいきなり再燃し始めた。 ピアノと向き合おうとする度に、古傷がズキズキ痛むような感じがして、知らないうちに、その複雑な気持ちに蓋をしてきた私。だが何の拍子か、急に箍が外れたように、ピアノへの純粋な想いが溢

    • 11/23 記憶の海に飲まれて

      やることは沢山あるのに、気づくと記憶の海に飲み込まれていた。 ふとここ10年くらいの写真を見返していると、色んな想いが蘇ってきた。 上京、大学入学、初めてのフランス、ロンドン留学、卒業、そして大学院入学... 思い返すと、知らない世界を沢山経験して、知らない人に沢山出会って、初めて感じる感情を一杯味わった10年だった。こうして見返すと、この10年はWHAT I AM TODAYの大部分を形作っているな、と思う。 中にいるときは自分が何に向かっているのか、どこに向かって

      • 11/21 L'Église dans mon cœur | 私の心の教会

        今日、気の置けない友人と河口湖へ行った。 雲ひとつない空の元、秋色に染まり、太陽の光にキラキラと輝く湖畔を眺めながら、私たちはいつものように、30代目前の今感じる焦りや悩み、そして希望や夢などを永遠と語り合った。 そして、人生の岐路に立つ今、改めて心に刻んだことは、何よりも自分の気持ちに正直に生きたいということ。 私はどちらかというと、今まで自分の気持ちに正直に生きてきた方だと思う。基本的に、自分の好みははっきりしているし、自分が求めているものもわかる。だけどそれが、グ

        • 毎回素敵な女性たちの「マイ・ストーリー」をお届けするポッドキャスト”Truly Yours”を始めます│Trailer公開

          "Dear Lady Birds"に続く、プロジェクト第二弾としてポッドキャスト"Truly Yours"を始めることになりました! "Truly Yours"は私MARIKOが、毎回様々な世界で活躍する、素敵でパワフルな女性を招いて、彼女たちの今までの人生や、大切にしてきたこと、学んだことなどをしっかり、じっくりと聴いていくポッドキャストです。 20代も終盤になり、悩みを抱えながらも力強く生きる私の素敵な友人から、ずっと話を聴いてみたかった憧れのあの人まで、毎回様々な女

        12/3 When You Wish Upon A Star

        マガジン

        • Dear Diary
          4本
        • Truly Yours
          1本
        • Dear Lady Birds
          3本

        記事

          フェミニズムを考えるポッドキャスト "Dear Lady Birds"を始めました│Ep1: Welcome to Our Podcast!

          私MARIKOと友人のMARYで、フェミニズムを考えるポッドキャスト"Dear Lady Birds" を始めました。 大学でジャーナリズムに触れ、日本においてフェミニズムを建設的に語れる場があまりにも少ない現状に問題意識を抱いた私たちが、ジャーナリスティックな視点からフェミニズムを議論し、等身大な私達のVOICEを届ける場として作ったのがこの"Dear Lady Birds"です。 パーソナルな話から、インタビュー、ときにはドキュメンタリーまで今後多彩なエピソードを展開

          フェミニズムを考えるポッドキャスト "Dear Lady Birds"を始めました│Ep1: Welcome to Our Podcast!

          May 19, 2020

          Gloria Allredのnoteを書こうとして、Netflixのドキュメンタリーを見返す。 書きつつ色々調べているたところ、GloriaについてのNYTDailyのポッドキャストを見つける。そして聞いていると、驚くべきことが。 まず、彼女の娘、Lisa Bloomは、母親と同じように女性の権利を擁護する弁護士だが、なんとハーヴィー・ワインスタインが最初に告発された際、彼の弁護士として、彼が告発者から免れられるよう、策を練っていたという。さらに、母親のGloriaについて

          May 19, 2020

          "Self-Made Woman" ミシェル・オバマのNetflixドキュメンタリー『マイ・ストーリー』

          ミシェル・オバマを主人公とした、Netflixオリジナルドキュメンタリー『マイ・ストーリー』。 元ファーストレディーである彼女が2018年に出版し、ベストセラーとなった自伝『マイ・ストーリー』の出版ツアーに密着したドキュメンタリーだ。 数ヶ月間に渡って、彼女が生まれ育ったシカゴを含む、アメリカ全土34ヶ所を巡るこのブックツアー。ミシェルは毎回異なるインタビューアーを相手に、アリーナホールで開かれるイベントで自身の過去を振りつつ、その合間、各地のコミュニティセンターを訪れて

          "Self-Made Woman" ミシェル・オバマのNetflixドキュメンタリー『マイ・ストーリー』

          Confronting Our Sexuality

          自分の性に向き合うって簡単なことじゃない。 少なくとも日本に住む私にとっては。 学校で詳しく教えられるわけでもなく、家庭で教わることもない性に関すること。 それと真正面から向き合うことは、少なくとも日本に普通に生きている私達にとって、とても自然にできることじゃないのが現実だ。 そこには常に、恥じらいや罪悪感といったネガティブな観念がつきまとい、私達をとてつもなく居心地の悪い境地に追い込む。 性的なことが語られるのは、飲み会の場であれ、テレビの下世話なバラエティー番組

          Confronting Our Sexuality

          はじめまして〜いつも心に春の陽気を

          全世界が目に見えない敵と戦っている今、私は晴天が広がる自宅の庭に咲く桜の木の下で、最近失いかけていた平安を心いっぱいに感じつつこのノートを書いています。 そして、自分の心の中さえ穏やかであれば、自分の頭だけでもクリアであれば、大抵の状況は乗り越えられるんじゃないか、とふと思っています。 おそらくこういう考えに至るのもきっと、今しがた、私の心が平穏であるからです。 世の中がどんなに混乱しても、私の心と体をコントロールできるのは、私だけ。 逆に、常に私の心のなかにこの春の

          はじめまして〜いつも心に春の陽気を

          人生芸術家

          私は幼いときから、人生を俯瞰的にみがちだった。 自分自身、人生を生きている主体でありながら、同時にそれを自由に造形したい芸術家のような気分で、創造主として人生を完璧な芸術作品のようにしたいという強い思いを持っていた。 小学校の卒業論文のテーマは「満足」。 「余の辞書に不可能という文字はない」というナポレオンの名言を引用し、自分の無限の可能性と、約束されているかのような華やかな未来に何の疑いも抱いていなかった。 ただ、その頃描いていた「人生」は、偉人伝に書いてあるような

          人生芸術家