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12/3 When You Wish Upon A Star

ここ最近、一つずつ課題をこなしていた。

来年から留学する際の奨学金応募が終わったと思うと、仕事で企画に応募することになり、企画を二つ書いた。どちらも今私が興味を持っていることを形に落とし込め、アウトプットの大切さを感じた。

そして、留学への準備を進めつつも、私のピアノ熱がいきなり再燃し始めた。

ピアノと向き合おうとする度に、古傷がズキズキ痛むような感じがして、知らないうちに、その複雑な気持ちに蓋をしてきた私。だが何の拍子か、急に箍が外れたように、ピアノへの純粋な想いが溢れてきた。

いつの間にか避けていたクラシックも、再び浸るように聞くようになった。

昔付き合っていた相手と久しぶりに再開して、初めて会った時のときめきを再び感じるみたいに、新鮮な情熱が湧き上がってきた。

そして私はやっぱりピアニストになる夢を諦めないと決意した。

ピアノを弾くことは私の一番の情熱の発露であり、何よりも私の感情を揺さぶる。それは私の中の真理であり、見失ってはいけない一番星であると確信した。

今は、そのための方法を戦略的に考えている。

自分の弱味を炙り出し、それをいかに短期間で効率よく攻略するか、自分に問いかけながら、情報を集めながら、答えを探っている。まさに自分との闘い。

最終的には自分らしいピアニスト像を目指していければ良いなと思っている。

自分の中で、理想とする演奏も、ピアニスト像もある。

なぜか容易に想像もできる。

その目指す場所を見失わずに進んでいけば、絶対辿り着けると信じている。

私の一番星に向かって、ただただ信じて、進むだけ。



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