コーヒーとお酒 Vol.48 - Fair State Coop
クラフトビール飲み比べ Vol.11
Fair State Coop - The Luxury of Restraint (ザ ラグジュアリー オブ リストレイント)
クラフトビールにハマってから家でビールを飲む機会が増えました。
この2年は白ワインに夢中になっていたのですが、ちょっと量が飲めなくなってきたので、缶ビールぐらいの量がちょうど飲みきれて良いのです。
と言っても缶ビールもロング缶だと飲みきれるか心配です。
輸入もののクラフトビールはその多くが473ml。
日本の大手メーカーのロング缶は自分で買うことは今までにほとんどありませんでした。飲みきるのが辛いから。
しかし、不思議とクラフトビールは飲めてしまいます。なんででしょう。
今回は、フェア・ステイトのザ・ラグジュアリー・オブ・リストレイント。
と知ったように言っていますが、クラフトビールは超初心者です。使われている原料のこともよくわかっていません。
IPAもなんだかわかっていませんでした。PTAのように何かの略なんだろうとは思っていましたが、特に調べる気も起きずにここまできました。
India Pale Aleの略なんですね。
元々はイギリスから植民地のインドへ輸出されていたもの。
そうに考えると、コーヒーとの繋がりも見えてきそうです。
コーヒー豆もエチオピアからアラビア半島、そしてセイロンやインドへの伝播ルートがあったわけです。
イギリスではコーヒーハウスが17世紀あたりでピーク。その後は衰退して紅茶へと移行します。
その移行に伴ってこのIndia Pale Aleも流行っていったのでしょうか。いつかこのあたりの歴史は調べてみたいところ。
話が脱線しました。
今回のフェア・ステイトはCoopです。日本でいう生協なんですね。
そうなってくると一般市民を巻き込んだ、共同体としての意識が強くなります。
この考え方で運営がうまくいけば、地域活性化との相性は抜群でしょうね。
ということで日本でも、クラフトビールでの地域おこしは今後ますます活性化するか否か。それはクラフトビールファンが増えるかどうかですね。
ぼくのようにきっかけさえあればクラフトビールにハマる層はいると思うので、どうやってアプローチするか。
ちなみにぼくの場合は、味はもちろんのことラベル・ボトル デザインに惹かれてハマりました。
今回のフェア・ステイトのザ・ラグジュアリー・オブ・リストレイントのお味は、とってもグレープフルーツ。爽やかであり程よい苦味もあり。おいしくいただきました。
コーヒーもビールもその歴史を知るともっと楽しさが増しそうです。
おいしいものを食べて飲んで楽しさが増えて、戦争なんかすることがバカらしいと思える数を増やせればいいなぁと切に思います。
だからこそおいしいものを食べて飲めるまでのアクセシビリティをどうするか。ここについてもっと考えなくては。
<今日の誕生日>
11月12日 ニール・ヤング(1945 - )この日生まれたカナダはトロント出身のシンガーソングライター。クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングやバッファロー・スプリングフィールドのメンバーとしても活躍。
ブッカー・T・ジョーンズ(1944 - )この日アメリカはテネシー州で生まれたオルガニスト。ブッカー・T&ザ・MG'sのメンバー。
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