なぜ同じお金の価値なのに感じ方が変わってしまうのか
皆さんは、「同じお金でも、その価値が変わる」という経験はありませんか?
僕たちは日常生活の中で様々な環境や刺激に慣れていきます。
お金の感じ方に関しても、この「慣れ」という心理が大きく影響しているのです。
例えば、もし僕が無一文の状態で突然1万円を手に入れたら、その喜びは計り知れないでしょう。
しかし、すでに10万円を持っている状況でさらに1万円を手にした場合、前回と比べると喜びは少し薄れるかもしれません。
これは、「感応度通減性」という心理的なバイアスによるものです。
すなわち、一度ある程度の得を経験すると、それに慣れてしまい、同じ金額を得ても以前ほどの喜びを感じにくくなるのです。
この現象は、お金を得る場面だけでなく、損失を経験した時にも同じように働きます。
大きな損失を経験した後では、小さな損失にはそれほど動じなくなる、といった具体的な例が挙げられます。
さらに、この心理は買い物においても顕著に見られます。
例えば、400万円の車を購入する際に20万円のカーナビオプションを付けることに対してはそこまで抵抗を感じないかもしれません。
しかし、単体でカーナビを20万円で購入するとなると、その価格にためらいを感じる人が多いでしょう。
これも、「感応度通減性」による心理的な影響です。
このように、お金に対する僕たちの感じ方は、その状況や以前の経験によって大きく変わることがあります。
これを理解することは、賢いお金の使い方を身につけるためにも非常に重要です。
次回からは、お金を使う際にこれらの心理的な要素を意識してみてはいかがでしょうか。
移動中についつい
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