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真面目すぎるよ…。

私には、姉のような大好きな友達がいる。


その方にお会いしたのは2019年秋。 
お互い別の好きなロックバンドを観に行って、向こうから声をかけてくださった。
地方から上京してきた私には、同じようなニオイがする方と感じたのが第一印象。
その方は、よく遠征をしてて地方住みの方らしい。   
田舎あるあるで盛り上がりその日に意気投合。
私は、友達でこんなにも気が合う方にあったことが無かったので、本当に嬉しかった。
「TwitterでまたDMします‼」と言ってその日は、ライブハウス最寄りの駅で別れた。


数日が経ち。しばらくの間TwitterのDMをずっとしていた。
その頃仕事も友達関係もあまり良くなく、相談を持ちかけてみたら適切なアドバイスを頂けて本音を全て読み取ってくれている。と感じて涙が止まらなかった。
今まで、本音を受け止めてくれる人も聞きたて側もいなかったから本当に救われた。そして、その方から「もし、よかったらでいいんだけど、LINE教えて。」と。初めてお会いしたあとは全く会っていなかったので、寄り添ってくれる方だからこれからも仲良くしたいという思いから「お願いします」と伝えたら「聞き出さないと本音を言わないから無理かと思ったよ。ありがとう。」そっか、私は自分から言わずに強がっているままなんだと感じた。
その日から、電話もするようになった。
電話で、「〇〇(私)ちゃんって同じファンで〇〇って人がいると思うけどこの方のことどう思ってる?」愚痴に過ぎない話だが、「同じファンですがマウントされてて悩んでます」と伝えたら「やっぱりそうなんだね…。」なんの事を言っているのか分からなかったが、話を一部聞いて理解したら「え、今のでわかったの?」と言われた。勘が鋭いことはわかっていたがこんなにもびっくりされるとは思わなかった。
そして、月日が流れて1年半ぶりにお会いできる時を迎えた。本当に嬉しかった。遠足前の子供のようになっていて、全てにおいて投げ出したくなる程の楽しみだったから。 
お会いした時間は、本当に幸せだった。
頻度が多くお会い出来る距離ではないけど、またお会いしたいと思ったのも事実。
その方を姉以上に信頼するようになり、なんでも話す聞く相手になっていた。
その方を私は絶対に手放してはいけないと感じた。
その方からよく言われることがある。

「なんか、昔の私見ているようでほっとけないんだよね…」

恋愛も仕事の打ち込み方が本当に似ていると言われた。

「同じようになってほしくないんよ」「お節介とかでいうと嫌なのも分かってるからだから、真面目に生きないで。」と言われて涙が止まらなかった。
また、会えるように。
大事な縁を大切にこれからも生きていく。

夏妃









 

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