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本物の人間とは、言っていることとやっていることが同じ人です。

イエローハットの創業者であり、
NPO法人「日本を美しくする会」の
相談役でもある
鍵山秀三郎さんの御言葉をご紹介します。


いい人生とは何でしょうか。
お金儲けに成功して、大豪邸に住み、
立派な車に乗り、ブランド物を身につけて、
おいしいものを食べられる。
これがいい人生、勝者の人生だと
思っている人が多いことでしょう。
しかし、それが本当にいい人生なのでしょうか。



私が、社員が苦労しようが
売上さえ上がればいいと思っていたら、
いまの会社はなかったでしょう。
まず社員が卑屈な思いをする
会社にはしたくない、
こんな取引がいつまでも続くようならば
やっている意味がない。
そういうところから脱却をしようという
強い意志があったから、
困難にも耐えることができたのです。



本物の人間とは、言っていることと
やっていることが同じ人です。
もっともらしいことを言う人は
たくさんいますが、口だけではいけません。
実際に行動して何か犠牲を払っている相手に、
人は信頼を寄せるのです。



自分の損得や経済第一ではなく、
使命感を持って大事なことを
守ろうとする人たちが健在である限り、
日本は大丈夫。



最近、私が憂えていることがあります。
それは日本全体の、というより
世界全体の潮流なのですが、
自分の責任に帰すべきことを
他人の責任に転嫁する例を
たくさん見かけることです。
個人のレベルに限らず、
国同士でも
「自国は悪くない、他の国が悪い」と
言ったりしているぐらいです。
誠に悪しき潮流です。
その悪しき潮流を変える元に
なりたいという願いから、
私はいまの活動に取り組んでいるといっても
過言ではありません。
こういう道義的な問題の解決を
政治家に求めたり、
行政に求めたりしても何も変わりません。



私どもより先輩ではるかに
力があった同業者は、
みんな消えてなくなりました。
最終的には、どんな正しい志を持つかが
大事ではないかというのが私の考えです。



同じお金を使うにしても、
すぐ効果の出ることに使うだけでは
ダメなのです。
むしろ5年後、10年後に効果が
出てくるようなことにこそ使うべきです。



人が本当に信頼を寄せる人は
口先だけでなく、自ら犠牲になっても
行動が伴っている人であると思います。
口です言うことは簡単ですが、
それを実行すると言うのは
とても大変なことです。
しかし、だからこそ、そういう人に
人は信頼を寄せるのだと思います。
日本人には真実一路の精神が宿っています。
時間を守る、約束を守る。
一つ一つの有言実行が世界の
信頼を得ている所以では無いかと思います。
その日本人としての美徳を取り戻します。


美しい日本精神を取り戻すために
取り組ませて頂いています。
少しでもご関心がある方は
是非、ご覧ください。
お待ちしております。

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