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スターシーカー(歌詞)

沈黙と熱気に包まれていた
身体が熱くなるのを感じていた
自然と拳を固く握っていた
君に届くと確かに思ったんだ

観衆は一体となって揺れていた
君を見つけ出すのは簡単だった
目と目が合ったはずだったんだ
何故君は走り去ってしまったんだ

君に届けたくて 歌を歌っていた
君に向けた言葉だった
君はいなくなって 足元は濡れていた
僕の何がいけなかった?
どうして うまくいかないんだろう

ひとつ増やすとひとつ消えてった
君の代わりなんていなかった
駅前 校舎 探し回っていた
小さな旋律だけが聞こえていた

傷付けるくらいなら こんな歌はいらない
なんて思えたら楽だったのに
相も変わらずまた マイクを握っていた
君を諦めきれなかった
僕には 歌うしかできなかったよ

やっと見つけたのに
僕はまた 壊してしまうのか
きっとまた何処かで
僕はまだ 探してしまうのか

君に届けたくて 歌を歌っていた
君に向けた言葉だった
君はいなくなった 星は流れていた
僕は歌うしかできないから
こうして 今日だって歌ってるんだよ

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