【Playlist 2024/08】 夏は終わらない、終わらせない

お盆を地元で迎えた私は、ほぼ貸切状態になっていた行きつけの温泉で27歳を迎えた。

こんな幸せな気持ちで歳を重ねられたことに対して、この上なく充足感に満ち溢れ、この1年が全て「オールOK！」みたいな感じでHappyにさせてくれる魔法のようなひと時だった。

27歳といえば、俗に言う27クラブ。
※その辺についてはこちらの記事で拙い知識を振り絞り書いております。

なんか驕り高ぶっていたのか、大人になりきれない青年の心を持ち続けていたのか、よく分からないが「27歳がもうすぐ来るなぁ」と25、6歳あたりで感じていた。結局、何も起こらないだろうと分かっていながら、27歳。

いつも誕生日のときは決まってこれを言いたいのだが、これを言いたい史上、心の底から言えた気がする。

「あっという間の27年間でした。」

そんなもんで私もいよいよ30歳を控えるいい大人になりつつあるが、これといって変化なし。唯一、近々お仕事を変えようと決心しているくらいである。

みんなが浮かれていた中で、ひとり27歳を現状維持で迎えられたことに安堵しながら、結局は夏のせいにして私もビビット色の空へプカプカと浮かんでいた。毎年夏のせいにしてしまい夏にはいつも申し訳ないのだが、とことん夏を堪能させていただいた。思いの外、夏らしい予定が入って、真の夏と書いて真夏を過ごせたように思う。

そもそもの話で、私の本質は「生涯、サマーバケーション」なのである。私のすべての物事に流れている源流は「夏休み」である。夏に生まれて、夏に生きて、夏に終わる。27歳を迎えても人生がありがたいことに続いているわけなので、夏が終わることなんてない。秋になろうが、冬になろうが、心の夏は途切れない。夏は終わらない、終わらせない。強くそう思った27歳の初日。

永遠に夏のままさ。リクツじゃ、ないんだ。

8月が顔を出したらいつも思い出す好きな歌詞とコピーで8月の締めとさせていただこう。