The Mental Health Counselor

こんにちは😁 心理カウンセラーの笹川佑一でございます。 アメリカのオハイオ州にある大学…

The Mental Health Counselor

こんにちは😁 心理カウンセラーの笹川佑一でございます。 アメリカのオハイオ州にある大学院の修士課程を卒業。 資格:Licensed Professional Counselor (LPC)と公認心理師 専門:親子関係、対人恐怖、アスリートのパフォーマンスと愛着、人間関係

マガジン

  • 親子って

    親子関係がどのように築かれているか、親は健康でいるか、子供は自由に言動できているかなど、親子の間での関係性がどのように精神的健康、不健康に寄与しているのかについて言及した記事です。

  • 人間の発達過程

    人が生まれてから、死ぬまでの間に、どのような発達過程を辿っているのかについて書いています。 また、親子の関わり、対人の関わりが、その人の一生に与える影響についても言及しています。 このようなことを知ることで、自分の振る舞いに関する不安も減り、自信を持って人間関係を築いてゆくことができることでしょう。

最近の記事

"相手を読め"が失敗した時の精神的影響 (無料)

本文私たち日本人の中では、 "相手を読む" と言う美徳が存在しています。 相手の考えてることを察して行動するということになるでしょう。 今回は、この相手を読む行為をしている時に私たちの内側で起きている精神的な動きについて紹介したいと思います。 "言われる前に行動しろ、考えればわかるだろ" と、なぜか言われます。 それも、なぜか言ってる人が思ってること通りに行動しろと。 実際に、 私達は他人が頭の中で考えていることを読むことは出来ないです。 では、たまに他人

    • 子供へのプレッシャーとライバルという存在

      要約アイデンティティが確立される前の子供に過度なプレッシャーを課すことは、将来の子供の精神にネガティブな影響を与える可能性があります。子供が自ら選ばない競争と子供のアイデンティティの形成について言及しています。 思い適度なプレッシャー、適度な競争は、子供に自尊心を獲得させ、また、社会的なスキル、コミュニケーションを構築する助けになると思います。しかし、度を越してしまうと、子供のアイデンティティは定まらないままになってしまいます。子供の頃の競争と大人になってからの競争の本質的

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      • 夫婦やカップルの関係の良し悪しが子供に与える影響

        要約子供が自分を育ててくれている人の争いを見たり聞いたりしてる時に起きる、子供への影響について言及しています。精神的なことだけではなく身体にもあらゆる症状が出てくることが確認されています。 思いパートナー同士、親子同士の争い事が子供に与える影響はなんとなく考えることがあるかもしれません。ですが実際その渦中にいるときは、お互いに感情的になってしまい、子供のことが視野に入らないことがあると思います。そんな時こそ自分たちが今していることに気づき、自分たちが育てている子供の事、そし

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        • 反抗期が来る人と来ない人 (無料)

          反抗期は第一次反抗期が幼児期、第二反抗期が思春期あたりにあるといわれています。 有料記事の方で、幼児期の子供の発達で述べましたが、2、3、4歳あたりは達成感や自立心などを獲得してゆく時期であり、自分の身体を使いながら世界を知ってゆきます。 また、真似をしながらいろんなことを学習してゆきます。自分の中で模倣したいというモチベーションに従って、自分で行動することを積極的にしてゆきます。 その頃に子供は自分で判断し、物事を決定しようとするため、嫌だ、ダメなどという言葉を沢山使

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        記事

          子供が父親から得るもの

          要約子供に対して、父親の存在が与える影響について言及しています。子供は父親と関わりながら、言語力、感情のコントロールを身につけてゆきます。父親が子供と小さい時から親しく接することで、子供の認知は発達し、それは学力全般にポジティブに影響するとされています。 思い状況は変わってきてはいますが、やはり父親が子供と過ごす時間は少ないなかもしれません。 しかし、そんな中でも子供は父親と強い愛着を築くことはできます。 仕事が休みの日などは、積極的に子供と関わり、特に身体を使った遊び

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          子供が父親から得るもの

          仮面舞踏会

          要約人は社会生活の中で、それに適応するために仮面をつけてゆきます。仮面は個人を助けてくれたり、狂わせてしまったりします。仮面をつけて長く過ごすことで生じる自身の変化、また心理学者ユングのアイデアから考える仮面について言及しています。 思い私たちは普段社会で生活をしていく中で仮面をつけるようになっていきます。仮面は人工的に作られたものであるため、その仮面に自分を寄らせすぎると本来の自分を見失い、自分が自分でないような感覚になることもあります。また、自己アイデンティティをしっか

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          親の喧嘩に晒される子供(無料)

          6ヶ月の小さな子供でさえも、親同士の口論や喧嘩の前にさらされると、精神的にネガティブな影響を受けると言われています。 さらに、一般的には十分大人であろうと思われる19歳の子供でさえも、親の口論や喧嘩を目の当たりにすると、その後の人生にネガティブな影響を与えるとも言われています。 親同士のいざこざや争いは子供の安全感を脅かします。また喧嘩が起きているその時間だけではなく、親同士が引きずる、お互いを無視する時間もそのうちに入ってきます。 親同士であるならば、三日間お互いを無

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          子供が親の代わりをすると、、

          要約子供が親の代わりをすることで生じる精神的影響について言及しています。発達に必要な要件が、必要な時期に満たされなかったときの個人の内的変化、そしてそれらにどのように対処できるのかの考察を書いています。 思い事情はそれぞれ異なるかもしれませんが、子供が歳相応の責任以上のことを日常生活で求めら、実際に行うことは、将来、その子供に対して精神的に大きな影響を与えてしまいます。親が精神的なサポートを子供にしてあげれることで、影響は減らすことができます。時間がある時は子供としっかり触

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          リベンジ心と罪悪感のはざま、そして崩壊

          要約リベンジはその瞬間は晴やかな気持ちをもたらします。しかし、リベンジ心を持ち続けること、または実際に実行することは長い目でみたときに、自身に対して不安、鬱などを呼び込むことがあります。 内容私たちがリベンジ心をなぜ持つのか、そしてそれによって引き起こされる自分自身への影響などについて言及しています。また、リベンジを実行することで一時的に気持ちは解放されますが、長い目で見たときに自分の人生を狂わせる可能性を持っているという事についても言及しています。 思いリベンジをしたい

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          リベンジ心と罪悪感のはざま、そして崩壊

          子供が親から消えてゆく

          要約明確なビジョン、理解、目的のない厳しさは、家族関係の崩壊をもたらすことがあります。さらに結果として、子供は親から消えてゆきます。家族関係の負のサイクルを自ら作り出しています。 内容子供が社会に出てから、連絡を親ととらなくなることがあります。親は育ててやったのに、親孝行をしない子だと感じるかもしれません。しかし、子供が親に連絡をしなくなるのは理由があります。その可能性のいくつかについて言及しています。 思い力も経済力もない子供は、親から言われたことに従うでしょう。それで

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          子供が親から消えてゆく

          親が悪魔と化す時

          要約発達障害は過剰診断されてるといわれています。子供は自分で路を選ぶことはできません。大人、親が判断を下すときの動機、またその判断が子供に与える影響について言及しています。 内容発達障害の診断が過剰にされている可能性。親が子供に発達障害の診断をつけさせようとする可能性。その動機などについて述べています。で、どうすればいい?という疑問に答えらるように具体的な案をできる限り提案してゆきます。 思い今回の記事では、あらゆるケースの中の一つを紹介しています。つまり、今回書く内容が

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          親が悪魔と化す時

          子供を罰として叩くしつけの弊害

          要約"厳しさ"とは一体なんなのか。暴力=厳しさ? 身体的な罰を受けて育った子供は、大人になってから精神的に不健康な人生を送る可能性が高いです。 親がその瞬間の子供の行動を正す為に有効だと思い、使っている身体的な罰は、子供が将来、親から離れて距離をとってしまうことにも繋がるとも言われています。 内容親の子供に対する、身体的な罰が子供に与える影響について書いています。また、親が子供に関して抱く、過大評価についても言及しています。また、"で、どうすればいいの?"という疑問に対

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          子供を罰として叩くしつけの弊害

          65歳以降 自己統合と絶望

          要約人がもつ防衛反応について言及しています。我々の生存を確保するためには必要な反応ではありますが、行き過ぎてしまうと精神的に不健康な状態になってしまうとも言われています。 この65歳以降の時期になると、記憶力が衰えてきたり、身体が衰えてきたりします。しかし、新しいスキルはこの時期でも身に付けることができます。 年齢的なこともあり、友人などがいなくなっていってしまうこともあります。ですが、新しいコミュニティーに参加するなどして、人と人とのネットワークを広げる事も健康的な精神

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          65歳以降 自己統合と絶望

          40歳から65歳 人生の折り返し、そして存在意義

          要約フロイトのエディプスコンプレックスとバンデューラの社会的学習が、男女の役割を形成する上で、どのように関係し合っているのかについて考察します。 また、この時期の大人は子供を育てたり、社会的に貢献しているかなどによって、自分の人生の満足感を得るかどうかが変わってきます。 人生の折り返し地点に入っていくこの時期で、自分の存在意義を見失うと、停滞と言う状態に陥ってしまいます。それを避けるためにも、積極的に社会と関わりを持つことが大切です。 内容ここでは、6つの主要な発達理論

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          40歳から65歳 人生の折り返し、そして存在意義

          親密or表面的 18歳から40歳

          要約18歳から40歳、今までとは異なり、年齢の括りの幅が広がりました。これは物事を吸収するスピードが変わるということでもあるかもしれませんが、この時期は他人により焦点が当たり、他人に貢献することで生きる意味を見出してゆくということでもあります。親密という感覚を獲得できれば、他者との関わりから育まれる愛を持つようになります。また、より高度に抽象的な思考も可能になります。広範囲の人との関わり、そして同時に少人数との濃い関わりが人生を豊かにしてゆきます。 内容ここでは、6つの主要

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          親密or表面的 18歳から40歳

          大人への階段 11歳から18歳

          要約この時期の子供は相手への思いやりを獲得してゆき、社会規範もより強く意識し始めます。また、抽象的な考えもできるようになり、親などを自分自身で決定を下す為の情報源として使い、自己価値観"私は一体誰?"を模索し始めます。そして、ソーシャルメディアなども多く利用し、自分のコミュニティを広げ、さらに知識、能力を蓄積してゆく時期になります。 内容ここでは、6つの主要な発達理論を一つずつ紹介し、それぞれの特徴や主張、子供が社会で生活する中で、どんな影響を受けて育つのかを伝えてゆきます

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          大人への階段 11歳から18歳