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北鎌倉で1人散歩。

昨日は北鎌倉に1人で散歩しに行った。1人で北鎌倉を歩くのは初めてだ。古民家が多く、街並みが落ち着いている。 時間がゆっくり流れていようなそんな気がした。

歩いていると、自転車を一生懸命漕いでる男の子とその子のお父さんを見かけた。父の手を借りず漕いでる姿を見て心の中で「頑張って〜!」と思わず応援している自分がいた。

応援しながら歩いていたら、目的の葉祥明美術館に辿り着いた。人の気配がなかったので、開いてるか心配になった。門が開いていたから入った。初めての1人美術館。少しの緊張とワクワクが混ざっていた。中まで入ると1人の女性がMacを打っていた。「ご入館ですか?」と聞かれ、おそるおそる「はい。」と答えた。拝観する人は私一人だった。「やった〜貸切だ〜」と喜んだ。葉祥明さんは大学卒業後(1968年頃)、就職はせず、自由に生きるにはどうしたらいいかと考えていたそうだ。葉祥明美術館には、彼の詩と絵画が展示されている。

展示されている詩は、自分らしさや幸せへのヒントを教えてくれるものだった。どれも共感するものが多い。『日常生活で「詩」を感じるのことは、自分らしく生きるということ。これを後世に残したい。』そう書いてあった。

もうその時代から、自分らしさや自由について考える人がいるんだと思った。もっとエスカレーター式だったり抑圧されているように勝手に思い込んでいた。

美術館を楽しんだあとは、ブラブラして見つけたカフェに立ち寄った。その後もブラブラし、神秘的な場所を見つけた。木漏れ日が綺麗で癒された。どこに着くか分からない散歩も楽しい。

友達が居ないとお出かけは寂しいものかなと思ったのだが、案外大丈夫だ。全然楽しめることが分かった。今度は北鎌倉以外にももう少し遠くまで1人で行ってみたい。

一眼レフを持って出かけたのだが風景写真は、携帯のカメラで十分。こだわったり、ときめいたりするのはやっぱり人を撮る時だなと感じた。カメラを買った理由も友達を綺麗に撮りたいと思ったからだ。私から見たあなたはこんなにも素敵なんだよ〜って伝えたい。それに、自分が撮った写真を使ってくれるのは嬉しい。

一眼レフと単焦点レンズを持っておきながら、ちゃんと写真の勉強をしてない。今年こそ使いこなせるようになる。

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