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自己肯定感をあげる簡単で具体的な方法

自分にとって大切なことを、
誰かの意思ではなく、
自分の意思で決められる手応えや感覚のことを
「自己決定感」と言います。
そして、この自己決定感こそが、
自己肯定感や幸福感を高める
重要な要素となるのです。

(アバタロー著 自己肯定感を上げる OUTPUT読書術 P.127より引用)

読書と自己肯定感が結びつく?
どうして?
と思いますよね。


読書の積み上げが自己決定感の積み上げ、
つまり、
自己肯定感UPにつながるということです。

自己肯定感や幸福感の
重要な要素となる「自己決定感」
を高めるための読書術が、
OUTPUT読書術なのです。



以下より、
「自己決定感」を高める具体的な方法を
書いていきたいと思います。


1.3枚の付箋だけに絞る

本を読み進める際、
一章ごとに自分が重要だと思ったページ
を1つ選び、そのページに付箋を貼ります。

例えば、5章ある本であれば、
読み終えるときに、
5枚の付箋が貼られることになります。

読み終えたら、5枚の中から
自分にとって本当に大切だと思った部分
を3つに絞ります。

つまり、3枚の付箋に絞ります。

ここが、最も大切な部分で、
自分で大切な部分を3つ選ぶ、
=自己決定感がUPする
ということに繋がります。



2.要点を1枚にまとめる

続いて、要点をA41枚の紙にまとめます。
(これは紙でもデータでもOKです)

まとめ方は以下の2種類がまとめやすいです。

まとめ方 その1
①筆者(もしくは自分)の主張
②理由・根拠の羅列
③主張を再度繰り返し、まとめる
まとめ方 その2
・要点を3点(3点にまとめる)
・総括(要点から何が言えるのかを、
 自分自身の言葉でまとめる)

どちらの方法でまとめるにせよ、
ここで大切なのは、
筋の通った構造を作ることです。

つまり、要点とその理由、
そこから何が言えるのかを
明らかにすることです。




3.噛み砕いて発信(OUTPUT)する

1、2の作業で、
自分が本当に大切だと感じた部分
を選び抜いたら、最後は発信です。


発信の際は、
誰に向けて発信するか?を設定し、
それに合わせて抽象度や具体度を調整します。

例えば、
同じくらいの知識量のある人に向けて、
子供に向けて、
会社のクライアントに向けて、
それぞれ使う言葉や、
具体的に説明するレベルが異なりますよね。

子供が相手だと、
選ぶ言葉を簡単にし、
ひらがなを増やすなどすると思います。

そのように、
あなたが発信したい相手に合わせて、
要約したい内容の表現の仕方を選びましょう。

誰にも発信する必要がないよー!

という場合は、
自分自身に向けて
復習授業のつもりで行うと良いです。


文字を書くのが得意ならnoteや、Twitter、
話すのが得意なら友人に話したり、
VoicyやYouTubeを活用していけば、
ログも残るし一石二鳥です。


このように、
自分で選んでまとめたことを、
OUTPUT(発信する)ことで、
自分の知識に定着させることができます。



まとめ

読書の際、以下の3点を意識することで
自己決定感が上がり、
自己肯定感と幸福感のUPに繋がります。

1.3枚の付箋だけに絞る
2.要点を1枚にまとめる
3.噛み砕いて発信(OUTPUT)する


著者のアバタローさんは、
一冊を読み終えることを
「山の登頂に似ている」
とおっしゃっています。

そのくらい、読書を積み重ねていくことで
本を読み切るという成功体験ができ、
さらに自己肯定感が上がるということですね。


最近「気分が上がらないな〜」
という方は試してみてくださいね^^



参考文献はこちら↓


この記事で紹介した読書術のほか、
古典の読み方や、
選書の方法などもりだくさんの内容です。

著者のアバタローさんは、
本の要約YouTuberとして
活躍されているだけあり、
言葉の1つ1つが優しくわかりやすいです^ ^

読書習慣がなくても、
簡単に読める一冊です。











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