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サピックス『言葉ナビ』と同順序で学ぶ四字熟語💕

言わずと知れた名著『言葉ナビ』。サピックス生であれば手垢がつくほど取り組むことが望まれる神教材です。私が家庭教師として教え子に接するにあたり、言葉の意味を大切にし、意味をしっかりと理解して身につけることを大切にしてきたこと、それから『言葉ナビ』との出合いについては「サピックス『言葉ナビ』の使い方💕」で言及させていただきました。

そこでお伝えしたとおり、私自身が日本に帰国後、教え子のほとんどがサピックス生であったこと、および保護者様の御意向をふまえまして、国語の知識問題系の私の暗記カードなどの教材は、順次サピックスのカリキュラムに適合するように変更してきました。

サピックス『言葉ナビ』の使い方💕」の繰り返しになりますが、保護者様の御意向・御要望とは、簡単にまとめれば以下のようなもの。

◆デイリーチェックで満点を狙いたい!
◆マンスリーで高得点を狙いたい!
◆国語の基礎力を強化したい!

これに貢献すべく私は、教え子にゲーム感覚を植え付けながら、雑談混じりに楽しく言葉の意味を覚える暗記教材を作っては、教え子に渡してきました。

最近になって、その教材の一部を精査・整理した上で、メルカリ上で多くの受験生のために提供するようになりました。

今回はそのうち、言葉ナビと同じ順序で定着「四字熟語」暗記カードについて少しだけ解説をいたします。

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はい、かなりの枚数になります。『言葉ナビ』上下巻で扱われている四字熟語の数が172ですから、それと同じ順で学ぶ私の暗記カードの枚数も、当然のことながら合計172枚になります。

重要な点ですので初めに記しておきますが、私のカードに記されている四字熟語の意味は、『言葉ナビ』に書かれているものとは基本的に違います。もともと私が独自に作ってきた四字熟語の暗記カードを言葉ナビの順に取り上げたものですから。

また、申し訳ありませんが『言葉ナビ』は、熟語の選定は秀逸ですが、熟語の意味については正直言って、受験生のために最適であるとは私としては思いません。かなり丁寧に、わかりやすく意味を描写してこそ入試本番で役立つと言うもの。私のカードの一番の売りは、丁寧にわかりやすく記した熟語の意味です。

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一例として、カードの表面の例を掲載しておきます。全部が全部ここまでの密度で書いているわけではありませんが、どれだけ丁寧に意味をとらえ用としているか、ほんのちょっぴり理解していただけますでしょうか。

加えて、振り仮名についてもある一定の基準を自分で設けて付しています。

この例を示した上で、私のカードを使っていただくのをお控えいただいた方が良い方を以下に記しておきます。

◆カード左上の漢字二文字を見たら答えがわかってしまうではないか!?

◆言葉ナビとは意味の表現の仕方が違うではないか!?

ひとつめの指摘については、私とは意見が正反対です。どうやれば小学生にとっても意味がわかやすいかという観点を最重要視しています。その観点から、答えを完全に言い切ったようなものでない限り、意味を説明するに際しこのような記載はしてあります。

ふたつめの指摘が私の立場と正反対であることは繰り返しません。私のカードは、あくまでも順番は言葉ナビですが、言葉ナビ記載の熟語の意味を転記したような代物では全くございませんので!

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さて、この写真で感じを掴んでいただきたいのは、実際にどうやって使うかです。やり方は簡単。できたもの(例えば右)とできなかったもの(例えば左)に分けていく。そして、できなかったものをもう一度やり、また右と左に分けていく・・・。実に簡単です。

ちなみに、ご覧いただけますでしょうか。答えの熟語のフォントは教科書体にしてあります。間違って覚えて入試でバツにされたら悲しいですからね。やはり漢字は教科書体にしないといけないです。

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最後に、収納方法について。家の中で管理するには、最近ダイソーで見つけたこのトレカボックスが最適かもしれません。家の外に持ち運ぶにはこれでは大きいので、持ち運ぶだけのカードが入りそうな名刺ケースがあると便利かと思います。が、持ち運ぶだけなら輪ゴムで止めることでも良いかなと思います。


以上、私がどんな工夫をして暗記カードを作ったか、紹介してみました。

いわゆる単語カードの小さなカードに、ものすごく少ない情報量が書かれているカード。私はあれでは小学生の心に火はつかないと思っています。リングで括ってパラパラめくるのも良いですが、上記のように「仕分け」を行う方が覚えやすいことは間違いないでしょう。小さなカードは、小さいということ以外にメリットはないと思います。

また、私のカードはミシン目に沿って簡単に、かつきれいに切断していただけます。ハサミやカッターで小さなカードを一生懸命切って、しかしカードを束にしてみると(当然ですが)不揃いでちょっとイラッときてしまうあの感触。私のカードではあの違和感はありませんので、安心してくださいませ。

御関心のある方は、以下の画像をクリックしてメルカリをご覧くださいませ。

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