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生き方 ゲシュタルトの祈り

私は私の人生を生き、
あなたはあなたの人生を生きる。
私はあなたの期待に応えるために、この世に生まれたのではない。
あまたも私の期待に応えるために、この世に生まれたのではない。
あなたはあなた。私は私。
もしふたり、心が通い合うことがあれば、それは素晴らしいこと。
けれどももし、わかり合えないままであっても、
それはそれで致し方のないこと。
                  
フレデリック・パールズ


自己とは、見つけるものではなく、創造するものである。
                    
ポール・グッドマン


ゲシュタルトとは「かたち」とか「全体」とか「個々の部分がまとまって構成するひとつの形」を意味します。
人間の精神は部分や要素の集合ではなく全体性や構造に重点を置いて捉える、という概念です。人間の五感の感覚やそれらから構成される認識はばらばらに認識されるのではなく、感覚と認識の要素の総和によって形づくられているという考え方です。

 私たちは知らず知らずのうちに、ある人生の物語を生きています。人からの愛を失わないかどうかに絶えず怯えている。人からの愛を失わないためにいつも腐心している。
もし自分がそういう物語を生きていることに気づいたら、それにストップをかける。そして、その物語を新たな物語に書き換えるのです。
 その時参考にしてほしいのが先の「ゲシュタルトの祈り」です。

「孤独の達人」 諸富祥彦

参考:「孤独の達人」 諸富祥彦
    日本ゲシュタルト療法学会   https://www.japangestalt.org/


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