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クリニックスタッフにこうなって欲しい!①

スタッフからの悩み相談

能力は十分有るスタッフから悩み相談がありました「苦手なことはご迷惑かかるので得意なことに集中したい」と。

選択と集中


もちろんその悩みはわかりますし、いろんな葛藤を乗り越えて連絡をくれたのだとは思います。これは選択と集中という意味では正しい戦略かもしれません。しかし、それには前提が有るかと思います。その集中するために選択するものがuniqueであるということです。それが他の人で代替が効かないものであれば進むべき道だと思います。

しかし、小さなクリニックの中の業務は有る程度のトレーニングの期間を経れば早い遅いはあれ出来るようになるのです。そうなったときに小さなクリニックの中で代替の効く自分の得意な(好きな)ことだけを選択して集中することは得策でしょうか?

スタッフに対する以前の記事の引用をいくつかしたいと思います

楽な仕事はお得?


に書きましたが

当院のスタッフにはあまり響いていないとは思いますが(苦笑)、いつも3年後の作文を書いてもらっています。それは日常のROUTINEの業務をこなしているだけだと、慣れてきて業務を流せるようになるからです。特に当院は小さな外来だけのクリニックなので。
自分の時間のうち寝ている時間を除けば多くの割合を職場で過ごしているわけです。その時間を給料をもらうだけのために時間が過ぎ去るのを待って、流せる業務だけをしてほしくないのです。

もちろん 流せる業務で給料をもらえるのは楽です。短期的には楽な仕事でラッキーかもしれません。」しかし、世の中広いのです。同じ時間を同級生はもっと多くの経験を得て、苦しみもがいて成長しているかもしれません。日々の差は小さくても3年、5年経過したときの差は大きなものになっているかもしれません。もちろん成長することだけが人生ではありませんが何か場所を変えたい時に選択肢が増えるようにしておいてほしいのです。

楽な仕事は短期的にはコスパがいいと思いますが、長期的には良くないと思うんです

逃げれる自由を

に書かせてもらったのですが、サービス選択の意図で書いたものですが
多機能な予約システムやリマインダー機能が一括で含有されているものは データがそこに集約されすぎていて 機能に不満があった際にもサンクコスト(SUNK COST:埋没費用)に縛られて逃げにくいのです もちろん サービス提供会社はそれを狙っているわけです。テレビデオも片一方壊れて 不満があっても使い続けている方が多かったと思います。 ですのでシンプルな機能を適時に自由に乗り換えて組み合わせていくほうが個人的には好きなので シンプルな機能にしました。】
とあるように、仕事場もそこに最適化しすぎたスキルやマインドだどその院長やスタッフと相性が合わない時、または自分の求める報酬を得られないときに逃げれないのです。ですので、いろいろ応用の効くマインド(スキルでは有りません)を持っておく必要があります。スキルは時代や技術レベルに応じて変わるので、自分の自由を獲得するためには?他の社長や院長が求める人材の特徴は?ということを絶えず自分で考えてほしいのです。そうすると
・人間的にもnice
・前向き
・できないことにもチャレンジ

などというマインドが無いと厳しいと思うのです。
そうしないと推薦もしにくいので。

ですから雇われている身としては楽したいという想いがあるかもしれませんが。逆に自分が院長や事務長やリーダーになったときに楽したいというマインドが見える人を雇いたいかという視点もつけてほしいのです。これは我が事化しにくいかと思うので開業時には言い続けていたことがあります

社長になって!


目指しているのは、一人一人が「もし自分が社長になったら」という視点を持てる「社長眼科」です。自分が社長になったと思って、自分自身や物事を広い視野で考えられる視能訓練士になってもらえる眼科です。】これは視能訓練士でなくても受付スタッフさんに対しても同じ思いです

あとは研修時に見せているビデオがあります。


ここで今できることではなくて 未来に新しいことが出てきたときに 対応できる考え方を身に着けてほしいのです。

今日はここまで


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参考リンクまとめ

新しい疑義照会WEBアプリの概要

KINDLE出版







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