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緊急手うが宣言を発出いたします

お久しぶりです。TwitterがBANされて悲しい手うがbotです。
今日は少しだけ真面目な話をしたい気分です。文章力がないので無駄に長いです。たぶん眠くなると思います。眠れない夜にでも読んでください。

手うがするのに、右も左も関係ない

「手うが」は政治的あるいは宗教的な思想、そしてその対立にとらわれることなく、万人に支持されるものであって欲しいと思っています。
政府のコロナ対応を批判している人、オリンピック開催に反対している人、ワクチン接種やマスク着用に反対している人、コロナはただの風邪だと主張している人、そしてそれらに対抗、反論する人々…あらゆる考えを持った人に手うがを受け入れてほしい。
だから私は何か思うことがあっても、あんまりそういう議論しているところに「コロナ対策はこうあるべきだ」とか「オリンピックはどうするべきだ」とかはなるべく踏み込んでいかないようにしています(ネタにしないとは言ってない)。
私はただの手うがbotで、感染症の専門家でもないし政治家でもないですからね。手うがしろとしか言いようがないのだけれども。

でも、今日は少しだけ踏み込んだ話をしてみようかと思います。

東京都、4度目の緊急事態宣言へ

報道の通り、東京都では4度目の緊急事態宣言が発出されようとしていますが、そろそろ緊急事態宣言の「緊急」という意味を都民は忘れているのではないかと思います。これだけ発出と解除を繰り返していたら、それはもうただの日常事態宣言なのですよ。
現に、都民である私はもう忘れました。緊急事態宣言が出たところで会社は通常営業だし、毎日出勤するし、公共交通機関は普通に動いているし、近所のスーパーは営業しているし、いつも通り手うがする。何も変わりない日常が続きます。
前回の緊急事態宣言で私の行動を何か変えたとすれば「なもり画展に行くのは緊急事態宣言明けてからにしておこうか」程度のことです。(これは必要至急の外出だから仕方ないね)

緊急事態宣言が明けても、まん延防止等重点措置(まん防)による制限は続きました。この2つの違いはすごくざっくり言うと

対象が…
 都道府県単位 ⇔ 市区町村単位など一部地域
飲食店に対する休業の要請や命令が…
 できる ⇔ できない (時短要請はできる)
その命令に違反した場合の罰則(過料)が…
 30万円以下 ⇔ 20万円以下
時短営業への協力金が…
 4~20万円 ⇔ 3~20万円

そして東京都でまん防対象となっているのは…
 23区及び檜原村、奥多摩町を除く多摩地域の市町
要するにクッソ山奥と島以外全部です。

あれ?やってることたいして変わらなくない?

もはや、夜の店がクラスターを起こしてばかりの頃ではありません。職場での感染、家庭内での感染、そして感染源不明…通勤通学経路などでの市中感染と思われる事例も多々あって、どこから感染してもおかしくない状況。

そんな中で、まん防が緊急事態宣言に切り替わったところで、どれだけの効果が期待できるでしょうか。

電車やバスは普通に動いている。朝夕は大混雑、すし詰め状態。会社はテレワークを導入しなかったところで罰則もなければ、導入したところで協力金も出ない(支援制度はあるが申請するにもすごく面倒だし皆がもらえるわけではないので今は考えない)。スーパーには好きな日の好きな時間に行って買い物できるし、用もなく出歩いていても罰則はない…

そして緊急事態宣言に伴う対策の中身をみれば、主に飲食店の営業、特に酒の提供を制限することばかりが目立ちます。

日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば厳令でもなく屁みたいなものでないのかな

とか言うと大炎上するらしいですが、実際その通りでしかなくてですね。

結局のところ、時短・休業要請自体の効果以上に「緊急事態宣言」という言葉が煽る一人一人の危機意識こそが感染拡大の抑止力となってきたのではないか、と思っています。そしてその「緊急」という響きさえも、もう都民の右耳に入って左耳から出て行くような状況になってきているように感じます。つまり何が言いたいかというと、そろそろ(現行の)緊急事態宣言では感染拡大が抑えられないのではないかということです。

目に見えること、見えないこと

では、「経済を回しつつ感染を抑える」という現在の基本路線は維持するとして、感染拡大を抑えるために何をするべきだと思いますか?酒類提供自粛以外で。

まず、ソーシャルディスタンスが確保できているか、マスクを着けているか。これはできているか目に見えて分かります。日本人は周りの目を気にしがちで、なんだかんだその辺りはやっている人が多い印象です。
主な感染対策の中で最も実態が分からないのは、人々がしっかり手を洗っているかどうかではないでしょうか。

その手を最後に洗ったのはいつ?ちゃんと洗った?
本人にしか分からないですよね。
自身では洗ったつもりでも、ちゃんと隅々まで洗えていない可能性すらあるわけです。

手洗いの実態は?

飲食店に行ったときに他のお客さんを観察していると、席を立ってわざわざ手を洗いに行く人は半分にも満たないのではないかと思います。おしぼり、おてふきがあるお店もありますが、それがない店でも全員が手を洗いに行っているわけではなさそうに見えます。

飲食店に限らず、スーパーなどお店の出入口になどに消毒液が設置されていることもありますね。これを申し訳程度に適当につけて満足しているような人をたくさん見かけます。どう考えても足りない量を、どう考えても手全体に行き渡らないようにしていて。そもそも消毒液というのは本来、手を洗ったあとにつけるのが理想であって、汚れた手に消毒液だけ付けたから安心ということはありません。やらないよりはマシかもしれませんが。センサー式やペダル式ではなく手で押すタイプだと、あんまり雑なやりようだと逆にそこから感染しないか不安にありますね。

トイレに行くと手を洗わず出て行く人、洗って濡れた手で髪の毛を整える人を見かけます。石鹸があっても石鹸を使わない人もいます。石鹸がない手洗い場もありますよね。
手を洗っている側からすると「まさかそんなはずが」と思うかもしれませんが、駅のトイレなど利用する機会があれば今度観察してみてください。少なく見積もっても10人に1人は居ると思います。

周囲からの視線も気になるでしょうから、マスクを着けている人は多いです。一方で、手洗いをおろそかにしている人間がまだまだ少なからずいると私は疑っています。

手うがを信じろ

ワクチンに期待している人も多いと思います。実際、ワクチン接種が進めばいずれはパンデミック終息に向かっていくことが期待できます。
けれどもここで正しい手うがを習慣付けなければ、再び新たなウィルスや菌が現れたときに、同じことが繰り返されてしまいます。
今回つくられたワクチンは、今回のために用意されたものでしかありません。手洗いは、いま目の前にあるコロナに限らず、多様な感染症を予防することができます。手洗いは、第2第3のパンデミックを防ぐ可能性を持っているのです。
ワクチンの安全性に不安がある人も、ワクチンにマイクロチップが入っていて5Gにつながると信じている人々も、さすがに手を洗うことが危険だとか、手を洗ったら位置情報が発信されるなんて考えていない…ですよね?

手洗いの重要性を人々に認知させ、「正しい手洗い」を身につけさせること。また、手洗いができる環境を整備していくこと。ここにもっとお金をかけてもいいんじゃないか、と考えています。

テレビ、新聞、インターネット…各種メディア広告での周知。「手を洗おう」くらいの呼びかけではなくて、もっと具体的なものを。
そして、手洗い環境の整備。手洗い場の設置や自動水栓への交換に補助金など…

自動水栓もっと普及しろ

本来、手を洗うときは同時にハンドルやレバーを洗うことが望ましいです。最初に手を洗う前の汚れた手でそれを操作しているのですから。
ペーパータオルなどを使用して手が直接触れないようにハンドルやレバーを操作するというのも一つの方法かもしれません。

でもそんなこと、誰がやっているでしょうか?
手うが意識が高い人やbotはやっているかもしれませんが、おそらく大抵の人間がやっていないと思います。

手を洗いに来たのに、その蛇口を介して手が汚れるなんてそんな馬鹿げた話はありません。
私は世の中の水栓を全部自動水栓に取り替えてしまいたいです。

休業要請と協力金はその場しのぎの支出でしかありませんが、自動水栓の導入にお金を使えば、少なくとも水栓メーカー、工事業者などは潤います。また、設備によって手洗いをする人が増え、接触感染のリスクが抑えられる。これはコロナ対策を超えた未来への投資であるわけです。

また、必要なときだけ水が出て止め忘れることもありませんから、水の無駄遣いを減らすことができてとってもecoです。
環境大臣にもぜひ考えていただきたいですね。

それなりに財源が必要であろうとは思いますが、休業要請と給付金のたびにかかる支出を考えれば安いものではないでしょうか。

時短営業、休業要請、酒類提供の制限…
それもいいけれど、基本中の基本である手洗いをいま一度呼びかけてほしい。もっと強く、もっと深く…人々の手洗いに対する意識を高めてほしい。そんな願いを込めてここに緊急手うが宣言を発出いたします。

私もそういう一助になりたいけれど、私の影響力なんてたかが知れてるので無理ですごめんなさい。推しの配信のアーカイブ溜まりすぎてて消化したいんで。積みボイスがどんどん増えてブルジュ・ハリファになりそうなんで。ごめんなさい。
ま、これからもゆるりと頑張っていきたいですね。Twitterでみんなのことを見守っていますよ。

あれ?「うがい」は…?

そ こ に 触 れ て は な ら な い 。

一般家庭でも導入できる(かもしれない)自動水栓

自動水栓の導入にあたって課題となるのは配電の問題ではないかと思いますが、電池式の自動水栓もあります。
工事業者を呼ばなくても自分で取り付け可能。
ぜひ一度、設置をご検討ください!
ここまで読んでいただきありがとうございました!

※蛇口によって対応していないものもあります。商品ページの説明をよく読んでからご購入ください!

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