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最近の記事

人生の難易度が違う件について

最悪の人生と最高の人生って何だろう。 例えば生まれた時から凄く狭い地下牢のような所に閉じ込められて、一生そこから出られないとしたら普通の人は発狂するし、そんな所で幸福な人生を送るどころかまともに生きることさえ難しい。 逆に平和な国の裕福な家で生まれ、容姿と才能に恵まれて周囲の人々や環境に恵まれたとしたら不幸を感じることさえ難しい。 人生の難易度が人によって異なるのは明らかだろう。 もちろん個人の資質の問題があるにせよ、こんなの誰がやっても無理ゲーじゃない?なんて境遇も実際存

    • 人生はただ楽しめばいい

      人生はただ楽しめばいい。 そんなことは誰もが分かっている。 それがなかなか出来ないから困ってるんだろという声が聞こえてきそうだ。 自分もずっとそうだった。 人生は楽しいことばかりじゃない。 むしろ苦しいことの方が多いかもしれない。 だがもし苦しいと思うことまで楽しめたらどうだろうか。 そんな夢物語見たいなことが可能なのだろうか。 そもそもなぜ多くの人が多くの場面で苦しんだり不快を感じたりするのだろうか。 雨が苦手なんだが、子供の頃は雨だろうと晴れだろうと気にせず遊んでいた

      • 自己コントロールについて

        よく自己コントロールが大事だという。 自己コントロールって自分が自分をコントロールすることだが、自己コントロールを失った自分を自己コントロールを失った自分がコントロールすることはできない。 じゃあどうすんのって話になる。 実は自分って1つじゃなく2つある。 本物の自分と偽物の自分。 偽物の自分というのは生まれた後に周りや環境や社会の影響によって創り上げられた仮初の自分。 本物の自分というのは生まれる前から存在していた自分。 自己コントロールというのは本物の自分が偽物の自分を

        • 天界に住んでいた私は満ち足りた生活に飽き飽きしていた

          全てが愛と善で包まれた世界、欲しい物は何でも手に入るし痛みも苦しみも不快もない。 ただ安穏があるだけ。 絶対的な安心があるだけ。 それが永遠に続く。 そのことに段々と堪え切れなくなった。 そこで私は再び人間界に行くことにした。 あれほど嫌で大変だった人間界へ。 人間界へは記憶を持っていけないから人間であることに没頭し、人間であることに苦しみ、人間であることに絶望することもある。 あの不快が充満する人間界に再び挑もうと思っている。 また今回も人間であることに翻弄されるのだろう

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          なぜ国債増発しても国が破綻しないか

          なぜ国債増発しても国が破綻しないか

          Cresteaju(第1話)

          第1話 襲撃 クレスフィールド市民「来たぞ!!」 ガゼール「ついに来たか・・・エターナルめ・・・。」 議員「議長、我々に勝算は?」 ガゼール「・・・心配するな。いずれこのときが来るだろうと準備をしてきたのだ。」 ルナン「父さん、わたしも戦うわ!いいでしょ?」 ガゼール「ルナン、無理はするなよ。」 ガゼール「みんな聞いてくれ!ついにエターナルがこの町へ攻め込んできた。知ってのとおりエターナルは大陸統一を企んでいる。今日まで何度も支配下に入るよう迫られたが、無論我々はそれに従う

          Cresteaju(第1話)

          Cresteaju

          クレスティーユ 原作:Shou氏 ※Cresteaju(クレスティーユ)とは2001年7月30日にShou氏により発表され絶大な支持を得たフリーRPGソフトです。https://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se203930.html          当作品の著作権は原作者のShou氏に帰属しており転載不可とさせて頂きます。 またこの度Shou氏にクレスティーユの小説を書くことを快くご承諾頂きましたことを心より感謝致します。なお2話以降

          頑張っていきまっしょい 原作に魅せられて

          1998年に公開されたこの映画は当時の私の記憶ではそれほど注目もされず、ヒットもしなかったような気がする。 主演の田中麗奈もまだ知名度的にはそれほどでもなく、聞いたことあるかも程度だった。 そんな私が映画館でこの作品を見た理由は松山に3年ほど住んでいたという縁があってのことで、ボートにも出演者にもまったく興味が無かった私を映画館に赴かせたのであった。 後に評価が高まり、ドラマ化されたことからもこの作品をご存知の方も多いだろうが、内容は愛媛県松山市を舞台にした高校女子ボート部の

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          noteがいまいち盛り上がらないと思う理由と対処法

          まず最初に断っておくが、noteがいまいち盛り上がっていないコンテンツと思っているのは完全に私の主観である。 noteの売りは気軽に有料記事を出稿できる点にあると勝手に思っている。 しかしながらどこの馬の骨とも分からない人間の記事なんかにお金を払ってくれるほど世の中甘くはない。 noteに出稿されている人はある程度知名度がある方が多いような気がする。 そういう方の記事だっていいね数から考えるとそれほどレビュー数は上がっていないのではないだろうか。 ましてや有料記事と

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          日本式労働システムの欠陥

          日本式労働システムの欠陥 就職氷河期とよばれる1993年から2005年の間、バブル崩壊後の不景気の中ただでさえ数の多い団塊ジュニア層は苦戦を強いられることとなる。 実はもう1つ要因があって、日本の正規労働者はよほどのことが無い限りクビにできないようになっており、クビにする場合でも多額の金銭を支給しなければならない。 例えば欧米のように簡単にクビを切れるような制度(ただし手厚い社会保障があってのことだが)であった場合、使えない年齢が高めの社員はとっくにクビになっていて、就職氷

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