Cresteaju

クレスティーユ
原作：Shou氏
※Cresteaju（クレスティーユ）とは2001年7月30日にShou氏により発表され絶大な支持を得たフリーRPGソフトです。https://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se203930.html　　　　　　　　　

当作品の著作権は原作者のShou氏に帰属しており転載不可とさせて頂きます。
またこの度Shou氏にクレスティーユの小説を書くことを快くご承諾頂きましたことを心より感謝致します。なお2話以降の投稿は未定ですのでご了承ください。

序曲（原作より）

神聖なる国フィルガルト
その神聖なる都イリーディア
大いなる災いが渦をなす中
それでもそこは栄えた

しかし
人は満たされはしなかった
神の領域
そこを人は侵そうとした

人は神の両手をちぎりとり
ふたつの力を手にした
それは
秩序を混沌に沈め
未来を過去へとかえすもの

フィルガルトはさらなる繁栄をしたが
神の手は人には重すぎた
人がそれを操れなくなったとき
大いなる災いの渦が流れこみ
その渦はさらなる裁きを
神聖なる裁きを
フィルガルトと
イリーディアと
そして

人に下した

あらすじ

かつて強大な軍事力と技術力で大陸全土を支配した神聖フィルガルト帝国。
原因不明の壊滅から1000年の時が経過した。
大陸は豊かな自然に覆われ、人々は様々な動植物とともに共生の道を模索していた。
しかしそのような牧歌的な暮らしの一方で、大陸統一を画策するエターナル教団の脅威が徐々に影を落とし始めていたのである。

1話の登場人物など（Wikipedia参照）

ルナン
本作の主人公。
推定18歳の赤髪の女の子。
クレスフィールド議長ガゼールの養女。
トマトと温泉が大好き。
物心ついた時から魔法が使える特殊な能力の持ち主。
引き取られる以前の記憶がない。

ガゼール
クレスフィールド議会の議長。
森の中で記憶を無くした幼いルナンを保護して今日まで養女として育てあげる。
町民からの信頼が厚い。

フォールン
エターナル教団幹部。スパイとしてクレスフィールドにて潜入活動を行う。非常に優れた戦闘能力をもちエターナルの中でも最上位に位置する。

その他
クレスフィールド
クレスフィールド高地の東の麓にある街。織物が特産。

ウェスカ
中央山脈の南側サウスフィルガルトにある街。

エターナル
大陸統一を目論む新興宗教団体。
強引な勧誘や粛清などで人々の暮らしを脅かす。

グランドシップ
旧世界の遺物。
胴体部の魔導球によって陸上を浮遊しながら移動できる大型陸上船。
人や物の移動にかかせない存在。