見出し画像

「Apple」と「同棲」の共通点

おはようございます。毎日投稿58日目になりました。今日も頑張っていきましょう!

Appleと同棲?

   Appleと同棲と聞くと、全く異なるもので共通点なんてないと思われることでしょう。しかし、この共通点から、同棲に潜む意外なリスクが分かります。

Appleについて

   Appleは、今やiPhoneやMacBook、Apple Watchなど様々な商品をヒットさせています。このApple製品の特徴の1つは、そのデバイス間の連携にあると言えます。つまり、Apple製品に囲まれれば囲まれるほどそれぞれが使いやすくなるということです。そして今や、Appleは人々にApple製品に囲まれることが可能な環境を提供しています。
 
   携帯電話(iPhone)、パソコン(MacBook)、腕時計(AppleWatch)、イヤホン(AirPods)、タブレット(iPad)、テレビ(AppleTV)などのハードウェアだけでなく、ソフトウェアでもアプリとしてプレゼン資料作成(Keynote)、文書作成(Pages)、健康管理(AppleHealth)など、日常サービスの多くをApple製品で供給することが出来ます。
 
   そしてそれらの連携が、その他の企業にとっての参入障壁を作り出しています。この「捕らえた獲物は離さない」的なビジネス戦略を「囲い込み戦略」と言ったりします。実は、この囲い込みこそが同棲との共通点です。

同棲のハードル

   同棲は、一般的に「パートナーとの結婚の前段階として相手を見極める最終段階」として効果的な判断だと考えられています。同棲を経て結婚を決断するカップルの数というのは年々増加傾向にあります。
 
   しかし、実はある追跡調査によると、同棲を経て結婚したカップルは結婚生活の満足度が同棲せずに結婚したカップルよりも低く、離婚率も高いそうです。一体なぜでしょうか?
 
   同棲は、結婚に踏み切る前の結婚よりもハードルが低い、結婚の前段階として選ばれることが多いでしょう。しかし一方で、同棲のハードルを過小評価し、「早めに同棲してしまった方が相手のことを早く知れるし手っ取り早い」として採用されることも少なくありません。実はその選択が、同棲を経た夫婦の離婚率を高めているのではないかという話があります。

   同棲は、そのハードルの低さからよく用いられます。カップルからすれば、相手に同棲を持ちかけられたら断りづらいし同棲くらいならいいかと思って承諾するということもあるでしょう。
 
   しかし、同棲は「入りやすいが抜け出しにくい」という最大のワナがあります。同棲するとなれば、家具や家電を2人で揃える必要があります。また、お金の問題もありますし、同棲生活が長くなればなるほど周りの目も定着していきます。
 
   そうなると、気付いたら簡単には抜け出せない状況が成り行きによって形成されてしまいます。そしてそのまま「見極める」という願いも叶わず結婚し、離婚率が高まるというわけです。
 
   つまり、同棲とはAppleと同じ、入りやすいけど抜け出しにくい、「囲い込み」の性質があるわけです。

解決策

   上の話が書かれた「人生は20代で決まる」の著者メグ・ジェイは、この解決策はなんと言っても「簡単には同棲を始めず、同棲するならその前に相手の真剣さや誠実さを明確にすること」とアドバイスを残しています。
 
   結婚は人生における最大の決断とも言えます。その決断を後悔しないものにするために、こういった話は大きな価値があるのではないかと思っています。

   以上、結婚について考える(結婚には縁遠い)20歳がお送りしました。m(_ _)m

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?